家族でたのしくフィッシング

主に家族で釣りを楽しむためのお話をつづるブログです。釣りに関する様々な情報や、道具のご紹介などを綴っていきます。

ひょっとして爆釣!? 台風と釣りの関係について

 本ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

 この記事を書いている時には、台風5号が日本へ接近中なのですが、今回は台風と釣りの関係についてのお話です。

 

 

台風と釣りの関係について

イントロダクション

 台風につきものと言えば、雨と風ですね。

 台風が直撃している頃の雨や風の勢いはものすごいですが、海釣りをしている時に感じることは、台風の位置がまだずいぶんと遠い(例えば沖縄近海辺りだったり、四国地方のまだまだ南ぐらいだったり)時でさえ、熊野灘周辺の海は風と波で大荒れだったりします。

 

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 天気予報では「風速8メートル」とされていた時の、伊良湖表浜の海の状況です。

 

 写真でぱっと見た感じでは「なんだ、大したことないじゃん」と思われる方もおられるかも知れませんが、僕が実際に海辺に立った時には、強い風のせいで仕掛けを海に向かって投げることもままならず、波打ち際からかなり離れた場所にいても吹き付ける強風に乗った水しぶきが飛んでくるといった状況でした。

 また、ちょっと油断すると写真よりもさらに大きな波が浜辺に打ち寄せて、波に飲み込まれないように慌てて走って逃げなければならないといったこともありました。このような状況の場合、自分だけの釣りの時もそうですが、家族を連れての釣りは安全確保のため諦めましょう。

 

 僕が行く釣り場の中では、特に熊野・七里御浜海岸が強風や高波の影響を受けやすく、台風が発生していない時でさえ、強風の影響で発生する高波によって釣りが出来なくなるケースも多いです。

 日本三大花火大会の一つとされる熊野の花火大会も、海辺で花火を打ち上げるためちょっとした高波(といっても、素人目にはものすごい高波に見えますが)でも延期・中止に追い込まれることがあります。

 

 こんな時、伊勢湾内であれば、波はまだ比較的穏やかだったりするのですが、当然のことながら台風の接近に伴って風が強くなり、その結果として湾内の波も徐々に高くなってきます。

 伊勢湾と似たような条件の地域としては東京湾や大阪湾、瀬戸内海地域などが挙げられると思います。また、台風の通過コースにもよりますが、日本海側の沿岸も台風の影響を受ける時期は比較的遅めなのではないでしょうか。

 

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 こちらは確か「風速6~8メートル」ぐらいの時の、伊勢湾内のサーフです。ちなみに台風の接近などはありませんでした。

 

 サーフィンやウィンドサーフィンなどをする分にはいい具合の海の状態なのかも知れませんが、こと釣りをする分においては「釣りどころではない状態」でした。投げ釣りをしようにも、風が強すぎて仕掛けが遠くまで飛びません。

 

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 次の写真はさきほどのサーフの隣にある漁港の、同じ日の同じ時刻の湾内です。かなりの高さの波が立っているのがお分かりでしょうか?

 このような状態では、ちょい投げ釣りやサビキ釣りをしても魚のアタリが全く分からないし、ましてやウキ釣りなどは風の影響でウキが真横に寝てしまう勢いです…もしどうしても、こういう状況の時にウキ釣りをする(あるいは、しなければならない)のであれば、風の影響を受けにくいドングリウキ(円錐ウキ)を使えば何とかなるかも知れません。

 

 でも…

 

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 先程と同じ日で同じ漁港内、同じ写真の撮影ポイントですが、撮影方向だけを変えてみました。

 先程ご覧いただいた漁港内の風景は、写真向かって右側になります…堤防を一つ隔てたさらに漁港内の奥の部分(写真向かって左側)は、波風が遮られて水面も穏やかなのが見て取れます。

 

 家族で釣りに行ったときに、その日が波風の強い日だった場合には、このような「風裏のポイント」を探して釣りをされると良いでしょう。

 波風の強い時でも、このような風裏のポイントに釣座をかまえることが出来れば、多少の不便は感じるもののまず問題なく釣りをすることが出来ます。実際この日にも一人、ちょい投げ釣りをしている青年がいました。

 

 

台風が接近中の時には

 当たり前の話ですが、絶対に海には近寄らないでください。

 風も波も非常に強く、大変危険です。「多少の風波ぐらいだったら大丈夫」などといった感じで、台風の接近に伴い風や波がだんだんと強くなっていく中で竿を出している人などもいるのでしょうが、相手は自然、人間の一瞬の気のゆるみやちょっとした天候の気まぐれが、海難事故につながってしまいます。

 

 そして、海難事故が発生するとその救助に当たらなければならない関係者の方々(主に海上保安庁の皆さん、その他場合によっては地域の漁師さん、海上自衛隊の皆さんなど)への影響も大で、場合によっては二次被害を発生させてしまうかも知れません。一回の釣行を我慢するだけですむはずのものが、釣り人のわがままで自分自身のみならず大勢の人にも迷惑をかけてしまいます。

 

 ちなみに、テレビ局の台風情報などでレポーターの方々が大荒れの海をバックに中継を行っていたりしますが、あれっていかがなものなんでしょうかね?

 個人的には、二次被害を招きかねないケースの典型例だと思うのですが…そのあたり、確かNHKだけは「二次被害を発生させないため」ということで、自然災害時の現場からの中継は行っていないと聞いたことがあります。

 まあ彼らも仕事で行っている(=必ずしも自身の意志では行っていない)ことなので、あまり悪く言いたくないとも思うのですが…皆さんくれぐれも、身の安全を心がけていただきたいものです。

 

台風が通過した後は

 台風が通過した直後は、大雨や風、波の影響で海のみならず、海へと流れ出る河川からの水も濁っているケースが多いです。

 

 大きな水の流れや濁りが魚釣りに与える影響は大きい(強い水の流れによって海水中の酸素濃度が上がったり、エサとなる小エビやカニが舞い上がっていたり、水の濁りによってエサを食べる際の警戒心が薄れたりします。)のですが、あまりにも水が濁りすぎていたり、河川からの流れが強すぎたりすると、魚達も泳ぎづらいのでしょう、環境が安定した海の深い場所へと移動し様子を見ているようです。

 

 よって、台風通過直後ではなく、台風が通過した数日後ぐらいが魚が良く釣れると言われています。海水の濁りについても、河川から流れ込んだ大量の泥や砂が混じった濁りは魚達も敬遠しますが、薄い緑色っぽい状態の海水であれば、ほどよく魚が釣れるはずです。

 河口付近の釣りでも、大雨による増水で普段蓄積されていたヘドロやごみなどが全部海へ流されるので、河川の水量が元のレベルに戻った頃には魚が暮らしやすい(=魚が釣りやすい)環境が整っていることでしょう。

 

 今回の台風5号の通貨状況を見ていると、魚が良く釣れる時期は早くて来週の水曜日以降、来週の週末(6月16日~17日ぐらい)はいい塩梅なのではないでしょうか?

 この記事をご覧いただいている皆さんにおかれましても、くれぐれも身の安全に注意して釣りを楽しんでください。次回もまたよろしくお願いいたします。