家族でたのしくフィッシング

主に家族で海釣りを楽しむためのお話をつづるブログです。海釣りに関する様々な情報や、道具のご紹介などを綴っていきます。

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ヒロ内藤さん直伝!! ライン結束のすっぽ抜けを防ぐ方法とは?


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 皆さん、お久しぶりです。Jackです。

 

 相変わらず、釣りに行く機会がありません…というわけで、なかなかブログ記事のネタも入手できずにいます。

 こんな時にはやっぱり、「困った時のヒロ内藤さんネタ」ですね。写真も無い短い記事ですが、どうぞよろしくお願いいたします。(笑)

 

 

ヒロ内藤さん直伝!! ライン結束のすっぽ抜けを防ぐ方法とは?

今回も最初からクライマックスだぜ!!

 今回ご紹介するお話の元ネタは、いつものようにヒロ内藤さんのセミナーで教わったことなのですが…皆さん、ライン(釣り糸)の結束のすっぽ抜けを防ぐための良い方法って一体何だと思いますか?

 

 特にルアー釣りでは「○○ノット」など、異なる種類のライン(だいたいはPEラインに、ナイロンラインまたはフロロカーボンラインをリーダーとして結ぶことが多いです。)を結ぶ際に、どうしてもラインの結束が甘くなって、せっかく大きな魚がヒットしても結束部分からラインがすっぽ抜けてしまうことがあります。

 僕の場合、メタルジグに魚がヒットした途端、結束部分からリーダーがすっぽ抜けて悔しい思いをしたことがありますが…かかった魚は小さかったようなのですが、メタルジグをロストしたのが痛かったです。(苦笑)

 

 また、異なる種類のラインを結ぶ際には、結束部分のライン強度が直線部分に比べると、どうしても落ちてしまうこともありますが、出来るだけこのような事態は避けたいですよね。

 ましてや、釣りを始めて間もない頃には単純にラインの結び方のコツなども分からず、ラインを結んで仕掛けを投げたら、結び目がほどけて仕掛けだけが飛んで行ってしまった…なんてこともあるかも知れません。そうなってしまったら、折角の楽しみが台無しです。

 

 では、そんなラインの「すっぽ抜け」を防ぐ方法、一体どんなものなのでしょう?

 瞬間接着剤を結束部分に塗る? それとも、何か特別なスプレーやクリームを結束部分に塗る?

 結構色々な対策をされている方が、大勢おられることと思いますが…?

 

その答えは、こちら!!

 最初からクライマックスとか言っておきながら、話を引っ張ってすみません。(笑)

 内藤さんが教えて下さったその答えは「ラインを結束する際に、結束部分に20秒ほど一定のテンションを掛け続ける」でした。

 

 特別なアイテムなどは一切不要、これといって追加で複雑な作業を行うことも一切ありません。「○○ノット」など二つのラインを結ぶ方法だけでなく、サルカンに道糸を結ぶ時などでも、ラインを締めこんだ時に20秒ほどの間、一定のテンション(ラインが切れない程度の力)を掛け続けるだけです。

 

 さて、ここから先のお話は僕の推測なのですが、この方法の原理はラインという伸び縮みするもの(素材によって、伸び率の違いはありますが)について、結んで締めこむ時にじわじわ~っと力をかけ続けると「ラインが伸びた状態」で結束が完成し、そこで掛けていたテンションを外せば伸びていたラインが元の状態に戻ろうとして、その作用で更に結束が締まるということだと思います。

 

 イメージとしては、二つの輪ゴムを結ぼうとした時、ただ単に輪ゴム同士を結ぶよりも、伸びた状態の輪ゴム同士を結んだ方が、輪ゴムのテンションが緩んだ時によりきつく結び目が出来る感じといえばいいのでしょうか。

 

 ちなみに、内藤さんに教えていただいたこの方法でラインを結束するようになって以降は、そもそものライン強度の限界を超えて結束部分でラインが切れることはあっても、ラインの結束部分がすっぽ抜けるといったことは無くなりました。

 

最後に

 今回は「ライン結束のすっぽ抜けを防ぐ方法」のご紹介でしたが、念のため皆さんにご注意いただきたいのは、今回ご紹介したのは「結束のすっぽ抜けを防ぐ方法」であって、「結束強度そのものを上げる方法」ではないということです。

 

 先にも申し上げました通り、二つのラインを結束した際にはその結束部分のライン強度が、直線部分に比べるとどうしても弱くなってしまいます。

 また、ラインの結束方法(「FGノット」や「パロマーノット」などといった感じで、様々な結束方法があります。)によっても、ラインの直線部分の強度に比べて何パーセントぐらいのライン強度が確保できるかといった違いが出てきます。

 

 よって、今回ご紹介した方法で「その結び方で確保可能な結束強度をしっかりと保つ」ことは可能ですが、「ある特定の結び方におけるラインの結束強度の限界を、更に向上させる」ことは出来ませんので、どうぞご了承下さい。

 

 どの結び方が一番結束強度が強いのかという点については、インターネット上などでも諸説語られていますが、個人的には「シンプルな結び方ほど、ライン本来の強度に影響を与えにくい」と思っているので、確実にライン強度を確保したい時にはパロマーノットを使用しています。また、PEラインとリーダーを結ぶ際には、慣れれば簡単なFGノットですね。

 

 といっても、パロマーノットを使おうかと思うのは、ショアジギングでちょっと大きめの魚を狙いたい時ぐらいのことですし、その場合でも今のところは、過去にご紹介したクリンチノットで十分に事足りているのですが…。(苦笑)

 

www.familly-fishing.net

 

 なお、各種ラインの結び方につきましては、下記参考URLをぜひご覧ください。

 

参考URL:クレハ合繊株式会社「強いノットはこれだ!」

 

 また、FGノットの結び方については、こちらの動画で紹介されている方法が、非常に簡単かつ分かりやすいですよ。

 

 

 秋は気温・水温共に徐々に落ち着いてきますし、釣りのターゲットとなる魚の種類も増える時期です。皆さんにおかれましても、楽しい釣りライフを満喫していただければ幸いです。