皆さんこんばんは、Jackです。
今回は久々の釣果報告の記事です……と言っても、自分の釣果では無いのですが。(苦笑)
タイトルの通り、津の海で青物が釣れている(らしい)お話と、お師匠様達が参加された3年ぶりのハゼ釣り大会のお話の二本立てです。どうぞよろしくお付き合い下さい。
青物が釣れている(らしい)津の海と、3年ぶりのハゼ釣り大会
イントロダクション
今回のお話のスタートは、先日お師匠様からいただいたハゼ釣り大会への参加の案内からでした。
新型コロナウィルス感染症の影響で2020年、2021年と開催が中止されていた岩田川のハゼ釣り大会が、3年ぶりに開催されるとのことで、お師匠様はご子息M君と先輩Iさんとの三人一チームでエントリー。
他にも同じモータースポーツクラブに所属されている先輩Kさんが娘さんと二人でエントリーされるとのことで、我が家もどうかといったお話でした。
結果から申し上げますと、我が家からのエントリーは「なし」ということで、今回はブログの記事を書くためにお師匠様達の釣行の様子を見学させてもらうことに。
そして、ここ一週間ほどの間、津の海で青物(ハマチやシオ(カンパチの子供)、90センチメートルのブリなど)が釣れているという情報が釣具屋さんのブログで掲載されていたので、こちらの様子もついでに見に行こうという計画となりました。
日本鋼管の海は大騒ぎ
さて、僕自身も「あわよくば魚が釣れれば」と思い、一応はライトショアジギングの釣り具一式をクルマに積んで、まだ真っ暗な夜空の下をとことこ走って現場へと向かったのですが…
まあ、そうなるよね。
地元でも有名な釣具屋さんのブログ記事になっていたぐらいですから、みんな同じことを考えて釣り場へと殺到します。ホントにもう、クルマをとめる場所も竿を振る場所もないぐらいに、ぎっちりみっちりです。
これとよく似た風景を、過去にも見たことがあるなぁ……あれは「日本鋼管でアオリイカが釣れた」って記事が、同じ釣具屋さんのブログに掲載された時でしたねぇ。
ちょっと違う場所からの様子です。シマノのジャパンカップ(投げ)の時と同じぐらいの間隔(実際には多少マシですが)で、釣り人達がずらりと並んでいます。
ちらっと見た限りでも、一宮ナンバーや滋賀ナンバー、遠いところでは大阪ナンバーのクルマも停まっていました。そして、それだけ多くの場所から釣り人達が殺到すると…
まあ、こんなゴミがあっちこっちに捨てられていたりしまして。釣り場は汚さず、ゴミはきちんと持ち帰りましょうね。
なお、釣り場の様子をさらにカオスにしていた要因としましては、
釣りをするには一番適している(と僕が思っている)エリア一帯が、このように通行止めになっていたことでしょうか。いつもであればこの区間にも、ずらりとクルマが並んでいるので、かなりの広範囲に渡ってエリアが制限されていました。
で、まあ、僕自身はと言いますと、この様子を見た瞬間に「あ、もう今日の釣りはやめよう」と思いました。だって、これだけ数多くの釣り人達がルアーを投げまくっていて、それでもナブラ一つ起きずに静かな海で、青物が釣れるとは到底思えなかったからです。実際、アカエイを釣られたルアーマンさんお一人以外、誰の竿も曲がっていなかったですし。
あとでこの時の様子をお師匠様にお話ししたところ「まあ、いつ何時青物が釣れ始めるか分からないしなぁ」とおっしゃられていましたが、地元スペシャリスト(元漁師)のお師匠様が参戦していない段階で、この状況下での釣りには期待が持てないと考えるべきでした。
とはいえど、前日にお師匠様と連絡を取り合っていた時には「確かに御殿場海岸では先週イワシやママカリ、ボラの子供なんかが波打ち際にびっしりといて、マゴチやヒラメやハマチなどがちょいちょい釣れていた」とのお話だったので、ハゼ釣り大会の待ち合わせ時間までの間に少し足を伸ばして、御殿場海岸の様子を見に行きました。
でも、こちらは日本鋼管から一転して、釣り人は4、5人ぐらいしかいませんでした。こちらではもっぱらキス釣りをしている人達ばかりで、釣果の方は定かではなく……お師匠様のお話では「潮が動いてさえいれば、またサイズを問わなければ、今は真っ昼間でもキスが近い場所でバンバン釣れる」らしいです。
この頃になると、昨晩の寝冷えの影響で引いてしまった鼻風邪がひどくなり、いったん町中へと戻って朝ご飯を食べ、携帯していた風邪薬を飲んでから「津なぎさまち」の一角で休憩をしていました。
ハゼ釣り大会スタート!
さて、午前9時15分頃にハゼ釣り大会の開催場所である青果市場へと向かいました。
3年ぶりのハゼ釣り大会は、密を避けるために「受け付けもチームの代表者だけ」というルールに。
会場に先入りして待っていると、お師匠様とM君、先輩Iさんがやって来られ、受付は代表として先輩Iさんがされることに。また、しばらくして別チームでエントリーされていた先輩Kさんと娘さんの姿を拝見して、しばし歓談タイムとなりました。
そうこうしているうちに、少し前倒しのスケジュールで開会式が行われ、津市の市長さんも挨拶をされていました。
定刻よりも少し早めに開会式が終わったので、その後は釣り場へと向かいます。
釣り場の様子は、こんな感じでした。
いつも釣りをしている場所は、今回は別の人が既に場所取りをされていたようで、そこから少し下流へと離れた場所での釣りとなりました。
前日の試釣ではけっこう良い感じに魚が釣れたそうなのですが、たまたま満潮の潮止まり時間とかち合ったこともあって、スタートでは釣果はあまり伸びませんでした。
それでもまあ、ぼちぼちと釣果を出されるのがお師匠様達の凄いところでして、
アタリが渋い中でも、少しずつ釣果を伸ばしていきます。
川の対岸でも、同じ釣り大会の参加者さんが竿を出されています。
開会式終了後から約2時間半、釣りを続けた後に検量へと向かいます。お師匠様達のチームの釣果は、自分達の評価では「微妙なところだけれども、まずまず?」みたいな感じでした。先輩Kさんと娘さんは、別の場所で釣りをされていた様子。
検量会場の様子です。皆さんがめいめいに釣った魚を持ち込まれています。
検量の結果、お師匠様のチームは例年に比べると釣果が伸びていませんでしたが、他のチームの様子をうかがうと、中にはめちゃくちゃハゼを釣っているところもあったようでして。
そして表彰式が始まり、他のチームの方が上位から表彰を受けていく中で、
お師匠様のチームは、大釣り賞の総合4位にランクイン。表彰を受ける先輩Iさんです。
それからもファミリー賞や環境賞(ゴミ拾いイベントで、たくさんゴミを拾われたチームに贈られる賞)、主催者である津西ライオンズクラブ様の会長賞などが授与され、13時半ぐらいに釣り大会は終了となりました。
今回の参加チーム&釣果の一覧です。こうして見ると、やはり過去の大会に比べると全体的に釣果は厳しかったようです。
こちらはいただいた賞状と賞品です。
賞品の中身は、フルーツの詰め合わせセットでした。こちらはお師匠様、先輩Iさん、先輩Kさんらと共に、僕も山分けに参加させていただきました。ありがとうございました。
今回のまとめ
日本鋼管における青物釣りの件につきましては、お師匠様とのお話の中では「あれだけ多くの釣り人達がバンバンルアーを投げまくっていれば、そりゃ何人かは青物を釣っていてもおかしくはないんじゃない?」といった感じになりまして、実績がある以上「可能性はゼロじゃない」けれども、実際に青物を釣るのはなかなか難しそうな気がしました。そもそも岸からのライトショアジギング自体が、結構運に左右される釣りですし。
一方、ハゼ釣りにつきましては、今日の大会の結果を見る限り「だいたいの場所でぼちぼちと釣れるけれども、釣果を出したければ釣れるポイントを把握しておく必要があるかも」といった感じでした。
とはいえど、これはあくまでも釣り大会を基準にしたものの見方であって、普通にファミリーフィッシングとして楽しむ分については、十分に釣りを楽しむことが出来ると思われます。
サーフからのキス釣りもそうですが、これから徐々に気温や海水温が下がっていく中で釣果も落ちていくと思われる中、今の時期は「人間が適度に快適に過ごせる環境下で、釣りを楽しむことが出来る」のではないでしょうか?
興味を持たれた皆さんも、ぜひ海釣りにチャレンジしてみて下さい。ただし、くれぐれも釣り場にゴミを捨てたりはしないようにお願いしますね。