家族でたのしくフィッシング

主に家族で海釣りを楽しむためのお話をつづるブログです。海釣りに関する様々な情報や、道具のご紹介などを綴っていきます。

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変な夢と、地域別の虫エサの呼び方について


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 猛烈な寒波がやってきていますねぇ、Jackです。

 釣り人の皆さんの中には、シーバス釣りなど海に出ておられる猛者もおられるようですが、僕は自宅でヤドカリ状態です。(笑)

 

 で、ブログ記事のネタが無いので、今回は僕が先日見た変な夢と、それにちなんだ地域別の虫エサの呼び方についてのお話です。細長くてニョロニョロした虫が苦手な方は、そっとブラウザバックでよろしくお願いいたします。

 

 

変な夢と、地域別の虫エサの呼び方について

イントロダクション

 先日、変な夢を見ました。

 

 夢の中では、湘南辺りでちょい投げ釣りをしようと出かけ、現地の釣具屋さんでイシゴカイを買おうとしたのですが、店内のエサ売り場のどこを探しても売っていない。

 仕方がなくお店の人を捕まえるのですが、「えっ、イシゴカイ? 何それ、そんなエサうちには置いてない」とか言われるのです。

 

 いや、海の近くの釣具屋さんのエサ売り場で、イシゴカイを置いてないなんて店は普通ないだろう…といったところで目が覚めました。

 

 で、目が覚めた直後から気になって、さっそくスマホでググってみたところ…関東方面ではイシゴカイのことを「ジャリメ」って言うんですね。

 夢の中では、そもそもイシゴカイの姿を見かけなかったのですが…これは「ブログ記事のネタにしろ」という、神様の啓示だったのでしょうか?(笑)

 

地域別の虫エサの呼び方

 という訳で、僕の備忘録も兼ねてインターネット上で調べてみた、地域別の虫エサの呼び方についてご紹介していきたいと思います。

 

イソゴカイ

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 僕がいつも「イシゴカイ」と呼んでいたのは、和名では「イソゴカイ」というそうです。「イシゴカイ」は関西・中部での呼び名だそうで、関東では「ジャリメ」、広島県では「青虫」、九州の日本海側や山陰、それ以北の日本海沿岸では「ケブ」などと呼ばれるそうです。

 

 他にも「スナイソメ」という呼び名もあるそうですが…ちなみに「ケブ」という呼び名は、虫エサ全般にも使われるようで、後にご紹介するアオイソメなどにも使われるそうですよ。

 

 堤防釣り、サーフでの釣り、ボート釣りなど、次にご紹介する「アオイソメ」や、虫エサでは無いですが「オキアミ」と並び、幅広い釣りのシーンで数多くの魚種を狙える万能エサの一つです。

 おそらくは全国どこの釣具屋さんでも販売されているはずですが、僕の夢の中の話のように、エサの呼び名で混乱される方がいるかも知れませんね。(笑)

 

アオイソメ

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 僕の地域では「アオイソメ」と呼んでいますが、日本における学名は「アオゴカイ」又は「チョウセンゴカイ」というそうです。

 その名のとおり、朝鮮から輸入される釣りエサで、釣り場で使わなくなったものを海に捨てたりする(捨てる側としては「魚のエサ」ぐらいの認識なのでしょう)ことが原因なのか、日本沿岸における外来生物として広く認知されている模様です。

 

参考URL:国立研究開発法人 国立環境研究所ホームページ「侵入生物データベース」

 

 「ケブ」という呼び名が一般的な地域では「青ケブ」と呼ばれることもあるそうですね。

 

 先のイシゴカイのところでもご紹介したとおり、海釣りにおける万能エサの一つです。

 僕の良く行く釣具屋さんでは「太」「中」「細」と、ある程度のサイズ別に販売されていて、その地域でハゼ釣り大会が開催される時などイシゴカイが売り切れた時などには、「細」のアオイソメでイシゴカイの代用にすることもあります。

 個人的にはイシゴカイと比較すると「動きはやや鈍いけれども、エサの持ちと匂いは良い」といった印象を持っています。

 

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 ちなみに、アオイソメの色違いで「アカイソメ」というものもあります。

 

 両者の違いは主に色(発色を変えた品種改良種)と言われていますが…僕が調べた限りでも、両者に種としての違いがあるといった記述はありませんでした。また、釣果も値段は、どちらもアオイソメより少し上なのだとか。

 

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 アオイソメに似た感じの虫エサでは、他にも「アオコガネ」というものがあります。

 

 コガネムシと呼ばれる虫エサの一種だそうで、アオイソメに比べるとやや青みが強いように見受けられました。

 また、アオコガネは「カレイ釣りの特効エサ」とも言われていますが…自分で使ったことがないので、良く分かりません。(苦笑)

 

 そして、アオイソメなど他の虫エサが、日本や中国、韓国などを生息域としているのに対して、アオコガネは主にオランダで養殖されているのだそうです。何とも色々と毛並みの違うエサですね。(笑)

 

チロリ

 何とも可愛らしい響きの名前の虫エサですが、和名は「チヨリ」と言うそうです。

 

 地域別の呼び名としては「東京スナメ」「スナムシ」「スナメ」などがあり、取り扱う店舗数も少なく、入手できる期間も4~10月頃が中心と、手に入れるまでに色々とハードルが高い虫エサであるようです。

 また、「東京スナメ」といった呼び名がある割には、関東よりも関西の方がエサの価格が安いのだとか…関西ではマイナーなエサってことが、その原因なのでしょうか?

 

 それでも、キスの投げ釣りの特効エサの一つとして、大手釣具メーカーが主催する投げ釣り大会のエントラントの中には、苦労してこのエサを手に入れて大会に臨む人もおられるみたいですよ。

 去年僕の目の前で、エントラント同士で分け合っていたエサは、たぶんこれじゃないかなぁ?

 

イワムシ

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 僕自身は使ったことがないエサですが、「マムシ」「イワイソメ」「本虫」などと呼ばれているそうです。キスの投げ釣りの特効エサの一つなのだそうです。

 

 ちなみに、こちらの写真のエサは「マムシ」として売られていました。

 体の色が赤色ベースなのはアカイソメに似ていますが、色合いや見た目の雰囲気が微妙に違いますね。

 

スゴカイイソメ

 こちらも僕は使ったことがないですが、「ミノムシ」「イチヨセ」「フクロイソメ」「フクロムシ」「スムシ」などと呼ばれるそうで…「ミノムシ」と「フクロイソメ」は、僕も名前だけは聞いたことがあります。

 

 その名のとおり、貝殻片や砂をつけた袋の中に住んでいるのだそうで、取り扱っている釣具屋さんはあまり多くないのだとか。チヌ(クロダイ)の落とし込み釣りの特効エサとして、袋を取って使うそうですよ。

 

ストロー虫

 このエサは使ったことはありませんが、僕が良く行く釣具屋さんで取り扱われています。細長いストローに入った状態で、段ボール箱に入れられて売られていました。

 

 東南アジア方面からの輸入エサだそうでして、温度変化に弱く(冷やすとダメなのだとか…確かに、釣具屋さんではこの虫エサだけ冷水の中ではなく、常温の状態で販売されていました。)、釣具屋さんとしても取り扱いが難しそうなエサです。

 また、輸入エサであるが故か、地域別の呼び名はほぼ「ストロー虫」で変わらない模様です。

 

ユムシ

 見た目の表現が大変難しいエサです…なんと言いますか、出来るだけ上品な言い方をすると「丸々と太った、つるっとしたイモムシ」みたいな感じのエサです。

 

 虫エサとしては大きく太く短くて、エサ持ちも非常に良いそうです。投げ釣りでの大物狙い、特にマダイ狙いの特効エサというイメージが強いです。

 そのせいでしょうか、地域別の呼び名には「ユ」「ユウ」「イムシ」「コウジ」のほかに「タイノエ(鯛の餌)」という呼び名があるそうですよ。

 

まとめ

 僕の見た変な夢が発端となった今回の記事ですが、地域によってエサの呼び名が違うことで、遠征先でのエサの入手で「?」が飛びまくるということもあるかも知れません。

 

 そんな時に今回の記事の内容が、皆さんのお役に立てれば良いのですが…あ、イシゴカイとアオイソメ以外の虫エサの写真については、入手出来たらおいおい掲載していきたいと思います。

 …虫エサが苦手な人には、この記事は敬遠されるんだろうなぁ。(苦笑)