皆さんこんにちは、Jackです。
世間では新型コロナウイルスの影響が大変話題になっていますが、いかがお過ごしですか?
個人的には「人混みの中に行くわけでもないのだから」と、海釣りに行きたくなるのですが、ただでさえ陸からの釣りでは釣果が厳しい2~3月、魚が全く釣れずに「ボウズを引く」というパターンも珍しくありません。
では、この厳しいシーズンにどうすればボウズを引かずに済むのか。そのとてもシンプルな方法について、今回はお話します。どうぞよろしくお願いいたします。
釣果が厳しい冬の時期に、ボウズを引かないとてもシンプルな方法
イントロダクション
釣りが趣味の人であれば、シーズンのオン・オフを問わず、魚を釣りたくてウズウズすることは普通にあると思います。
でも、魚は変温動物で、気温や水温の変化の影響を非常に受けやすい生き物です。暖かいシーズンであればいざ知らず、2~3月のような「真冬の海」では、魚が釣れるどころか魚の姿を見ることすら難しい状況が続きます。
では、そんな時期で釣果ゼロ、「ボウズを引く」ことが無いようにするために、僕達に出来ることは一体どんなことなのか?
絶対にボウズを引かない、一番シンプルな方法
それはズバリ、「釣りに行かないこと」です。
…ああっ、皆さん、モノを投げないでっ!!
これでも僕は、精一杯真面目にお話をしているつもりですよ。
僕自身、今の時期は釣りをしたくてウズウズすることが多いのですが、先にも申し上げた通り魚は変温動物なため、魚の活性が上がるためにはある程度の「水温の高さ」が必要です。
となると僕の場合、三重県沿岸一帯が海釣りのエリアになるのですが、例年のパターンでいけば2~4月初旬ぐらいまでの伊勢湾内の海水温は、10~12度程度まで下がることが多く、まず釣りにならないケースがほとんどです。
例えば、春のメバル釣りなどで言えば、16度ぐらいまで海水温が上昇してくれれば、魚の活性も分かりやすく上がって楽しい釣りになるのですが、それよりも低い海水温での釣りとなると、釣果にも釣り人の身にも厳しい状況が続きます。
そんな中でも、釣りが上手な人はそれなりに釣果を出してくるのでしょうけれども…特にファミリーフィッシングにおいて、釣果がゼロで終わる可能性が高い「リスキーな釣り」は避けたいところですよね。
となると、後は「海水温が高いエリアまで足を伸ばしての釣り」が選択肢に入ってくるのですが、自分一人や釣り仲間同士ならばいざ知らず、家族との釣りであれば「長距離を移動しての遠征で、ひょっとしたら釣果ゼロ(あるいはフグやキタマクラ、ネンブツダイばかりで、まともに食べられる魚がなかなか釣れない)かも知れない釣り」というのは、なかなかハードルが高いと思うのです。
という訳で、魚が釣れるかどうかが分からない(というか、釣れない可能性の方が高い)今ぐらいのシーズンは、釣り以外の方法で家族と楽しい時間を過ごすのが良いと思うのです。
オンシーズンの間はどうしても釣りに行く回数が増える(=他の娯楽に回す時間が減る)ことでしょうから、オフシーズンの間には、家族で水族館や動物園、遊園地、博物館などに行って楽しむというのも、良い時間の過ごし方になると思います。
年がら年中いつも釣りの話ばっかりだと、いつかは家族に愛想を尽かされるかも知れませんよ…休日に家に居なかったら「また釣りに行ってたの?」と聞かれる僕のように。(苦笑)
どうしても釣りから離れられないアナタには…
とは言ったものの、「どうしても年がら年中、釣りが頭から離れない」というアナタには…やっぱり穴釣りですかねぇ?
足場の良い堤防の側の消波ブロックの隙間などを狙っていけば、今の時期でもファミリーフィッシングを楽しめることかと思います。
ただし、この時期の寒さは半端ないので、防寒対策だけはきっちりと行ってください。家族で海釣りに行って魚が釣れたのは良いけれど、後で誰かが熱を出して寝込んでしまったなどといった事態は避けたいところです。
更に「穴釣りだけじゃモヤモヤする、いつものように釣りがしたい」という重症な人には、こちらの過去記事などはいかがでしょうか?
ただし、こちらのコースは家族や恋人に付き合ってもらうには相当ディープな世界になるので、自分一人の釣りや釣り仲間同士での釣りでないと実行は難しいかも?
最後に
今回ご紹介した「釣りに行かない」というボウズ逃れの方法、冗談っぽく聞こえるかも知れませんが、ベテランの釣り人の間では結構メジャーな方法なのではないかと思います。
いやまあ、「釣れなくても良い、俺は釣りがしたいんだ!!」とか「俺様の腕があれば、魚が釣れないなんてことはない!!」などというベテランの釣り人が多いことも事実ですが。
うちのお師匠様などは、1~4月ぐらいまでは完全にオフシーズンと割り切って、滅多なことでは釣りに行かない感じです。砂浜でマテ貝を採ったり、お気に入りの酒蔵の蔵開きで酔っ払っていたり。(笑)
そして僕も最近、釣りから離れてハマりかけていることがありまして…
それは「ウイスキーの飲み比べ」です。
僕はそもそもお酒は弱い方なのですが、なかなか釣りに行けない日が続く中で、ちょっとぐらいはいつもと違ったことをして楽しんでみようかと思いまして…200ミリリットルぐらいの小さい瓶に入ったウイスキーを、銘柄をとっかえひっかえしながらチビチビ飲んでいます。
でも、マイカー釣行派の僕の場合…お酒を飲んでしまうと、釣りに行けなくなるんですよね。(苦笑)
週末が近づくと天気予報などを見ながら、あれこれと遠征釣行のシミュレーションを頭の中で考えるのですが、最終的には「リスキーなシーズンの海釣りよりも、こっちの方が良いかな」ってグラスを傾けることが多くなりがちな日々でして…これではアル中街道をまっしぐら、お師匠様のことを、あれこれと言えないですねぇ。
あと、ここ最近の週末は、友人Aと映画を見に行ったりしていました。
釣りがしたくてウズウズする気持ちも無くはないのですが、釣りとは違う方法で余暇を過ごせているのは、それなりに悪くないのかもと思う昨今です。今のシーズンに海釣りに行くことについて、かかる時間と労力とコストを考えると「今は大人しくしているほうが良いかな?」とも思ったり。
という訳で皆さん、次回もどうぞよろしくお願いいたします。