家族でたのしくフィッシング

主に家族で海釣りを楽しむためのお話をつづるブログです。海釣りに関する様々な情報や、道具のご紹介などを綴っていきます。

スポンサーリンク


続・少しの傷なら大丈夫!! ロッドについた小傷の修復方法について


スポンサーリンク

 いつも当サイトをご覧いただき、誠にありがとうございます。Jackです。

 

 ここ最近の皆さんからのアクセス状況(検索流入)を見ていると、スピニングリールのスプールエッジについた小傷の消し方の記事をご覧いただいている件数が結構あるように見受けられました。

 という訳で、リールの記事がご好評であれば、ロッド(釣竿)の記事でも対応したいと思います。今回はロッドについた小傷の修復方法についてです。

 

 

ロッドについた小傷の修復方法について

イントロダクション

 僕自身が釣りに行った時にもちょくちょくやってしまいますが、特に家族(子供連れ)で釣りに行くと、リールだけでなくロッドにも小傷がつくことがままあります。

 

 我が家のロッドはほとんどが入門用~初心者用ですが、それでもやっぱり道具に傷がつくと少なからずへこみます…といっても、ついてしまった傷についてはどうしようもないですよね。

 

 という訳で、今回は条件付きではあるものの、ロッドについた小傷を消す(というか、目立たなくする)方法をご紹介いたします。

 

使用するアイテムは?

 では、ロッドの小傷を目立たなくするために使用するアイテムは、と言いますと…こちら!!

 

f:id:Jackpot_fishing:20181023185204j:plain

 100円ショップで売られている、マニキュアのトップコートです。

 

 こちらのトップコート、ルアーの表面に塗って傷がつきにくくするために使用していましたが、ものは試しにと思ってロッドに塗ったら、あら不思議。

 

f:id:Jackpot_fishing:20181023185339j:plain

 表面上のこすれ傷ぐらいだったら、よくよく見ないとまず分からないぐらいまでには傷を目立たなくすることが出来ますよ。

 こちらの写真では、ロッドホルダーに竿を立てかけているうちに出来た小傷にトップコートを塗ってみたものですが、いかがでしょうか?

 

 僕が使用しているトップコートは速乾性のタイプで、少し深い傷などは何度も重ね塗りを繰り返す必要がありますが、塗って1分と経たないうちにほぼ乾いてくれるので修復作業がラクチンです。

 あまりに分厚く塗りすぎると、ロッドが大きくしなった時にコーティングが割れたりする可能性も否定できませんが、これまでのところ我が家のロッドではそのような事態は発生していません。

 もしも塗布したトップコートが何らかの理由で割れてきた時には、いっそ全部剥がして再度塗り直せば大丈夫ですよ。

 

f:id:Jackpot_fishing:20181023185422j:plain

 その他、トップガイドを交換した後処理の部分にも塗ってみました。

 新品で買った状態ではこの部分、ぽってりと塗料がついていたのですが、トップガイドリングを割ってしまって釣具屋さんでSiCリングのトップガイドに交換してもらったところ、釣具屋さんが塗ってくれた継ぎ目のエポキシ樹脂が、乾くと思いのほか薄くなってしまいました。

 そこでその上からトップコートを何度か塗り重ねた結果が、上の写真です。新品同様とまではいかないものの、なかなか悪くない結果が得られました。

 

この方法のデメリットは?

 では、この修復方法に何かデメリットがあるのかと言われますと…実は一点だけ、デメリットというか傷の修復が出来ないケースがあり得ます。

 

 それは「マット塗装がなされたロッドでは、この修復方法は使えない(使っても綺麗に見えない)」という点です。

 当たり前の話なのですが、マニキュアのトップコートはクリア系の溶剤なので、表面がクリアコーティングされているロッドの表面の小傷はごまかすことが出来ますが、マット塗装(つや消し黒など)のロッドの表面の小傷はどうにも消しようがありません。

 

 市販されているロッド全体数における割合で言えば、マット塗装のロッドの数はおそらく少ないと思いますが…でも、おそらくはめちゃくちゃ高価なロッドなんでしょうねぇ。そういうロッドは、出来るだけ傷をつけないよう大切に取り扱ってあげて下さい。(笑)

 

その他、ロッドのお手入れあれこれ

 その他、ロッドのお手入れに関する豆知識ですが、村田基さんいわく「コルクグリップの汚れは水で洗うとコルクがやせてしまうので、シンナーで拭いてください。非常に綺麗に汚れが落ちます」とのことでした。

 

www.familly-fishing.net

 

 また、同じく村田さんは「コルクグリップのコルクが痩せてポツポツと穴が目立ち始めたら、釣具屋さんでコルクパテを購入してグリップにさっと塗った後で余分なパテを拭き取り、一日乾燥させて修復してください」ともおっしゃられていましたので、ぜひご参考までに。