久々に釣りに行ってきました、Jackです。
雨が降ったり風が吹いたり、はたまたスケジュールの都合がつかなかったり…ここ最近なかなか釣りに行けなかったのですが、先日は少々無理をして、晩夏の夜釣りに出かけてきました。
連日猛暑が続いていたのが、急に過ごしやすい日々になってきていましたが、果たして釣果への影響はあったのか…どうぞよろしくお付き合い下さい。
晩夏の夜釣りで釣れたのは…? 日本鋼管で電気ウキ釣り
久々の釣り、喜び勇んで行ってみたら…?
今回の釣りは、僕としてもかなり久々の釣行でした。
新月の大潮で、現地到着予定時刻は満潮からの潮の引きはじめ…それなりに釣果が見込める条件が揃っていたので、夕方以降自宅からクルマを走らせて、津市の日本鋼管へと行ってきました。
現地に到着したのは18時頃でしたが、かなり多くの釣り人達で賑わっていました。
僕も早速電気ウキ釣りの仕掛けを作り、イシゴカイをエサに実釣開始。
空が明るいうちには魚のアタリも感じられなかったのですが、日が完全に沈んで辺りが暗くなってきてから、ようやくその日の初ヒットが!!
イシダイの子供、サンバソウです。
いわゆる「ワッペンサイズ」というやつで、僕の手のひらよりも少し小さいサイズだったので、さすがに食べるのはかわいそうということで、さっさと写メだけを撮ってリリース。
そこから都合三匹、サンバソウが釣れたのですが、いずれも同じようなサイズばかり…これでは長女へのお土産がキープできません。
そもそも長女からは「カサゴが食べたい」というリクエストを受けていて、何とかカサゴを釣ることも出来たのですが…やっぱり小さいサイズ。リリースです。
メバルも三匹ほど釣れたのですが、やっぱりリリースサイズ。
なかなかお土産にできるような魚に巡り合えません。
お師匠様からの一言で…
ここまでの釣りをしていた時に、ちょくちょくお師匠様へメールを送っていたのですが、お師匠様からこんな一言が。
お師匠様「タナが浅い(=ウキ下が短い)ところで釣れる魚は、小さい魚が多いです」
そういえば、昔水族館で魚を観察していた時にも、大きな魚ほど水槽の底付近にいたなぁ。
お師匠様「根掛かりを恐れず、足元の消波ブロックの際を狙えば大物が釣れる確率が高いです」
以前お師匠様に教わった、いわゆる「攻めの釣り」をしないことには、どうやら大物には出会えそうにないようです。
幸い、今回は電気ウキロスト対策として玉網の準備もしていたので、思い切ってウキ下を長めに取って、足元の消波ブロックぎりぎり辺りを攻めてみました。
すると、電気ウキが海中に沈んでいき、合わせを入れると物凄く重いずっしりとした手ごたえが!!
「これは大物!!」と思い、バラさないように慎重に取り込みをしようとしたのですが、0.8号のハリスが付いた針ではあっさりと糸を切られてしまう始末。
どうやらかなりの大物が潜む場所を探り当てられたので、今度は1号のハリスが付いた針で同じポイントを攻めてみたのですが…同じようなアタリがあったものの、またもやいとも簡単にハリスを切られてしまいました。
「ここにいる魚、一体何者なんだろう?」と思い、仕方がないので今度は1.5号のハリスが付いた、かなり大きな針を使って仕掛けを投入…かれこれ5~6回はハリスを切られていたのですが、幸いなことにまたもや大物がヒット!!
「これは絶対にモノにしたい」と思っていたので、慎重にリールを巻いて魚を足元まで寄せてきたのですが…今度はあまりにも魚が重すぎて、その時に使用していたルアーニスト86MLでは魚を引っこ抜くことが出来るかどうか、非常に怪しい事態へ。
その時には手元に玉網を持っていなかったので、致し方なく何とかかんとか魚を引っこ抜き上げ、慎重に足場の良いところまで魚を運んでみると…
釣れたのは、日本鋼管ではかなり良いサイズの木っ端グレでした。
写メを撮る時のメジャーなどの手持ちがなかったので、27センチメートルのサイズの僕の靴を隣に写してみました。(笑)
どうやらこいつが何度もハリスをぶっちぎってくれていた犯人だったようです…そりゃこれだけのサイズの木っ端グレだったら、ブチブチハリスを切られても仕方がないよなぁ。
実際、無事に抜き上げてクーラーボックスに魚を入れる直前にも、この木っ端グレは1.5号のハリスを噛みちぎってくれました。危ない危ない。
一度コツをつかんでしまえばこちらのもの、少し離れた場所にある消波ブロックがゴロゴロしている場所で、同じように足元際の深い場所を狙ってみると…再び良サイズの木っ端グレが!!
でも、ここでも玉網を手元に置いておくことを忘れてしまい、抜き上げた木っ端グレにまたもやハリスをかみ切られ、足場の良いところまで魚を運ぶ前に消波ブロックの隙間へボチャン…非常に悔しい思いをしました。
ということで、ここからはようやく玉網を手元にキープし、同じ場所を同じように攻めてみます。
玉網が非常に大きい(直径55センチメートル、だったかな?)ので、魚が非常に小さく見えますが、これもまあまあ良いサイズの木っ端グレです。
結局、帰宅時間の都合などもあり、2匹の木っ端グレをキープしてこの日は納竿となりました。
釣り上げた木っ端グレ達の顛末は?
深夜に帰宅し、まだ起きていた家族(特に次男と長女)がクーラーボックスの中の魚を見て驚いてくれていましたが、ここでようやくサイズ測定です。
大きい方の木っ端グレは、26センチメートルでした。
長さもさることながら、体高がありお腹も丸々と太っています。
もう一匹の木っ端グレは、23センチメートルでした。
数は少ないですが、釣った魚の数(リリースしたものを含む)はそれなりに多かったので、結果としてはかなり満足しました。
ここからは次男と長女のリクエストで…
大きい方はお刺身に、
小さい方は塩焼きに、
刺身を捌いたあとのアラは、お味噌汁にしてみました。
いずれの料理もご好評をいただけたようで、主に長女がたくさん食べてくれていました。
なお、この時期の木っ端グレの特徴とも言えるようなのですが、調理のために魚のお腹を捌くと、中には物凄く大きな塊で脂が乗っていました。
どちらも超メタボの木っ端グレだったようで、すぐに包丁が脂でぬるぬるになってしまいました…まあ、メタボ具合でいえば僕も魚達のことを言えた義理ではないのですが。(苦笑)
最後に
冒頭でも申し上げましたが、ここしばらく続いていた酷暑から一転して、かなり過ごしやすい気候になってきたのですが、それに合わせて少しずつ釣れる魚の様子も変わってきている模様です。
これからは秋のシーズンに突入し、ファミリーフィッシングのターゲットとしてはおなじみのハゼ釣りも楽しめるようになってきます。
今回の僕のように、夜の日本鋼管(消波ブロックの上)での釣りはファミリーフィッシングにはあまり向いていませんが、足場の良い釣り場でのんびりと夜釣りを楽しむには良いシーズンになってきたと思います。
どうぞ皆さんも、安全に気を付けて釣りライフをエンジョイしてみてくださいね。