いやー、釣りって本当に素晴らしいですね。Jackです。
今回は、昨日久々にまともに魚を釣った尾鷲釣行のお話を、他地区の三重県沿岸の情報を交えながらお伝えしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
三重県沿岸の春の海レポート 3月にシロギスが釣れました
イントロダクション
今週末の天気予報を見ていると、一時は風が強いものの朝夕辺りは風も収まり、気温もぼちぼちのようだったので、潮回りは悪い(長潮)ですが海釣りに行こうと思い立ちました。
まずは僕のホームグラウンド、津市・日本鋼管の現状把握へ。
例年のパターンですが、この時期にはまだホンダワラが消波ブロック沿いにびっしりと生えた状態のままです。
ただ、今年は暖冬だったせいなのか、昨年までと比べるとホンダワラの量が少ないような気がしました。
例年であれば、まともに釣りが出来るようになるのはゴールデンウィーク後半ぐらいからのはずですが、今年はもう少し早く釣りが出来るようになるかも知れませんね。
一方、うちのお師匠様からは先日このような写メをいただきました。
2021年の国体開催に向けた御殿場海岸の護岸工事が、着々と進んでいる模様です…って、これまであった松の防風林が、軒並み無くなっているような?
今回の護岸工事が、環境(&釣り)に影響がなければ良いのですが…。
今回の本命、尾鷲漁港へ
さて、今回の本命の釣り場は尾鷲漁港です。
結構風は強い(風速3メートルぐらい?)ですが、天気は良く、波もほぼなかったです。
現地に到着したのが14時30分頃だったので、天満大突堤はほとんど人がいませんでした。
一方、漁港内部側(写真の奥左側)は、風を避けてのことか、グループで釣りに来ている人が大勢いて、釣り座の確保は到底無理な状態でした。サビキでアジを釣っていた模様です。
でも、良いんです。
今回はこっそり、春のマダイ狙いのつもりで釣りに来ましたから。外海狙いの格好のポイントを独り占め出来てラッキー!!
とか言いながら、道具がちょい投げ仕掛けとはこれいかに!?(笑)
だって、先日買ったシマノの12アルテグラを使ってみたかったから。
PEライン(シマノのピットブルX4、0.8号を150メートル)の準備もばっちりです…でも、あんまり大きな魚は抜き上げられないから勘弁ね。
何でも釣れるよう、エサは「万能エサ」のアオイソメです。
虫エサが苦手な方、ごめんなさい。
第一投で釣れたのは…シロギス!?
さて、仕掛けにエサを付けて第一投を投げます…うーん、気のせいかいつもよりもいい感じに仕掛けが飛んでいるような。
って、多少リールが変わっただけ(どちらも汎用リールで同じ番手)で劇的に変化が起こりうるはずもなく、投げ方が適当なので、理由があるとすれば新しいPEラインのおかげ?
シーバスロッドでのちょい投げで、おもりも軽め(ジェット天秤5号)なので、仕掛けが海底に沈むまで結構時間がかかります。
仕掛けが着底した(ロッドの穂先を見て、ラインの張りがフッと緩む)のを確認してから、少しずつ仕掛けを巻いてくると…ヒット!!
結構いい感じのアタリがあり、リールを巻いてくる途中も結構魚が暴れていたので、どんないい魚が掛かったのかと期待しながら仕掛けを回収すると…。
あなたでしたか。(;´Д`)
いや、久々すぎてシロギスのアタリの出方を忘れていました。
リールを巻いている途中で「ササノハベラってパターンだけは勘弁な…」と心の中で念じていたのは内緒の話。
魚のアタリがあった場所目がけて投げれば、だいたい一投一釣のパターンが見えてきましたが…それにしても、風が強くて寒い!!
エンドレスでこの歌を口ずさんでいました。
「さむいー、さむいー、さ、む、いーっ!!」
天気予報では、3メートルの風は昼頃の一瞬だけだったはずなのですが…春物の上着を羽織っているだけだったので、寒さに耐えながら釣り座をキープします。
と言いますのも、僕がシロギスを釣っているのを遠くで見ていたアングラー達が、ぼちぼちと僕の周りに集まりだしまして…。
いや、確かにここは突堤の先端部分で良いポイントだけれど、僕が釣っているのはシロギスで、アジングでもエギングでもないから。貴方たちの釣り方で魚が釣れる状況ではまだないと思うから…たぶん。(;´Д`)
まあ、僕の釣りには全く影響が無かったので黙っていましたが、何も言わずに突然ぬっとやってきて、すぐ近くに釣り座を構えるのやめて欲しいです。
投げる方向を遠慮してくれていただけ、まだマシでしたが。
我、夜戦に突入す!
それからしばらくして、日も落ちて暗くなってきたので、次は夜戦(電気ウキ釣り)の準備に取り掛かりました。
その直前に、ようやく顔を見せてくれたカサゴです。
カサゴの煮付けが娘の大好物なので、実は今回の釣行の裏本命だったのですが…さすがに10センチメートル足らずのサイズでは、食べるには小さすぎます。
カサゴはこの一匹しか釣れなかったし、もっと大きくなってから釣れてくれることを願って、海にお帰りいただきました。
我、夜戦に突入す!
…でも、尾鷲漁港での電気ウキ釣りはあまり経験が無く、タナ(ウキから下の仕掛けの長さ)をあれこれ試しながら釣りをしてみるものの、結局こちらはボウズ。
一度だけズボッと勢いよく電気ウキが沈んだ時があったのですが、合わせ(竿を引いて針掛かりを良くする)を入れた途端にスピニングリールのベールが勝手に跳ね上がるトラブルが発生しまして…ドラグを締め忘れていたため、合わせと同時にラインが盛大に出て行ったことも、その理由の一つでしたが、非常に残念でした。
納竿後は「夢古道の湯」へ
20時頃、夜の干潮時間となり潮の動きも止まったため、釣り道具を片づけて「夢古道の湯」へ行きました。
尾鷲漁港で釣りをした後の日帰り温泉として、ちょくちょく利用させてもらっています。
今回は長時間強風の中で釣りをして身が凍えていたので、温泉の温かさが大変身に沁みました…ちなみに、ここのお湯は「海洋深層水」を利用していて、温泉ではないのですが非常に珍しい泉質なのだそうです。
【夢古道おわせ/夢古道の湯】
電話:0597-22-1124
営業時間:特産館 9:00~17:00、ゆ 10:00~21:30
ホームページ:http://yumekodo.jp/
帰宅、そして今回の釣果は?
夢古道の湯で体を温めた後は、尾鷲市内で食事をして空腹を満たし、帰路に着きました。
帰宅したのは深夜になりましたが、何とか釣り道具を片づけて釣果を確認したところ…。
この時期にしてはまずまずのサイズで、12匹のシロギスを釣ることが出来ました。
それにしても、まだ3月なのにシロギスが釣れるっていうのがちょっと意外でした。
年間を通して、比較的水温が高めで安定している場所とはいえ、ちょっと早すぎではないかな、と…ひょっとしてこれも、暖冬の影響だったのでしょうか?
なお、こちらのシロギス達は今晩の夕食のおかず(天ぷら)にする予定です。
今回のお話が、皆さんの釣りのお役に立てれば幸いです。