家族でたのしくフィッシング

主に家族で海釣りを楽しむためのお話をつづるブログです。海釣りに関する様々な情報や、道具のご紹介などを綴っていきます。

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マインドフルネス・フィッシングのススメ


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 皆さんお久しぶりです、Jackです。

 

 最近、毎回この挨拶ですね。(苦笑)

 いやホント、なかなか海釣りに行く機会がないのですよ。

 

 でもまあ、今回はそんな中でも皆さんにご紹介できる話のネタを見つけましたので、何卒よろしくお付き合い下さい。

 

 

マインドフルネス・フィッシングのススメ

 

マインドフルネスとは?

 さて、突然ですが皆さんは「マインドフルネス」という言葉をお聞きになられたことはありますか?

 

 マインドフルネスとは、簡単に言えば「今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること」などといった説明がなされていて、Google社の社員研修などでも社員研修の一環として取り入れられている考え方の一つなのだそうです。

 

参考URL(その1):Wikipedia「マインドフルネス」

 

参考URL(その2):日本マインドフルネス学会

 

 さて、このマインドフルネス、話題にのぼる時には「瞑想」や「呼吸法」などといったキーワードが多く見受けられます。

 

 これまた出来るだけ簡単に言いますと、マインドフルネスの取り組みの中では瞑想を行ったり、その時の呼吸法に集中したりすることで、「現在のあるがままの自分」に集中し、心身のリフレッシュに努めたり、作業効率を高めたりしようといった試みの一つなのです。

 

 この時に一番重要なのは「自分の現在の感覚に意識を集中すること」で、瞑想の最中に自分の手足が感じる感覚や、呼吸を行っている時の吸い込んだ息の冷たさ、吐く息の暖かさなどに意識を集中させるといった手法を取ります。

 

釣りにおける「マインドフルネス」

 さて、ここからが今回のお話の主題になるのですが……このマインドフルネス的取り組み、何も瞑想や呼吸法だけでなく、釣りをしている時にも取り組むことが出来るのです。

 

 と言いますのも、僕達が釣り(このブログで言えば、特に海釣り)をしている時って、自分の意識や神経を魚釣りという目の前の出来事に集中する時間が、余りにも長くあるじゃないですか。

 

 例えば、ちょい投げ釣りや投げ釣りをしている時には、ピンと張ったラインを通じて感じる魚からのアタリや、おもりが海底に当たるゴツゴツ、ザラザラした感触などに全神経を集中させますし、サビキ釣りをしている時には、仕掛けの重さや針にかかった魚のアタリに全神経を集中させます。

 

 あるいはルアー釣りだったら、ルアーがピクピク、ブルブル動くその感触や、ルアーが海流に流されていく感覚、そして魚がルアーに食いついた時のアタリに全神経を集中させたり、ウキ釣りの時でも、ウキの動きに全神経を集中させたり……このように、釣りをしている中で「自分が今感じている五感(と言っても、視覚や聴覚、嗅覚、触覚が主で、味覚を使うことはさすがにないと思いますが)」に集中する機会は、非常に多いと思うのです。

 

 それに、海釣りをしている最中に感じる潮の流れや潮騒の音、吹き抜ける風の感触や匂いなど……この感覚、まさに「マインドフルネス」の考え方に通じるものがあると思いませんか?

 

やっぱり釣りは健康に良い!

 僕は過去記事で、海釣りがうつからの回復に一定の効果があるだろうというお話をさせていただいたことがあります。

 

www.familly-fishing.net

 

 この記事の中では、朝早くからの釣りをすることで、朝日を浴びたり、一定の運動(例えば、砂浜や堤防でたくさん歩くなど)をすることが、うつからの回復に一定の効果がみられるだろうというお話をしましたが、今回のマインドフルネス的観点から釣りという行為を考えても、ヒーリング効果は充分に得られるだろうと僕は思います。

 

 マインドフルネスの効果を得るためには、必ずしも瞑想や呼吸法でないとダメということはありません。自分の現在の感覚に集中できる行為であれば、どのような手法を取っても良いのです。

 もしも自分が普段から楽しんでいる趣味が、そのまま健康増進の役に立つマインドフルネスの延長線上にあるとしたら……何だかもの凄く得した気分になりませんか?(笑)

 

 という訳で、日々の健康増進のためにも、皆さんには無理のない範囲内で海釣りを楽しんでいただければと思います。ローリスク(あるいはノーリスク)・ハイリターンが一番ですよ。

 今回のお話は、これでおしまいです。次回もまた、どうぞよろしくお願い致します。