家族でたのしくフィッシング

主に家族で海釣りを楽しむためのお話をつづるブログです。海釣りに関する様々な情報や、道具のご紹介などを綴っていきます。

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あなたのその持ち方、大丈夫ですか? スピニングリールの扱い方


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 スピニングリールの扱い方については、祖父に教えてもらったJackです…確か小学校低学年ぐらいの年頃だったと思いますが、その頃に教わったことは今でも体に染みついているものですね。

 今回は、スピニングリールの説明とその扱い方についてです。

 

スピニングリールの扱い方

はじめに 

 釣りで使うリールには、大きく分けて二つのタイプがあります。

 

1)スピニングリール

2)ベイトリール

 

 それぞれ形が異なるリールですが、はじめて釣りをされる方がより扱いやすいのは「スピニングリール」です。

 

 ベイトリールの場合、仕掛けを投げる時に少々コツが必要となります…そして、仕掛けを投げる時に失敗すると、リールの糸巻き部分でうまく飛んでいかなかった糸がグチャグチャになってしまいます(この状態をバックラッシュと言います。)。

 

 釣具屋さんで「はじめての○○釣りセット」として売られている竿とリールのセットは、そのほとんどがスピニングリールのセットです。

 という訳で、さっそくスピニングリールについて説明いたします。

 

スピニングリールについて 

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 竿に取り付けられた状態の、スピニングリールです。

 

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 スピニングリールの主な部品の名称は、写真の通りです。

 

【ベール】

 「スプール」と呼ばれる糸を巻いておく部分に、糸を巻いていくための装置です。

 スピニングリールで仕掛けを投げた後にベールを元の状態に戻すと、ベールがスプールに巻かれていく糸を拾い上げつつ、ラインローラーまで導きます。

 

【ラインローラー】

 ベールがスプールに糸を巻く時に、この部分で糸を保持してローラーが回転することで、糸をきれいにスプールへと巻き取ってくれます。

 

【スプールエッジ】

 スピニングリールで仕掛けを投げた時に、リールに巻かれた糸はこのスプールエッジの周りを回転しながら出ていきます。仕掛けをより遠くへ、トラブルなく飛ばすための大切な部分です。

 なので、リールを扱う際にはこのスプールエッジに傷をつけないよう、気を付けてください。ここに傷がつくと、糸がきれいに出ていってくれなくなったり、最悪の場合にはスプールエッジの傷が原因で糸に傷がつき、切れてしまうこともあり得ます。

 

【ドラグノブ】

 リールには「ドラグ」と呼ばれるパーツが組み込まれているのですが、大きな魚が釣れた際に勢いよく糸を引っ張られた時などには、この「ドラグ」の機能でスプール(糸が巻かれている、銀色の筒状の部分)が回転し、ズルズルと自動的に糸が出ていくことで、魚に糸を切られてしまうことを防ぎます。

 時計回りに回すとドラグの効きが強くなり、反時計回りに回すとドラグの効きが弱くなります。なお、スプールと呼ばれる糸巻き部分を取り外す時には、この部品を反時計回りにどんどん回していけばオッケーです。

 

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【ローター】

 リールのハンドルを回した時に、このパーツが回転することで、ベールを介してラインローラーで保持された糸がリールのスプールに巻かれていきます。

 

【ストッパーレバー】

 ローター(とハンドル)を糸を巻く方向だけに回転させたり、逆回転も出来るようにするための切り替えレバーです。最近のスピニングリールには、このストッパーレバーが無いものも増えてきています。

 

【ハンドルスクリューキャップ】

 ハンドルを固定しているネジ付きキャップです。反時計回りに回していくとこのキャップが外れ、リールからハンドルを外せるようになります(そして、外したハンドルを左右に付け替えることが出来るようになります。)。

 安いリールの中には、この部分がネジ式のキャップ「だけ」になっていて、その中にはハンドルをリールに固定するためのネジが取り付けられているものもあります。

 

スピニングリールの持ち方

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 スピニングリールのついた竿の持ち方です。

 スピニングリールのリールフット(竿に取り付けられているアーム状の部分)を、必ず中指と薬指の間で挟むようにして持ってください。

 

 リールのずっと後ろの部分のグリップを握ったり、中指と薬指の間以外の場所でリールフットを挟んで握ったりする方も見受けられますが、この握り方にはちゃんとした理由があります。

 

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 スピニングリールで仕掛けを投げる際には、まずこのような形でリールから出ている糸を人差し指でつかむ必要があります。

 

 この時に、リールフットを中指と薬指の間で挟んだ位置で竿(とリール)を握っていないと、写真のように糸を人差し指でつかむことがやりにくいのです。

 写真のように、人差し指でリールから出ている糸をつかむことが出来たら、

 

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 あとは上の写真のようにリールのベールを起こして、周囲に人がいないかどうかを確認してから竿を振りかぶり、仕掛けを投げるだけです(ちょい投げ釣りの場合)。

 サビキ釣りの場合には、この状態で仕掛けのついた竿を海に向かって下ろし、人差し指を放せばスルスルと糸が出ていって、仕掛けが海中へと沈んでいってくれます。

 

 仕掛けを海に投入した後、ベールを元の状態に戻してハンドルを回せば、リールのスプールに糸が巻かれていきます。

 

参考URL:DAIWA 釣具の基礎知識「スピニングリールの使い方」 

 

スピニングリールの選び方 

 そして最後になりましたが、もしもスピニングリールを単体で買う際には、スプール部分に書かれている番号(リールの大きさの目安ぐらいに思っておいてください。)が2000番~3000番のものを選ぶと良いでしょう。

 はじめてのリール選びでは、1000番では少し小さすぎますし、4000番より上では逆に大きすぎます。

 

 また、スプールに巻かれている糸の太さ(号数)は、2~3号ぐらいのものが使い勝手が良いです。2000番~3000番台のスピニングリール(糸付き)を選ばれた場合、だいたいこれぐらいの号数の糸が巻かれているはずです。

 

【2018.5.19 追記】

 我が家の子供達用のリールのお話も別途記事にしてみましたので、ぜひご覧ください。

 

www.familly-fishing.net