家族でたのしくフィッシング

主に家族で海釣りを楽しむためのお話をつづるブログです。海釣りに関する様々な情報や、道具のご紹介などを綴っていきます。

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たまにはこんな釣りがあっても良い


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 皆さんこんにちは、Jackです。

 

 今回は約三週間ぶりぐらいで、電気ウキ釣りに行ってきました。ゴールデンウィークの時とはずいぶんと海の雰囲気が変わりましたが、果たしてその結果は?

 

 今回も備忘録的な内容になりますが、どうぞよろしくお付き合い下さい。

 

たまにはこんな釣りがあっても良い

ふらりと気が向いて、津の海へ

 以前に比べるとここ最近、少し体調が良くなってきたので、土曜日の午後から海釣りへと足を運ぶことにしました。

 

 ちょうどお師匠様からも「I君に誘われて、夕方投げ釣りに行きます」と連絡があったので、釣具屋さんでイシゴカイを調達してから夕方の津の海岸へと向かいました。

 

 小さな突堤のような場所で、お師匠様と先輩Iさんが投げ釣りをされていました。

 

 この辺りの海はいつも投げ釣りをしていたポイントに比べると水深が深いらしく、かなり手前の近い場所でもシロギスが釣れていました。

 

 かなり遠くてほとんど見えませんが、天気の良い土曜日ともなると家族連れでの海岸バーベキューの姿が多く見受けられました。釣りとは関係がありませんが、こういう休日の過ごし方も良いですよね。

 

 僕が電気ウキ釣りをすることをお話しすると、お師匠様とIさんもお付き合いいただけることになり、お師匠様は家での用事を済ませるために一時帰宅、Iさんと二人で近所のスーパーマーケットで買い出しをしてから、いつもの釣り場へ向かいます。

 

約三週間後の、電気ウキ釣りの釣果は?

 さて、午後六時半過ぎぐらいに釣り場へと到着したものの、まだまだ辺りは明るい状態。お師匠様が来られるまでの間、少しIさんとおしゃべりなどをしていましたが、午後七時過ぎぐらいになった辺りでまだ少し辺りは明るいものの、電気ウキ釣りをスタート。

 

 いつものウキ下の長さから釣りを初めてみたものの、当初はなかなか魚のアタリがありませんでした。しばらくの間は独力で、ウキ下を何度も変えながら頑張ってみたものの、辺りがまだ明るかったこともあり「これは本格的に暗くなってからでないと無理だろうな」という気がしていました。

 

 そうこうしているうちに、用事を済ませられたお師匠様が合流してくださり、お師匠様とIさんがクルマの近くで談笑されているのを遠目に見ながら釣りを続けていると、ようやく良い感じのヒットが。

 

 この時に釣れたのは、まあぼちぼちなサイズのウミタナゴでした。

 

 お師匠様がその釣果を見るなりウミタナゴが釣れたなら、メバル狙いだともう20~30センチメートルぐらいウキ下を長くしたら?」とおっしゃられたので、そのアドバイスに従いウキ下を長めにして消波ブロックの際を攻めてみるものの、なかなか次の釣果に繋がりません。

 

 それから更にしばらくの間、釣りを続けていたのですが、次のお師匠様からのアドバイス「ウキ下が長くてダメなら、いっそウキ下を思い切り短くして、足下の消波ブロックぎりぎりを攻めてみれば?」でした。

 

 お師匠様曰く、ウキ下を短く、おもりを軽くすれば、消波ブロックの際を攻めても根掛かりはしにくくなるからとのことで、元々おもりは軽めの設定だったため、ウキ下だけを短くして、ここと決めた釣り場の辺りにアミエビを捲くというズルもしながら釣りを続けました。

 

 それでもなかなか釣果に繋がらず、「これは魚を寄せて釣るよりも、魚のいそうな場所をあちこち攻める方が正解では?」と思い、釣り場をちょこちょこ移動しながら消波ブロックの側を攻めていると、ようやく一匹目のメバルが釣れました。

 

 そこでようやくその日のメバルの棚が分かったので、ウキ下は極力短い設定のまま、あちらこちらを攻めてみました。途中、いつの間にやらお師匠様とIさんが飲み物や食べ物の買い出しに行かれている間にもう一匹メバルが釣れて、お師匠様の道具でIさんがアナゴの投げ釣りをしている間に

 

 何だかよく分からないうちに釣れてしまった、24センチメートルのメバル

 

 ハリスは0.8号、針がかりは「かんぬき(口の中の横の部分、上顎と下顎の境目辺りのこと)」にかかっていましたが、ほとんど針先しか掛かっていませんでした。あっぶねーっ!

 

 まあ、尺(30センチメートル)にはまだまだ遠いですが、この釣り場ではなかなかナイスなサイズで、僕自身の自己記録更新でした……いつもは16~18センチメートルぐらいがレギュラーサイズで、なかなか大きなメバルには出会えなかったんですよ。(苦笑)

 

 そこから先も少しの間頑張ってみたのですが、そこそこ疲れてきたので、午後9時30分過ぎぐらいで納竿。そこから先はIさんのアナゴ釣りを囲みながら、お師匠様を含めた三人で飲み食いをしつつヤイヤイ談笑をしていました。

 

 数年間のコロナ禍もあった中、お師匠様は「こんなに楽しく釣りをしたのは、何十年ぶりかだと思う」と言われていましたが、僕自身もキャンプに行った先での夜の歓談などは経験していたものの、釣り場で釣りをしながら飲食を伴った歓談というのは初めての経験だったので、なかなかに楽しかったです。

結果発表!

 Iさんはアナゴ釣りにハマって「十匹ぐらい釣る!」とか言いながら頑張られていましたが、日付が変わって少したった辺りで僕は現地を引き上げさせてもらいました。お師匠様、Iさん、今回も大変お世話になり、誠にありがとうございました。

 

 そしてこちらが、昨夜の釣果です。ちなみに、魚をのせている白色トレーは、ドン・キホーテメガ盛り牛肉用のものです。サイズの参考になれば、というお話なのですが……。

 

 ちなみに、一番上のメバルが一番大きいのですが、あとの二匹もそれぞれほぼ20センチメートルほどあり、アタリの数は少なかったもののサイズ的には良い感じにまとまった結果になりました。ウミタナゴは21センチメートルでした。

 

 それにしても、今回の釣りではウミタナゴのアタリはガツンと電気ウキが沈んで分かりやすかったのですが、一方のメバルはどれも「何だかモゾモゾと電気ウキが沈んでいるようで、そっとラインを引っ張ってみたら魚が掛かっていた」というパターンだったのは、少し意外でした。いつものレギュラーサイズのメバルだったら、ズボッと電気ウキが海中に沈み込んで、それなりにはっきりとアタリが分かるものだったのですが……。

 

 それでも、20センチメートルの二匹は「これ、ひょっとして魚のアタリじゃね?」って感じでそっとラインを引っ張っていましたが、一番大きなメバル「アタリかどうかさっぱり分からないから、試しにちょっとラインを引っ張ってみよう」って感じからの釣果で、正直「何だかよく分からないうちに、偶然釣れていた」という感じでした。(笑)

 

 あと、Iさんからメバルを釣る時には、光と影の境目辺りを狙うと良い」みたいなお話を聞いて、消波ブロックを攻める時には自分から見て消波ブロックの向こう側を攻めるようにしてみたところ、今回の釣果が出ました。その時の潮の流れなども関係していたのでしょうが、こちらの姿が見えない場所を攻めた方が釣果に繋がりやすいのかも、などとも思った次第です。

 

 その他、比較的大きめの魚のアタリがあって、根に潜られてバラしてしまった時、お師匠様からは「だから根に潜られにくいように、長めの磯竿なんかで釣った方が楽」と言われてしまいましたが、振り出し竿の後片付けが面倒くさいので、ついつい並継ぎのルアーロッドで釣りをしてしまっています。大きなメバルを強引に抜きあげる場合、シーバスロッドの方が安心感があるし……個人的にはラインの巻き上げスピードが速いハイギアのリールと組み合わせれば、ある程度は対策が打てるんじゃないかなーって思っています。

 

 そして、一度バラした魚はなかなか釣れなくなるかと思っていた時期がありましたが、今回の釣果も含めて「同じところを何度も攻めれば、案外魚は釣れてくれる」ことも実感しました。こればかりは魚種にもよると思うのですが……。

 

 今回の魚達については、いつものように煮魚にして長女に食べてもらう予定です。今後もできるだけ、釣果報告などを行っていきたいと思っていますので、次回もまたどうぞよろしくお願いいたします。