やあ (´・ω・`)
ようこそ、Jackの釣りブログへ。
このコーラはサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。
うん、「また」なんだ。済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。
でも、この商品を見たとき、僕は、きっと言葉では言い表せない「ときめき」みたいなものを感じていたと思う。
殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないでいたい。
そう思って、このブログ記事を書いたんだ。
じゃあ、本編へ行こうか。
……はい、またまた物欲に負けてしまいました。
でもまあ、今回もそれなりに理由はあったんですよ、一応。
さて、そういう訳で(?)、またまた言い訳を交えつつのインプレッションです。どうぞよろしくお付き合い下さい。
「フリースタイル」の末弟? シマノ・21スコーピオンXV2602R-2について
イントロダクション
今年の年末年始は父の喪中ということもあり、本当に何も無く終わりそうだったんですよ……先日の衝動買いの数々を除けば。(苦笑)
で、ふとした拍子にシマノの21スコーピオンXV2602R-2が気になって、気になって。
お師匠様から「道具は使い回してナンボ」と散々教わってきた手前、我慢しようと思ってはいたのですが、これまでに6フィートのショートロッドを使ったことがなかったりして……はい、先日のC3000XGのスピニングリールと同様、「はじめて」を言い訳にしてしまった次第です。
近所の釣具屋さんに同モデルの2601F-2があったってのも、いけませんでした。違う番手とはいえ実物を見てしまうと「どうしよう?」と心が揺らぎ……そして今日、2024年の年始最後の休みの日(明日は祝日ですが仕事始めなのです)。ふらふらと県内の釣具屋さんを渡り歩いていたところに、欲しかった番手そのものに巡り会ってしまったのです。
お店で実物を見つけた最初は「ヤベェ!」って思いましたよ、はい。(苦笑)
そして、しばらくの間グリップを握ったり、ロッドのあちこちを眺めたり……そして値札を見て「これぐらいだったら、これからしばらく節約すれば何とかなるじゃん」って思ってしまった訳です。
あと、実物に巡り会う直前に同じシマノの「19スコーピオン2652R-2」を別の釣具屋さんで見つけてしまい、ほぼ26,000円という値札を見てしまったのもまずかったですね。「相場よりも安いじゃん」って、思わず買いそうになっちゃったのですが……こちらはさすがに踏みとどまりました。
そんなこんなで(?)、運が良いのか悪いのか、ここしばらく悶々としていたロッドを買ってしまったという訳です。物欲に勝てないJackは悪い子です。
で、肝心の品物の方はというと……?
ひとまず無事に(?)買い物を終え、家に帰ってブログ記事用の写真を色々と撮りましたので、ご紹介いたします。撮影中に我が家の猫が、新しいおもちゃと勘違いしてロッドの穂先やらなんやらに噛みつこうとしたのにはまいりましたが……。
パッケージはこんな感じです。ワールドシャウラはもちろんのこと、スコーピオンよりもあっさりとした竿袋です。
これで税込み10,626円、税抜き価格だと1万円を切っていました。安い!
で、中身はこんな感じです。センターカットの2ピースロッド。仕舞寸法94センチメートルは案外こじんまりとしていて、いつものルアーマチックS86MLに比べると約40センチメートルぐらい短いです。
トップガイドです。ワールドシャウラやスコーピオンでは大きめのガイドが採用されていますが、スコーピオンXVも「それなりに」大きめのガイドが採用されています。
2番ガイドです。直前に別のお店で見た「19スコーピオン2652R-2」のガイドは、正直なところもっと大きかったです。ロッドのブランクスも太かったですね。
一番リールに近い7番ガイドは、こんな感じです。値段相応で仕方が無いのですが、ガイドフットがちょっと?華奢ですね。
ちなみにスコーピオンXVのガイドは、トップガイドがアルコナイトリング、それ以外のガイドがOリングなのだそうです。いずれもSiCリングではありませんが、PEラインの使用も特に問題がないのだとか。
バット部分です。「ハイパワーX」の文字に、ロッドのスペックが併せて表記されています。
この表記によれば、使用可能なルアーのウェイトは5~21グラム、または3/16~3/4オンスまで、使用可能なラインは5~10ポンド(ナイロンラインでだいたい1.2~2.5号相当)となっています。
しかしながら、PEラインはMax1.5号という記載がありますね……今回このロッドを購入するに至った理由その1です。我が家にあるルアーロッドでPE1.5号が使えるものは、ルアーマチックS86MLか16コルトスナイパーBB S1000Mしかありません。
先日の子供達との釣りではどちらも投入されましたが、長男に渡したコルトスナイパーはそもそもライトショアジギングロッドなので、ブリ相手にパワー負けすることはなかったはずですが、船の上で使うには長すぎました。
次の機会があれば良いのですが、その時には長男にスコーピオンXV、次男にルアーマチック、長女にはソルティーキャスト+PE1.2号のリールを渡そうと思います。
いやまあ、今回のスコーピオンXVがブリを相手に出来るかどうか分かりませんが、PE1.5号が使えるということであれば、リールのドラグをうまく使えば何とかなるんじゃないかなー、と。
反対側はこんな感じ。小さな赤いサソリが可愛いですね。
ブランクスの色は、一見小豆色っぽいのですが、光の当り具合によっては結構綺麗な赤になります。長女もこの赤色を見て「結構好きかも」って言っていました。
リールシートです。今回このロッドを購入した理由その2です。
ワールドシャウラのリールシートに触れて、そのあまりにも気持ちいい握り心地に感動し、スコーピオンを買おうと思った時期もあったのですが、エサ釣りに使うことの方が多くなるだろうから、コルクグリップは「使い心地は良さげだけれども、デリケートそうで扱いに困るかも」って思っていました。
ですが、このスコーピオンXVのグリップはEVA製です。少々汚しても、ざっと水で洗ってしまえばOK!
まあ「EVAグリップのスコーピオン」があれば、そっちを買っていたかも知れませんが……でも、そうなったらそうなったで、きっと値段の面で悩みそうだなぁ。
ちなみに、ワールドシャウラやスコーピオンとリールシート形状が同じなので、「Sポジション」「Lポジション」の使い分けによって、リールフットのサイズに応じた最適なフィッティングを得ることも可能になっています。この機能、シマノ公式では「2wayフードポジション」って言うそうですね。
上位機種とは異なり、それぞれのポジション表記がないため少々分かりづらいのですが、そこは実物を見ながら合わせていけばOKですよ。
グリップ長は190ミリメートル。同じ2600番台では、ワールドシャウラの212ミリメートル、スコーピオンの202ミリメートルに比べても、少し短いですね。
僕が握ると、グリップエンドが前腕の真ん中より少しだけ長いぐらいって感じになります。もともとスコーピオンXVが子供向けに作られているってこともあるので、ここは仕方が無い部分ですね。
グリップエンドには「Scorpion XV」の刻印が。これはなかなか格好良いです。
なお、付属品として竿袋に通す紐がついていました。この紐を使えば、例えば自転車釣行の際などでも竿袋を肩に掛けていけるそうで……もっとも、僕の場合はマイカー釣行がメインですから、ほぼ使う機会はないかな?
最後に、商品についていたタグの写真です。ご参考までに。
このロッドの使い道は?
さて、今回このロッドを購入するまでに散々悩んだ、このロッドの使い道についてです。
タグに書かれたメーカー推奨のターゲットは、次の通り。
ブラックバス・シーバス・ハス(ケタバス)・サバ・リーフフィッシュ・クロダイ・ライトロックシッシュ(カサゴ・メバル・ソイ)
僕の釣りはソルトがメインなので、現在想定されるターゲットはこんな感じ。
シーバス(セイゴ)・アジ・サバ・クロダイ・ライトロックシッシュ(カサゴ・メバル・ソイ)・小型青物・シロギス・ハゼ・木っ端グレなど
そして、このロッドの使い方は次の通りでしょうか。
・電気ウキ釣り
・サビキ釣り
・ちょい投げ釣り
・ルアー釣り(プラグまたは20グラムまでのメタル系)
・穴釣り(もしも傷をつけたら、めちゃくちゃへこみそうですが……)
・ボートからの釣り
「フリースタイル」の名に恥じず、色々な用途で使えそうですが、一番期待しているのは最後の「ボートからの釣り」でしょうか。
といいますのも、今までだとルアーマチックS86MLがその役目を果たしていましたが、8フィート6インチのロッドはボートの上だと少々長くて、取り回しに若干の不便を感じることもあったりして。
これが6フィートのロッドになってくれれば、随分と釣りが楽になりそうです……まあ、年に何回ボートからの釣りをするんだって話もありますが。(苦笑)
あとは、これまであんまりすることがなかったルアー釣りにもチャレンジしてみたいです。電気ウキ釣りやサビキ釣りには、ロッドが軽いのはありがたいのですが、今まで使ってきたロッドに比べて長さが短い点が、はたしてどうでるか……?
そして、このロッドに合わせるリールのサイズについて。シマノでいえば、2500番~C3000番ぐらいのサイズがジャストフィットでした。その他にも試したところでは、4000XGでは手元が少々重く感じて、C2000Sだと少々小さく感じましたね。どちらも使えなくはなさそうでしたけれども。
まとめ
さて、いよいよ今回の記事のまとめです。
今回購入したスコーピオンXV2602R-2、ぶっちゃけて言ってしまえばまさに「プアマンズ・スコーピオン」です。ワールドシャウラはもちろん、スコーピオンを買うのにも(主に金銭面で)ためらった僕が「ワールドシャウラと同じ形状のリールシート」と「そこそこ粘ってくれそうなロッドのポテンシャル」を見込み、実売価格と相談して手を出した商品です。
もちろん、お金がある人はワールドシャウラやスコーピオンを買う方が良いに決まっていますが、僕の釣りはあくまでもファミリーフィッシング。あまりにも仰々しくお金を掛けるつもりはありません。その点において、スコーピオンXVは「ルアーマチックプラスアルファの予算で買えるショートロッド」とでも言えましょうか。
そういった意味ではこのスコーピオンXV、特に小学校低学年の子供さんにプレゼントするルアーロッドとしては非常に優れていると感じました。村田基さんもYouTubeなどではっきりと「子供向けに作ったロッド」って言っていますし。
その中で、ベイトロッドにせよスピニングロッドにせよ、6フィート以上の長さのモデルは大人でも使えるようだったので、今回購入に踏み切った次第です。スコーピオンと比べて全体的に「可愛い感じ」だったのも、ポイントとしては大きかったかも?
また、村田さんは「キャスティングが上手くなりたいなら、自分の身長と同じ長さのロッドで練習すべし」ともおっしゃられていますが、そういう意味では今回の2602R-2、僕の身長(173センチメートル)よりも少し長いぐらいです。僕にとって、キャスティングの練習用にももってこいって感じですね。
ただ、「パワースピニング」を謳いつつ、パッと見た感じだといつも使っているルアーマチックS86MLに比べて、ブランクスが全体的に細めなのが気になるのですが……でも、ルアーマチックにはない「ハイパワーX」が採用されているので、少々ブランクスが細くても何とかなるのかな?
同じ2600番台でロッドの先径を比較すると、スコーピオンXVの1.7ミリメートルに対してスコーピオンが1.7ミリメートル、ワールドシャウラが1.7~1.8ミリメートル。見た目ほどの違いは、案外ありませんでした。ひょっとしたら「スパイラルX」の有無で、ブランクスの印象が違って見えるのかも知れません。
ちなみに、最後になってしまいましたが今回のロッドの「2602R-2」という表記について。シマノのロッドでは最初の「2」がスピニングリール用(「1」だとベイトリール用)という意味で、その次の「60」がロッドの長さ(6フィート0インチ)、そしてその次の「2」はロッドの強さ(「2」はML(ミディアムライト)クラスの強さになるようです)を表しています。
で、「R」はロッドの調子(ロッドの曲がり方のこと。この場合は「レギュラーテーパー」となります)を、最後の「2」はロッドの継数(2本)を意味します。この表記には僕も最初こそ戸惑いましたが、意味が分かれば「ああ、なるほどね」って感じでした。
というわけで、今回衝動買いしてしまった21スコーピオンXV2602R-2について、商品の見た目からのインプレッションは以上となります。実際に使ってみた感じのインプレッションは、また後日ということで。
それでは皆さん、次回もまたどうぞよろしくお付き合い下さい。ではでは~。
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お金に余裕がある方は、こちらのモデルをどうぞ……もっとも、スコーピオンで同じような番手のモデルを購入すると、スコーピオンXVが3本ぐらい買えそうですが。(苦笑)