家族でたのしくフィッシング

主に家族で海釣りを楽しむためのお話をつづるブログです。海釣りに関する様々な情報や、道具のご紹介などを綴っていきます。

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釣り場選びは、自分の判断でしよう


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 皆さんこんにちは、Jackです。

 

 ここ最近はほとんど釣りに行くことがなくなってきましたが、何年か前の今ぐらいの頃の釣りをふと思い出し、タイトルの通りのブログ記事のネタを思いつきました。

 これからの皆さんの釣りの参考になれば幸いです。

 

 

釣り場選びは、自分の判断でしよう

とある日の朝の釣りで

 もうどれぐらい前になるか忘れましたが、今ぐらいのシーズンに春のアオリイカを釣ってみたくて、早朝のとある漁港を訪れました。

 

 その時はまだ夜が明けておらず、真っ暗な時間帯に漁港に着いたのですが、僕よりも先に場所取りをしていた釣り人が一人いて、僕が現地入りしたのは二番目だったと思います。

 

 その漁港は夜釣り禁止となっていたため、朝日が昇り始めた頃にエギングの支度をして、アオリイカが釣れるというポイントに入りました。先に場所取りをしていた釣り人さんと二人で、ポイントを狙えるような状況でした。

 

 しばらくの間は自由にエギを投げることが出来たのですが、それから程なくして「ヤエン」という仕掛けを使って活きエサ(アジ)でアオリイカを釣るおじさん二人が釣り場に入ってきました。

 

 同じ釣り人同士で、特に嫌な感じがする人達でもなかったので、朝の挨拶をしながらエギングを続けていたのですが…

 

おじさん「どう、イカは釣れている?」

 

Jack「いえ、まだ来て間もないので何とも」

 

おじさん「そう。ところで、僕らが先週来た時には反対側の堤防でエギングでイカを釣ってる人がよーさんいたから、そっちに行ってみたら?」

 

 その時の僕はこれといって深く考えることもなく、普通に笑って答えました。

 

Jack「へえ、そうなんですか。ここのポイントで釣れなかったら、そっちに行ってみることにします」

 

 そのおじさん、顔は笑っていましたが、何とも微妙な笑顔でした。

 

釣り場選びを人任せにすると損をするかも?

 勘の良い人であれば、その時のおじさんの意図はすぐに分かるかなぁ…要はそのおじさん、僕より後から釣り場に来られましたが、僕を自分の釣りたいポイントから上手く追い払おうとしていたのでしょうね。

 

 結局その日は最初のポイントと、おじさんに教えてもらったポイントの両方でエギングをして、釣果はゼロだった(僕の見ている限り、おじさん達も釣果は無く、かなり後から来た若いお兄さん達が最初の堤防の先端でイカを一匹釣っていたぐらいだったかな?)のですが、反対側の堤防でイカが釣れていたのであれば、エギで釣るよりもエサで釣る方が条件的には有利なのでしょうから、なぜおじさん達はそちらの釣り場へ行かなかったのか…これは随分後になってから気が付いたことでした。(苦笑)

 

 まあ、世の中には「ここは昔から俺の指定席だ、そこをどけ!」みたいな無茶苦茶なことを言ってくる釣り人もいますから、そんな人達に比べれば随分とスマートで優しい話し方でしたが、相手が余程信用できる人(僕にとっての、お師匠様のような人)でない限り、人の話を鵜呑みにしてはいけないってことですね。

 

 ある程度魚釣りに慣れてくると、魚が釣れそうなポイントというのはおのずと分かるようになってきます。

 

 出来るだけ大きな魚をたくさん釣りたいと思うのが釣り人の常、そうなると魚の習性などについても勉強するようになりますが、その結果として「魚が釣れそうなポイント」がだんだんと分かるようになってくるのです。

 

 でも、折角自分の眼で見て選んだ魚釣りに適したポイントを、他の人から「あっちの方がいいよ」と言われて捨ててしまうようでは、非常にもったいない話です。

 

 まあ今回の話の場合、おじさん達が言っていたポイントも確かにイカが釣れるポイントだったのですが…。

 

 同じ釣り人同士の情報交換は結構有益なことも多いのですが、反面「他人に魚を釣らせたくない」と、嘘の情報を教えてくる(可能性がある)人がいるのも事実です。

 

 本屋さんに行けば、釣りに関する本もたくさん並んでいますし、過去の僕のブログ記事でも釣りのポイント選びに関する話はさせていただいています。

 

 どうかそれらを参考にされながら、自分の目で釣りに適したポイントを選んでいただければなと思います。