家族でたのしくフィッシング

主に家族で海釣りを楽しむためのお話をつづるブログです。海釣りに関する様々な情報や、道具のご紹介などを綴っていきます。

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穴釣りとウキフカセ釣りのコツを再確認できた日 ファミリーフィッシング大会参戦記


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 結果良ければすべて善しですが、ちょっと疲れています。Jackです。

 今日は家族総出でフィッシング遊さん主催のファミリーフィッシング大会に参加したお話をご紹介します…なんだか久々に「家族でたのしくフィッシング」のタイトルらしい記事が書けます。(笑)

 

 

ファミリーフィッシング大会参戦記

イントロダクション

 本日参加した、フィッシング遊さん主催のファミリーフィッシング大会に初めて参加したのは二年前のことでした。

 

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 その時には、ちゃっかり次男が表彰台に登っていたりして。

 

 で、昨年は 天候不良で大会スケジュールがお流れになってしまい、今年こそはということで僕と長男、次男の三名でエントリーをしていました。

 ところが、ここ最近色々とあって大会参加を見送りかけていたのですが、折角にーちゃんズも二年ぶりの参加を楽しみにしてくれていたのでエイヤッで行ってしまおうとしたところ、予想外にも長女が「私も行きたい」と言い出し、そこからなし崩し的に一家五人でファミリーフィッシング大会へ行くことになりました。

 

そこそこ早めに現地入りしたはずが…

 今回の釣り大会、受付開始が午前6時からで、釣り大会開始は7時半からの予定でした。そこでとりあえず、午前6時過ぎ頃に大会会場入りをしたのですが…

 

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 なんかもう、クルマを停めるところが見当たらないぐらいに賑わっているんですけれど。(汗)

 

 遠目に見ても、釣り大会の会場全体に参加者&その他の釣り人の皆さんがいっぱいいて、釣り座(釣り場所のこと)を探すのにも一苦労しそうな雰囲気です。

 

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 うわー…。

 

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 皆さん、どれだけ気合入ってるんでしょうか。(汗)

 堤防の上にほぼびっしりと釣り人がいる中で、まずは何とか我が家の釣り座を確保します。

 

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 今回は一家五人で来ているので、おそらくは途中で暇になるであろうカミさん&長女用の折り畳みチェアを持参しました。

 

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 子供達も、それぞれ釣りの準備をしています。ライフジャケット着用を全く嫌がらないのは、大変ありがたいですね。

 

 今回の釣りは久々の「ウキフカセ釣り」です、さっそくコマセ(撒きエサ)と仕掛け(シンプルな固定式の棒ウキ仕掛け)を作り、にーちゃんズに竿を渡します。

 子供達に消波ブロックの上で釣りをさせるのは、実は今回が初めてでした。出来るだけ足場がフラットな場所を選んで釣りをさせました。

 

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 竿を出すにーちゃんズ、僕は今回はサポート役です。

 しかし、なかなか魚の気配が感じられません…外海に面した場所を選んだので、潮の当たり具合などは決して悪くは無いはずなのですが。ちなみに、周囲でも竿はほとんど曲がっていませんでした。

 

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 カミさんと長女は、カメラを持ちながらあちらこちらを散策しています。カミさんが長女の面倒を見ながら、二人で上手に楽しんでくれている模様でした。

 おかげさまでこちらは、にーちゃんズのサポートに徹することが出来ました。

 

やっぱり頼りになるのは…

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 現場の流れが一変したのは、やはりお師匠様が来てくれてからでした。(苦笑)

 

 実は二年前の釣り大会の時にも、お師匠様は我が家のサポートに来てくれたのですが、今回は次男に穴釣りの方法を教えてくれていました。釣り大会だということで、釣れない時間帯に無理にウキフカセ釣りをするよりも、確実に魚が釣れるであろう穴釣りの方が有利だし、子供達も楽しいだろうとのご配慮でした。

 なお、お師匠様曰く「穴釣りの時にもコマセは撒くけれど、量は少なめに魚をじらすぐらいで。あまりたくさんのコマセを撒くと、魚のお腹が膨れてエサを食べに来なくなるから」とのことでした。

 

 消波ブロックの上からのウキフカセ釣りがメインのつもりだったので、今回は穴釣り用の短めの竿を持ってこなかったのですが、周りで時々魚を釣っているのは穴釣り組の人がほとんどだったので、消波ブロックの隙間に仕掛けを入れるために立ち位置を色々と教わりながら、おそらく人生初の穴釣りにチャレンジする次男。

 

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 お師匠様の指導のもと、次男は小さいサイズながらも順調にカサゴメバルを釣っていきます。一方、自分の力(というか好み)で穴を選びながら仕掛けを落とす長男は、なかなか釣果が伸びません。

 それでもコツコツと穴釣りを続ける長男に、ようやく魚がヒットします。

 

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 穴釣りで釣れたのは、なかなかグッドなサイズの木っ端グレ!!

 お師匠様からは「夜に釣れるならともかく、日中に釣れるには良いサイズ」と褒めていただいていました。穴釣りで木っ端グレが釣れるとは思ってもみませんでしたが、消波ブロックの隙間でお腹を見せながらコマセを食べる魚を狙っての一匹でした。

 

 なお、穴釣りの基本は消波ブロックの隙間などの”穴”にエサを落とし込む釣りですが、その時のコツは「出来るだけ深い穴を探すこと」です。

 また、一つの穴でも何匹かの魚が釣れることが多いのですが、良く魚が釣れた穴は釣りをした後でしばらく時間を置けば、他の場所にいた魚が寄ってくるので再度魚が釣れる可能性が高いのも穴釣りをする際のポイントの一つです。時間を置く際には他の場所にいる魚達が寄ってくるよう、少量のエサを撒いておくとより効果的です。

 

穴釣りから再びウキフカセ釣りへ

 その後、満潮時刻になって一時潮の動きが止まったのですが、引き潮の中で目の前の消波ブロック帯の際辺りにコマセを撒き続けると、いつの間にやら木っ端グレやらサバやらが寄ってきました。

 長男が興味津々で魚を見ようと海辺に立つと、途端にエサの喰いが悪くなる魚達…どうやら長男の黄色いライフジャケットが、魚達から丸見えで警戒されている模様。「ライフジャケットの上から上着を着たら?」とは、お師匠様からのお言葉。海辺に立つ時の服の色は、案外重要です。

 

 そんな時、たまたま次男から竿を預かっていた僕ですが、お師匠様に「Jack君、引いてるで!!」と言われて慌てて竿を上げると…

 

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 ほとんど大人の親指サイズのカサゴの子供でした。(苦笑)

 結構な勢いでウキが沈んでいったのですが…お師匠様は大笑い、もちろんリリースです。

 

 そこからは20センチメートルぐらいのサバが入り混じった状態でぼちぼちと魚が釣れていたのですが、10時半に釣り大会は終了となりました。

 なお、後半戦は穴釣りからウキフカセ釣りへと釣り方を変更しましたが、お師匠様からは「ウキフカセ釣りの時には、コマセを切らさずに撒いて常に魚を目の前のポイントに留めておくこと」「ただし、日中の釣りでは基本的に大きなサイズの魚は警戒して海面近くまで浮き上がってこないので、ウキ下の長さを長めに取って海底近くを釣ること」と教わりました。

 

 その他にも興味深いお話だったのは、「自分の足元から沖へ潮が流れていく状態の場合、わざと足元の消波ブロックの隙間にコマセを撒けば、エサ取りのフグは消波ブロックの隙間に留めておきつつ、沖へと流れていくコマセの残り香で本命の魚を釣ることが出来る」という考え方でした。この方法は、先日の記事でご紹介した平和卓也さんのグレの釣り分けテクニックにも似た考え方だなと思いました。

 

www.familly-fishing.net

 

 また、久しぶりに日中のウキフカセ釣りをしていて興味深かった点は、夜釣りの時とは異なり、魚達がハリス(針を結んでいる糸)の太さによって仕掛けを見切っている節があったことでした。

 魚の引きの強さに合わせて0.8号、1号のハリスのチンタメバル、1.5号のハリスの伊勢尼を使い分けていましたが、特に1.5号の伊勢尼を使用している時にはコマセには反応しているものの、針についたエサには見向きもしない時間帯がありました。水中のハリスが日光を反射して、日頃から釣りまくられている魚達に警戒心を与えていたのかも知れません。

 

 あと、今回のエサは身が柔らかめのオキアミでしたが、魚に身をつつかれて針先が見えているエサも見切られていた節がありました。

 お師匠様が「朝の投げ釣りで余ったから」と持ってきてくれたイシゴカイでも、一匹丸ごとを針につけた場合には一発で魚が食べに来ましたが、キス釣りの時の要領で針の切っ先ぎりぎりまでの長さで付けたイシゴカイには見向きもされず…明るい時間帯の魚達は、針についたエサの状態をかなり良く見分けているようでした。

 

結果発表、その内容は?

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 さて、大会会場に戻ると、参加者の皆さんが続々と検量に向かっているところでした。

 

 今回の釣り大会は「釣れた中で一番大きな魚一匹のサイズ」を競うものでしたが、長男の木っ端グレが25.5センチメートル、次男の木っ端グレが24.5センチメートルという結果に。

 二年前は寝ぼけ眼でクルマから出てきた次男に優勝をかっさらわれてブチブチ文句を言っていた長男でしたが、今回は兄としての面目躍如でした。「兄より優れた弟なぞ存在しねえ!!」と言ったとか、言わなかったとか。(笑)

 

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 とは言うものの、今回のメインターゲットの中には木っ端グレは含まれておらず、この一覧表に含まれていない「その他の魚種の部」でも、より大きな木っ端グレを釣られた方がおられたため、今年の我が家は賞典外という結果になりました。

 

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 それでも、兄弟揃って海辺でそれなりに楽しく遊んでくれていました。

 

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 「見て見て、拾った!!」と次男が見せてくれたのは、波打ち際を泳ぐヒメスナホリムシのようでした。波打ち際で育つ稚魚達の、貴重なエサの一種ですね。

 長男からも「波打ち際に押し寄せては引いていく虫がいる」と教わったのですが、なかなか鋭い観察眼を持っていると素直に感心しました(親バカ?)。

 

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 何だかんだ言いながらも兄弟三人、仲良く釣り大会を楽しんでくれていたようです。思い切ってみんなで釣りに来て良かったと思います。

 

本日の戦利品いろいろ

 さて、今年は入賞を逃したものの、本釣り大会の恒例イベントである大抽選会では、エントリーした三人がそれぞれ景品を貰って帰りました。

 

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 次男はホットプレートを、長男はポケモンがデザインされた子供用のロッド&リールのセットを貰いました。

 長男が貰ったロッド&リールは、そのまま長女が使うことになりました。水色のロッド&リールのセットという点も、長女的にはポイントが高かった模様です。

 

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 僕が貰ったのは、L.S.D.デザイン社製のスマホケースでした。たまたま同社製のショルダー&レッグバッグを使用していたので、そのままオプション装備として使用することが出来ました。

 ただしこのケース、どうやら完全防水仕様ではないらしく、ケース裏面のチャックを開けるとランドセルカバーのような防水カバーが出てきました(デザインはなかなか可愛らしかったです。)。また、このケースが旧モデルなのかも知れないのですが、現行モデルと比較するとMOLLEシステムの取り付け部分がプラスチック製の板一枚だけという状態なので、案外簡単にポロッと取れてしまいそうな点がちょっと不安です。(笑)

 

 一方、本日のにーちゃんズの釣果はと言いますと…

 

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 こちらが長男の釣果で、

 

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 こちらが次男の釣果でした。二人ともなかなかの釣果です。

 

 これらの魚は、当然のことながら僕が調理することとなりまして…

 

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 本日の我が家の夕食は、魚づくしのメニューと相成りました。味噌汁は小さいカサゴで出汁を取った潮汁です。

 実は「自分しか食べないだろう」と思っていたグレの刺身が、次男&長女に好評だったのは嬉しい誤算でした。こんなことなら、塩焼きにした次男の木っ端グレも刺身にしても良かったかな?

 

 何はともあれ、今年は(特に子供を釣れての釣行では)ほとんど釣果に恵まれていなかったので、今日の釣り大会で子供達にたくさんの魚を釣ってもらえたのは大変良かったです。

 また、本日もサポートをいただいたお師匠様、どうもありがとうございました!!