家族でたのしくフィッシング

主に家族で海釣りを楽しむためのお話をつづるブログです。海釣りに関する様々な情報や、道具のご紹介などを綴っていきます。

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再確認の意味を込めて 釣りをする時には必ずライフジャケットを着用しましょう


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 この週末の仕事を、体調が不安定なので外してもらったJackです。

 とはいえ、体調が不安定(原因は主に過労)なので、折角天気も良いのに釣りには行けず…以前に比べると、随分と良い釣り日和が続くようになりました。

 

 そんな中、ファミリーフィッシングに行く機会が増えている方もおられるかと思うのですが、再確認の意味を込めて、今回もライフジャケットのお話をさせていただきます。

 これまでにもブログ記事としてお話ししたことと色々重複するかも知れませんが、お付き合いの程をどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

再確認の意味を込めて 釣りをする時にはライフジャケットを着用しましょう

誰が何といっても、釣り人にライフジャケットは絶対に必要!!

 釣りにおけるライフジャケット着用の是非については、時々インターネット上でも議論になったりすることがあります。

 

 ミラクルJIMも、こんなことをおっしゃってはいますが…あ、ちなみに村田さんも、ライフジャケットの着用を完全否定されている訳ではないですよ、念のため。

 

 でも、僕はことファミリーフィッシングにおいては、特に子供には絶対にライフジャケットを着用させてあげて下さいと、強くお願いいたします。

 

 と言いますのも、カツオの一本釣りの漁師さんや市場の漁業関係者の皆さんがライフジャケットを着用されているかどうか(あるいは着用が必要かどうか)は別にして、ただの釣り人として自分や子供がライフジャケットを着用せずに海や池、川で釣りをすることは、非常に危険だからです。

 

ライフジャケット着用時の、うちの長男のヒヤリハットケース

 我が家の家族の話を例に持ち出すのは、非常に情けないですし恥ずかしいのですが…まだ子供達が今よりもずっと小さかった時、家族で川遊びに行ったことがありました。

 

 子供達は川の中に浸かって遊びたがっていたため、全員にライフジャケットを着用させて遊ばせていたのですが…すぐ側に居て目の前で見ていたのに、ふとした拍子に長男が岸から離れていって、どんどん川に流されていってしまいました。

 あとで考えた結果として分かったことですが、その理由は「子供が自分でどんどん深みに歩いて行った結果、ライフジャケットの浮力で足が川底から離れたために流されてしまった」でした。

 

 でも、実際に長男が川に流されていった時には、非常に焦りましたね…いくら岩を飛び伝って追いかけても、当然のことながら川の流れの速さに勝てる訳でもなく、かといって親が川に飛び込んで追いかけると、それはそれで二次災害を引き起こしかねません。

 

 幸いにもその時には、ライフジャケットを着用させていたおかげで、川を流されていく途中で鮎釣りをしていたおじさんに長男を捕まえていただき、事なきを得ました。

 また、そこに鮎釣り師のおじさんがいなくても、少し離れたところは水の流れが非常に緩やかな場所であったため、最悪でもそこで長男が浮き続けてさえいれば助けることが出来ると考えていました。

 

 それでも、ライフジャケットを着用していたが故に流されてしまった部分もあったとはいえ、もしも長男がライフジャケットを着用せずにいて、川の淵部分の流れの中に押し込められたままになったり、体力が尽きたりして溺れていたらと思うと、思わずぞっとしました。

 

お師匠様からの一言

 次のケースは、ある日うちのお師匠様に案内してもらって、とある港の内側で釣りをしていた時のことです。

 この時には…これまた非常に恥ずかしいことながら、子供達のライフジャケットの持参を忘れてしまっていました。

 

 道具の準備をして、釣りを始める子供達…そこでお師匠様が、ふと僕に言いました。

 

お師匠様「Jack君…キミ、どれぐらい泳げるん?」

 

Jack「えっと…子供の頃には多少泳げましたが、今はあんまり自信がありません。」

 

お師匠様「そっか…じゃあ、子供が海に落ちたら、最悪俺が海に飛び込むしかないねんなぁ」

 

 …この時は非常に恥ずかしい思いをしました、はい。

 お師匠様、大変申し訳ありませんでした。

 

 この時には、非常に足場が良い(かつ、海面までの距離も比較的近い)場所で、すぐ近くに浅瀬もあり、港の内側で潮流の影響もほとんどなかったため、安全対策を甘く考えていました。今考えてみても、本当に反省です。

 

ライフジャケットはお金で買えても、人の命はお金で買えない

 防波堤や漁港の内側で海釣りをする場合、普段はあまり意識することもされることもないのですが、万が一にも海に落ちた時、海から這い上がるための場所というのは実のところ非常に少ないケースが多いです。

 

 海から上がることが出来る場所は、かなり離れた場所に階段や金属製のハシゴがあるだけだったり、非常に遠い場所にある船揚げ場(船のメンテナンスをするために、船を海から引き上げる場所)だったり…大人の場合もそうですが、子供の場合は特に、そのような場所まで泳ぎ着く前に力尽きて溺れる危険性が非常に高いです。

 

 ましてや、外海に面した側で釣りをするとなると、魚はより釣れる可能性が高くなると思われますが、潮に流されて溺れてしまう危険性が非常に高いです。

 潮に流されて溺れるのはサーフのような場所でも同様…と言いますか、海水浴場などでも離岸流(潮の流れがぶつかり合った結果生じた、岸から沖に向かって流れていく潮の流れ)につかまって溺れ、悲惨な事故が発生するケースが後を絶ちません。

 

 あるいは機会があれば、着衣水泳の講習会へ参加されるのも良いでしょう。

 服や靴を着用した状態での水泳がどれだけ困難なことなのか(あるいは、そのような状態の時の水泳のコツ)が、非常に良く分かることだと思います。

 

 先の村田さんの動画の中では「仕事をしている人達は、ライフジャケットなんか着用していたら仕事の邪魔になったり、着用時の暑さで熱中症になったりして仕事にならないから」「海外の人からすれば、ライフジャケットを着用して釣りをする文化は一般的じゃないから」などと言われていましたが、僕達はただの「日本の釣り人」です。

 

 ライフジャケット着用時の熱中症対策が必要であれば、首下げ式や腰巻き式などの膨張型フローティングベストでも良いじゃないですか。海外の人達がライフジャケットを着用せずに釣りをすることについても、事故への対処も自己責任で出来るのであれば好きにしてくれれば良いじゃないですか。

 ライフジャケットはお金で買えても、人の命はお金では買えないのです。

 

 よろしければ、過去の記事なども併せてご覧いただければ幸いです。

 いよいよ今年の海釣りもシーズンインの時期を迎えました。皆さんにもぜひ楽しい釣りライフを送っていただければと思います。

 

www.familly-fishing.net

 

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 僕が使用しているのは、こちらのモデルです。値段が手頃で風通しも良く、小物類の収納もそこそこ対応してくれます。

 

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 いずれもいわゆる「桜マーク」付のもの(そして、船舶に備え付けるためのライフジャケットを製造されているメーカーのもの)をご紹介しましたが、桜マークが無い安価なものでも全然構いません…釣りをされる際には、(特に子供さんは)ぜひライフジャケットを着用してくださいね。