家族でたのしくフィッシング

主に家族で海釣りを楽しむためのお話をつづるブログです。海釣りに関する様々な情報や、道具のご紹介などを綴っていきます。

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エギングロッドVSシーバスロッド 何でもロッドとして便利なのはどっち!?


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 釣りに行きたし、(色々と)余力無し。Jackです。

 

 当ブログの記念すべき100回目の記事は、エギングロッドとシーバスロッド、どちらが「何でもロッド」としてより便利なのかを、僕の実体験の中からご紹介いたします…一本のロッドでどんな釣りでも対応出来れば、それが一番コストパフォーマンスが高くてお得ですよね?

 

 今回の記事が、ある程度釣りに慣れてきた頃の初めてのロッド選びに悩む皆さんの参考になれば幸いです。

 

 

エギングロッドVSシーバスロッド 何でもロッドとして便利なのはどっち!?

イントロダクション

 一本で幅広いジャンルの釣りに対応できるロッド(竿)を、釣り人達の間ではよく「何でもロッド」と称したりします。

 一本のロッドでどんな釣りにも対応出来れば、それだけ出費が抑えられる…僕もお師匠様からは「出来るだけ少ない数のロッドを、いかに使いまわせるかが効率よく魚を釣るためのコツだよ」と良く言われました。

 

 それでも、悲しいかな物欲にはなかなか勝てず…現在僕が持っている「何でもロッド」候補は、都合3本あります。

 

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 向かって左側からシマノ・セフィアBB S809M」「シマノ・ルアーマチック S86ML」「シマノソルティーキャスト S806L」です。

 

 子供達三人を釣りに連れて行った時には、だいたいこの3本を使用するのですが、それぞれのロッドに対する「何でもロッド」としての僕の個人的なインプレッションを述べてみたいと思います。

 

シマノ・セフィアBB S809M

 エギングロッドの入門用モデルに位置するロッドです…が、今回の3本の中では一番お値段が高いです。当時の価格は確か15,000円ぐらいだったかな?

 ある程度本腰を入れてエギングにチャレンジしてみたいと思って、いつぞやの誕生日プレゼントとしてカミさんに買ってもらいました。

 

 本当はS806Mのモデルが欲しかったのですが、地元の釣具屋さんでたまたま在庫が無く、店員さんからの「遠投しやすい(長い)モデルの方が、より広範囲のイカを狙える」との口車セールストークに乗せられて買っちゃいました。(笑)

 

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 ロッドのスペックは、こんな感じです。エギのサイズは2.5号(10g)から4号(25g)までとなっているので、対応するおもりやルアーのウェイトの参考にして下さい。

 

【メリット】

・3本のロッドの中では、一番軽い(99g)。

・3本のロッドの中では、高級感もお値段相応に高い。

・ロッドの長さのアドバンテージから、キャスト時の飛距離は一番有利。

・オールSiCリングガイドのロッドなので、安心してPEラインが使用出来る。

 

【デメリット】

・ロッドの硬さが「M(ミディアム)」で3本のロッドの中では一番硬く、魚を釣る際にはバイトを弾く(魚が針を咥えた時に、合わせを入れても針が掛かりにくい)ことが多い。

・ロッドの値段の話をすると、壊すのを怖がって子供達が手に取りたがらない。(苦笑)

 

シマノ・ルアーマチック S86ML

 僕が大人になってから買ったロッドのうちの2本目で、お師匠様から「8~9フィートぐらいのシーバスロッドなら、いろんな釣りにつぶしが効く」と教わって、大手メーカー製の入門用ロッドとして買いました。当時のお値段は、だいたい5,000円ちょいぐらいだったはずです。

 このロッドの詳細については、過去に一度記事にしているのでそちらも併せてご参照下さい。(笑)

 

www.familly-fishing.net

 

【メリット】

・各種エサ釣りからルアー釣り、エギングまで守備範囲が非常に広い。

・お値打ち価格のロッドなので、少々の破損などについてもあまり気兼ねせずに使用できる。

・オールハードリングガイドのロッドであるにも関わらず、PEラインが使用可能。

 

【デメリット】

・3本のロッドの中では一番安価故に、ロッドの外観は一番チープで重い(145g)。

・エギングロッドとして使用する場合、専用ロッド(セフィアBB)に比べるとアクションがシャキッとしない。

 

シマノソルティーキャスト S806L

 現在シマノから販売されている「ソルティーアドバンス」の前身、「ソルティースティック」の上州屋ブランド版なのだそうでして…実はこの辺り、あまり情報が無くて定かではありません。

 購入した当時には既に廃番モデルとなっていて、たまたま訪れた上州屋の店頭在庫で残っていたものを買いました。その時のお値段は確か9,000円ちょっとぐらいだったかと思います。

 

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 ロッドのスペックは、こんな感じです。「L(ライト)」の硬さのロッドなので、他の2本のロッドに比べるとルアーウェイトの許容範囲はどうしても小さくなっています。

 現在のメーカー各社のラインナップで、「L」のシーバスロッドってなかなか見かけることがないです…そういった意味では、なかなか希少なスペックのロッドかも知れません。

 

 一時期「何でもロッド」としてブリーデンのTR85"PE special"が無性に欲しかった時期がありまして、その時に実物を手に取って「良いものはやっぱり良いなぁ」と思いながらも、お値段も相当に良い値段で手が出せず、「プアマンズTR85"PE special"」としてあれこれロッドを探した末に手を出したロッドです。

 まあ、実際に使ってみるとやはり本物には遠く及ばなかった訳でして…カタログスペックがそこそこ似通っているというだけで選んでみましたが、やっぱりお値段相応の違いはあるものですね。(苦笑)

 

【メリット】

・3本のロッドの中ではお値段的に真ん中ポジションで、ルアーマチックよりもやや高級感がある。

・3本のロッドの中では一番柔らかいロッドなので、各種エサ釣りをする際の魚の針掛かりの良さは、おそらく一番良いと思われる。

・トップガイドにSiCリングガイドを採用しているので、問題なくPEラインが使用可能。

 

【デメリット】

シマノのシーバスロッドとしての「L」の硬さが思っていたよりも柔らかく、ルアーマチックの「ML」ロッドに比べると、キャストした時のシャキッと感&飛距離がイマイチ。

・「ソルティースティック」のスペックを見る限り、ロッドの重さはルアーマチックと同じ(145g)。ルアーマチックよりも少しぐらいは軽いものだと思ていたので、ちょっと意外でした。

 

Jackの出した結論は…?

 これはもう、これまで掲載してきた記事の雰囲気からもお察しいただけるかと思うのですが…この3本の中では、ルアーマチックが一番使用頻度の高い「何でもロッド」となっています。

 今回の3本のロッドの中ではちょうど真ん中ぐらいのスペックというのが、「硬すぎず、柔らかすぎず」で非常に使い勝手が良いです。次に出番が多いのがソルティーキャストで…一番高かったロッドにも関わらず、セフィアBBはここしばらくの間、ずっとロッドケースの中で眠ったままです。良いロッドなんだけれどね、ごめんよセフィアBB。

 

 なお、ネット上では「何でもロッドとして一番便利なのはエギングロッド」というご意見が多いように見受けられますが、僕個人の経験上から言えば、ルアー釣り(エギングを含む)だけであればともかく、エサ釣り(特にウキ釣り)を視野に入れると、ロッドの反発力が強めで魚のバイトを弾くことが多めのエギングロッドよりは、エギング時のエギのアクションが多少ダルになったとしてもシーバスロッドの方が、汎用性はより高いように思います。

 まあ、そうは言ってもある程度釣り慣れた人であれば、エギングロッドでも魚のバイトを弾かないような合わせの取り方が出来るでしょうし、ロッドの反発力の強さについて僕が「バイトを弾く」と感じる部分を「感度が高い」と感じる人もいるでしょうから、最終的には個人の好みの問題だと思いますが…海釣りの初心者を脱して初級者ぐらいのレベルにある人向けとしては、僕としては「ML」のシーバスロッドを「何でもロッド」として推します。

 全体的な傾向としてシーバスロッドの方が、お値段的にもやや財布に優しいですしね。(笑)

 

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