家族でたのしくフィッシング

主に家族で海釣りを楽しむためのお話をつづるブログです。海釣りに関する様々な情報や、道具のご紹介などを綴っていきます。

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海釣りにおける新型コロナウィルスへの、短期的な予想と対策について


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 皆さんこんばんは、Jackです。

 

 最近では風の強い日が続いているようですが、いよいよ「春一番」が吹いている(あるいはもう吹いた)頃なのでしょうか。

 その一方で、新型コロナウィルスが世界的な猛威を振るっており、人々の健康のみならず経済的な面でも様々な影響を与えています。

 

 今回はこの新型コロナウィルスについて、僕が考えた海釣りに関する短期的な予想と対策のお話をしてみたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

海釣りにおける新型コロナウィルスへの、短期的な予想と対策について

イントロダクション

 中国の武漢を中心に世界各地へと拡散している新型コロナウィルスですが、僕が見ている限りでは、その危険性がいかほどのものなのかが未だに定かではありません。

 

 病気にかかった時の治療法や特効薬がまだ確立されていないというのが一番大きな問題だと思いますが、感染スピードは非常に早く、しかしながら致死率については各国の医療事情によって様々なように見受けられます。

 こと日本については、この記事を書いている時点までの各種報道発表を見ていると、病気にかかった患者の数も死亡者数も、他の国々に比べると非常に低いように感じます…とはいえ、油断をしてはならないことには変わりがないのですが。

 

 さて、健康面における影響もそうですが、新型コロナウィルスにおいて昨今話題になることが多くなっているのが、経済的な影響についてです。

 中国が様々な分野の「世界の工場」となっている現在、防疫措置の一環として様々な品物の輸入制限がかかっていて、世界の経済に暗い影を落としています。

 

 かくいう我が家でも、最近ではこれまで17年ほど頑張ってくれていた冷蔵庫が突然動かなくなり、慌てて電器屋さんに買いに行ったのですが、いざ商品を選ぼうにも店舗の在庫や中国からの今後の商品搬入のめどが立っておらず、かなり限られた中での商品購入となった経緯などがありました。

 

 では、これから先、短期間において新型コロナウィルスが海釣りに与える影響とは、一体どのようなものが考えられるのでしょうか?

 

海釣りにおける健康面での影響

 新型コロナウィルスの影響で、特に人が集まるイベント(各種スポーツ観戦やコンサート、その他の集客イベントなど)においては、中止や延期が相次ぎ、非常に大きな影響が生じているものと見受けられます。

 

 一方、海釣りはどうなのかと言いますと…僕が思う限り、基本的には狭い空間の中に多くの人が密集して楽しむ類のイベントではないため、海釣りそのものへの影響はそれほど大きくないと考えます(陸からの釣りの場合)。

 

 例えば堤防からの釣りなどでは「密閉された狭い空間の中で、他者と濃厚接触する可能性」は限りなく低いですし…むしろ清々しい海風に当たりながら楽しめる釣りは、今の時期でも楽しめる数少ない娯楽なのかも?(笑)

 

 ただし、公共交通機関を利用した釣行の場合、釣り場に行くまでの道中が問題になってくるものと思われます。出来ればクルマやバイク、自転車など、プライベートな交通手段を用いた釣行を選びたいところですね。

 

海釣りそのものに与えるであろう影響は「エサの確保」

 では、ひとまず釣り場までの移動が出来たところで、そこから新型コロナウィルスによって我々が被るかもしれない影響は、一体何でしょうか?

 

 一番身近で大きな問題は「エサの確保」だと僕は考えます。

 特にアオイソメやイシゴカイなどの虫エサは、中国からの輸入に頼っている部分がほとんどであると聞き及んでいます…となると、今後の短期的な予想としては、釣具屋さんに行っても虫エサの類は入手しづらくなるということが考えられます。

 

 となってくると、我々も釣りの際に使用するエサの種類(と、それに合わせて釣りの仕方)を色々と考える必要が生じてくることでしょう。

 オキアミやアミエビなどは、国産のものもあれば中国からの輸入品もあると聞いています…ということで、虫エサほどダイレクトな影響を受けることは無いように思いますが、ひょっとすると今後入手が困難になってくる可能性は否定できません。

 

 そこで考えられるのは、今後しばらくは釣りエサは釣具屋さんで買うのではなく、スーパーマーケットなどで買うことになるのではないかということです。

 エビやイカ、アサリ、魚の切り身など、魚釣りのエサになりそうな食料品の類いが、今後しばらくの釣りエサになるのかも知れません。また、パンや魚肉ソーセージなども、釣りエサとして十分に使えそうです。

 

www.familly-fishing.net

 

その他、釣り人に与える影響について

 その他、新型コロナウィルスが釣り人に与える影響として大きなものは「釣具類の新商品の入荷が大幅に遅れる可能性がある」というところでしょうか。

 

 釣具以外の様々な分野でも、中国からの商品や材料の輸入が出来ないことによる納品の遅れが出ているのですから、当然のことながら釣具の分野でも同様の事態が発生しうることでしょう。

 各種釣具メーカーのホームページなどで掲載されている新商品の販売開始時期が、大幅に遅れる可能性も否めません…とはいえ、釣り人の生命や財産に大きく影響を与えることではないので、楽しみにしていた新商品の入荷時期が遅れても、我慢するしかないのかなって思います。

 

 一方、渡船や釣り船などでは利用者の予約キャンセルなどが相次ぎ、経営そのものに多大な影響を及ぼす可能性が高そうです。

 こちらは利用者である客同士の接触の機会が皆無ではないため、船長さんとしても非常に頭の痛い問題だと思います…といっても、このブログでのお話で何か対策が出来る訳でもないので、何とか頑張って経営を続けていただきたいとしか言えないです。早く事態が終息して、客足が戻ってほしいものですね。

 

最後に

 すみません、今回の短期的予想のお話については、明確な根拠となるエビデンスなどはほとんどなく、あくまでも僕の個人的な予想の数々に過ぎません。

 

 ということで、今回の内容については深刻に考えることなく、釣果が厳しいこの時期の気軽な読み物の一つぐらいに捉えていただければ幸いなのですが…でも、正直あまり考えたくないのは、今後釣具や釣りエサの買い占めや転売が発生しないかってところでしょうか?

 

 さすがに虫エサは生き物なので買い占めても無駄になることが多いでしょうから、あるとしたらオキアミやアミエビなど冷凍エサの買い占め、釣具の買い占め&転売ってところですかね?

 それにしたって、保管場所など色々と困りそうな気がしますが…可能性がゼロではないところが、ちょっと気がかりです。

 

 いずれにせよ、新型コロナウィルスの猛威が早く終息に向かってくれることを願います。それでは、次回もどうぞよろしくお願いいたします。

 

【重要:2020.4.15追記】

  ここ最近の世間の流れでは、地方の漁港等に地域外(特に都市部など、新型コロナウィルスの蔓延が著しい場所)からの釣行の自粛を求める動きや、釣り船や渡船の営業自粛が、あちらこちらで見受けられるようになりました。

 

 地方には新型コロナウィルスの治療が出来る医療体制が整っていないこともあり、地域住民にとっては、地域外から来る釣り人が運んでくる新型コロナウィルスの影響が、命に関わる事態へと発展しつつあります。

 当初この記事を書いていた時には、新型コロナウィルスがまさかここまでの猛威を振るうとは思っていなかったのですが…僕の予想がかなり甘かったと、今になっては思います。大変申し訳ないです。

 

 と言うわけで、当面の間は釣りの自粛に協力するのが、我々釣り人に求められている行動であります。地方の漁港周辺に在住の地域の皆さんの健康を守るためにも、自発的な釣りの自粛に努めましょう。