家族でたのしくフィッシング

主に家族で海釣りを楽しむためのお話をつづるブログです。海釣りに関する様々な情報や、道具のご紹介などを綴っていきます。

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新品 VS 中古品 釣具を買うときにお得なのはどっち!?


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 台風21号が発生して、また日本列島に向かって北上中とのことで…また仕事だよ、Jackです。

 週末に海が荒れて釣りに行けないのもつらいのですが、この歳で徹夜仕事が頻発するのはさらに辛いです…とりあえず、海の天候が悪い日にはよく釣具屋巡りをするのですが、今回は釣具を買うときに新品と中古品のどちらがお得かについて、僕の視点からお話しします。

 

 

新品と中古品、釣具を買うならどっちがお得!?

基本的な考え方

 釣り道具は基本的に、すべて消耗品です!!

 

 僕も釣りを始めた当初は「できるだけ道具は長持ちさせて、使いまわして」を心がけ、不注意でつけてしまった竿やリールの傷に落ち込んだりしましたが、ここ最近になってようやくこの境地にたどり着けた気がします。

 

 ウキやおもり、針や糸などは言うに及ばず、竿もずっと使っているとだんだんと新品時の弾力などを失ってきますし、リールにもガタが来ます。クーラーボックスなどは堤防やサーフに直置きしたり、クルマの中で他の荷物と一緒に積まれてこすれあったりして、案外簡単に傷だらけになります。

 それらの傷は、すべて自分の釣りの勲章とも言えます。そして、必要な性能を失ってしまった釣り道具は、いつか買い換えるしかないのです。ここ特に重要、いざという時には奥さんにもしっかりアピールしましょう。(笑)

 

 とは言っても、釣りを趣味としない人から見れば「どーだっていーじゃん」って言われることもしばしばです。あるいは、趣味の道具にそれほどのこだわりを持たない人だっていることでしょう。

 そんな中で、僕なりの釣具の買い方をご紹介しますので、皆さんに参考にしていただければ幸いです。

 

釣り道具の選び方(新品か中古品か)

竿またはリールの場合

 僕の場合、この二つは基本的に新品を購入しています。

 と言いますのも、中古品で竿やリールを探すとなると、程度の良いものは新品とほぼ変わらない価格ですし、価格が安いものは相応の程度(汚れていたり、傷が多かったり)であることがほとんどです。道具の程度なんか気にしないという人であれば中古品でもOK、やっぱり綺麗でカッコイイ道具の方が良いという人は新品を買いましょう。

 

 ただ、基本的には新品派の僕でも数少ないながら例外はあります。それは「気に入った廃番モデルの美品を中古品で見つけた場合」です。

 

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 僕がいつも使っているシマノの「エアノスXT」シリーズの、1000番のスピニングリール(浅溝スプールタイプ)です。

 

 僕が大人になってから始めた海釣りで、一番最初に買ったリールがこの「エアノスXT」シリーズだったのですが、価格が手頃な割にはしっかりした動作で、使い勝手も良かったので、2000~2500番台のリールを2台持っています。

 しかしながら、アジングをするに当たって「コンパクトなスピニングリール」を使ってみたくなり、色々と探してみたのですがピンとくるリールが無くて困っていたところで、既に廃番となっていたこの「エアノスXT」を見つけました。

 

 箱は無いものの、見たところ傷一つないほぼ未使用品の状態で、価格も新品販売時の6割程度だったので、ちょっと迷いましたが結果的に買っちゃいました。

 

クーラーボックスの場合

 個人の好みで好きな方をどうぞ…というのが基本ですが、中古品で綺麗な状態のクーラーボックスというのは、あまり見かけないですね。

 使用感たっぷりの状態のものがほとんどです。性能的にはそれ程大きな問題は無いと思われますが、自分の好みと気分で買って下さい。

 

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 ごくごくまれにですが、投げ釣り専用モデルやルアー釣り専用モデルなどでいろいろな装備が付属されたものが中古品で売られていることもあります。自分の釣りの用途と照らし合わせて、お買い得だと思えたら買っちゃうのも手です。

 

仕掛け類の場合

 中古品で状態の良いものがあれば、迷わず買いましょう。

 これらの仕掛け類は新品で買っても、釣りをしている間にどんどん傷だらけになっていきます。あるいは、根掛かりなどでロストする可能性も高いです。

 

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 未使用品の天秤おもり(30号)が、一個54円で買えました。

 パックに入った状態の新品だと、二個入りで数百円します。根掛かりすれば無くしてしまうものですし、仕掛けをガンガン投げ倒すと、どんどん傷だらけになっていくものです。

 

 電気ウキなども、安いもので一個500~600円ぐらいの価格ですが、中古品であればその半額以下で買える場合があります。

 ただし、電気ウキについては電池を入れるためにウキが上下で分割できるものがほとんどですが、その接合部分のパッキンのゴムがへたっていないかどうかは確認しておきましょう。直ちに浸水することはないと思われますが、念のため。

 

ルアーの場合

 ルアー釣りをされる場合も、中古品で良いものがあれば迷わずゲットです。

 

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 中古釣具屋さんでは、現行モデル(の古くなったもの?)が通常価格の半額程度で売られていることがあります。

 写真のようなワーム(柔らかいプラスチック製の、虫や小魚、甲殻類などを模したルアー)は根掛かりをしたり、フグ等にかじられたりして消耗が激しいので、日頃使用しているものが中古品として安く売られている時には、つい買いだめしてしまいます(そしてタックルボックスの中身がパンパンに…買いだめも程々にしておきましょう。)。

 

 あるいは、メタルジグなどのハードルアーも、メーカーやモデルにこだわりがなければ案外どんなものでも魚が釣れるので、新品で買うよりも中古品で買う方がお得なケースがままあります。

 

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 ダイワのルアー(特に廃番となってしまったモデル)の未使用中古品は、僕なら迷わずゲットします。作りもしっかりしていますし、現行品で似たようなモデルのものの半額ぐらいで買えると超ラッキーです。

 特に写真右上の「澪示威(れいじい)6S」というモデルは、個人的にはなぜ廃番となってしまった(かどうかは分かりませんが、現在カタログには載っていません。)のかが不思議なぐらいに使い勝手が良いルアーなので、中古品で見つけた時にはほぼ必ず買ってしまいます。

 

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 ただし、ルアーの中にも一部例外はありまして、例えばこの「エリア10」というシーバス(スズキ)釣りでは超定番のルアーの場合、中古品を探すとなると美品は新品価格とほぼ同額になってしまうため、僕の場合は「どうせなら新品を買おう」という方向になるでしょう(写真のルアーは、たまたま美品が割安で売られていたので中古品で買いました。)。

 釣具屋さんを巡っているとこの「エリア10」に限らず、ある程度以上の大きさのルアーになると中古品の美品を買うよりは、新品を買う方が結果的にお得?なことが多いようです。

 

ライフジャケットの場合

 できるだけ新品を買いましょう。必ずしも中古品が悪いという訳ではありませんが、ライフジャケットの性能を左右する「浮力体(海で浮いていられるようにするための素材で、硬めのスポンジ状のものもあれば、付属のボンベのガスで膨らむ浮き輪のようなものもあります。)」の状態はぱっと見た目だけでは分からず、「いざ海に落ちた時にも、ちゃんと浮いていられるのかどうか分かりにくい」という不安感が残ってしまうこともあります。

 命に関わる道具なので、出来るだけしっかりとした新品を購入しましょう…ただし、「無い」よりは「中古品でもある」ほうがはるかに良いです。お財布事情との相談の中で、なかなか新品を買うところまでいかない場合は、中古品でも良いので必ずライフジャケットを着用するようにして下さい。

 

まとめ

 釣り道具以外のものでもそうですが、中古品を買う際の「目利き」は、ある程度の知識や経験が必要となってきます。

 そういった意味では、初めて釣りをするに当たっては、「安心料」を含めて新品を購入するか、「傷や使い勝手は気にしない」と割り切って中古品で揃えるか、どちらでもいいと思います。いずれの場合にせよ、それらの釣具達はいつかその役目を終えて、次の道具へとバトンタッチされることになるのですから。

 

 …とは言っても、やっぱり釣具屋さん巡りは楽しいんですよね。何だかんだ言って、新品中古品を問わず、つい色々と衝動買いをしてしまいます。(苦笑)

 僕の釣具の揃え方(の考え方)が、皆さんにとって何かのお役に立てれば幸いです。