皆さんおはようございます、Jackです。
今回のお話は、Twitter上での質問とその回答を見かけた中からのネタを元にしています。ちょっとしたtips程度で軽く読んでいただければ幸いです。
それでは、どうぞよろしくお付き合いください。
小物釣りにステラやイグジストは必要か?
Twitter上で見かけた質問と回答
たまたまTwitter上で、ダイワの開発関係の方宛の質問を見かけたのですが、その内容はだいたいこんな感じでした。
「友人がアジングにイグジストを使っていたので、『アジングするなら、ルビアスで十分すぎるぐらいだよ』って言ったら、『いや~、ルビアスは軽いけれど剛性無いから心配なんだよね~』との回答でした。メインで釣るアジは20センチメートルぐらいしかないのに…(中略)…もしも剛性を数値化出来たなら、初心者とかは最適なリールをさらに選びやすくなると思います」
で、ダイワの開発担当の方からの回答は「どういう面からいう剛性かにもよっても、剛性の測り方が変わりますが、多くの人はギアの耐久性(寿命?)をイメージすると思われます。単に壊れにくい、という話だと、各部パーツの強度などにも左右されてきますね」とのことでした。
このやり取りを見て僕が思い出したのは、以前友人Aから教わった残留応力の話でした。
「変わらない巻き心地」が欲しければ、ステラやイグジストもアリ
あの時の友人Aの話では、ギアとギアが点で触れ合っているだけでもその部分に応力が発生し、どんな小さな応力でもそれは金属部品に疲労という形で蓄積していくというものだっただけに、ダイワの開発担当の方の回答も「なるほど」と思った次第です。
ちなみに、その前後の質問に対する回答の中で、ダイワの開発担当の方は「(耐久性について)ギア単体の話をされる方がけっこう多いと思いますが、『(ギアを)どこに入れるか』で寿命も変わります。やはりモノコックのようなしっかりとしたボディに入れてあげると、(ギアの)寿命も長いですね」とも述べられていました。
これらのことから考えると「強いギアを強いボディの中に入れてあげるのが最強」ということで、長い間使用して、使い心地が変わらないものを求めるのであれば、たとえ小物釣り用であってもステラやイグジストなんかが、やっぱり最強ってことですよ。
最後に
ただ…個人的には、以前友人Aもちょくちょく言っていたことなのですが、釣り人はどれだけの期間、同じ釣具を使い続けるのかって思ったりする訳でして。(笑)
新しい商品が出てくれば目移りしますし、ステラやイグジストでも代替わりすれば更に性能が上がった製品が新たに発売されるわけでして…また、補修用パーツの製造・販売が、シマノの場合では本体の販売終了後10年が経過すると終わってしまうので、長く使い続ければそれだけ、パーツ供給の面で辛くなるということもあり得ます。
そう考えれば、よほどその時に売られている高級リールに惚れ込んだとかいうのであればともかく、そこまでの思い入れなどがなければ、小物釣り用のリール(あるいは、ファミリーフィッシング用のリールと言い換えても良いのですが)であれば、ぼちぼちの廉価版を使用して、ガタが来たらその時の新商品に買い換えるぐらいで良いんじゃないかと思います。
ステラとかイグジストとか、めちゃくちゃ値段が高いですからねぇ…ステラ一台で、セドナが10台ぐらい買えそうですし。(苦笑)
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ステラがこれぐらいの値段で、
イグジストがこれぐらいの値段です。
ここに替えスプール(一個1万円オーバー)をいくつか加えると、非常に高額な買い物になってしまいます…壊した時の修理費もバカ高ですし。
それだったらいっそ、セドナやレブロスをバンバン買い換えるというのでも良いと思うのです。いずれにせよ、釣れる魚は一緒ですしね。(苦笑)