家族でたのしくフィッシング

主に家族で海釣りを楽しむためのお話をつづるブログです。海釣りに関する様々な情報や、道具のご紹介などを綴っていきます。

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ガチの釣り大会はどんな感じなのか? シマノ・ジャパンカップ編


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 本ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

 ここ最近、ちょっとブログのネタに困っていたので、今回は昨年参加したシマノジャパンカップ(投げ)を思い出しながらお話をしてみたいと思います。

 

 「家族でフィッシング」のテーマからは随分と離れてしまいますが、いわゆる「ガチの釣り大会」がどんな感じなのか、皆さんにもなんとなーくの雰囲気を感じてもらえたら幸いです。

 

 

ガチの釣り大会はどんな感じなのか?

参加のきっかけ

 実のところ、参加のきっかけは抑うつ状態で休職中に立てた「職場復帰したらチャレンジしてみたいこと」の一つとして掲げた目標でした。

 

 これまでにもお師匠様や先輩と一緒に、ファミリー釣り大会には何度も参加していたのですが、釣具メーカーが主催する全国大会がどのような感じなのかをぜひ体験したいと思いまして…以前はマイカーで「ジムカーナ」というモータースポーツに参加していた時期があったので、その時に感じていた「競技の世界の雰囲気」をもう一度味わってみたいな、と。

 

 また、何年前だったかは忘れてしまいましたが、僕が所属しているモータースポーツクラブの忘年会か何かの帰りに、お師匠様(元々はモータースポーツクラブの先輩・後輩の間柄でした。)から「Jack君、来年あたりうちのクラブのみんなで、シマノジャパンカップに出よう!!」とか言われていたのですが、その話がなかなか実現することがないまま、昨年僕の気まぐれでクラブ員初のジャパンカップ地区大会出場と相成った訳です。

 

参加申し込み

 主催者側から明示された参加資格は「募集要項・後日送付の規約内容をお読みになり、記載内容に同意いただいた方。地区大会・地区大会予備日・セミファイナル大会・セミファイナル大会予備日・全国大会のすべての日程に参加可能な方。年齢・性別は問いません。」とだけ書かれていました。

 でもまあ、セミファイナル大会以降の参加については、まず地区大会の予選を突破してから悩む問題かなって思います…そもそも地区大会を突破するのが難しいです。(苦笑)

 

 地区大会への参加費用につきましては、僕の場合はシマノさんのホームページからWebエントリーで申し込みをしたので2,000円でした。電話やファックスでの申し込みも可能ですが、その場合には別途申し込み手数料として1,000円が必要です。

 

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 後日郵送で送られてくる振込用紙を使って参加費用を支払えば(僕はコンビニで支払いました。)、大会開催一か月前ぐらいにこんな感じの文書が送られてきます。

 

 写真に写っているものは左から、参加する地区大会別の参加通知書参加する釣りの種別(写真の場合は「投(キス)」ですね。他には「磯(グレ)」「鮎」「へら(ヘラブナのこと)」「クロダイ(チヌ)」があります。)の大会参加規約、大会当日に釣果を申告するための審査カード(右手前の小さな水色のカード)です。

 参加通知書の下側半分は、大会当日に受付で提出するための参加確認証・誓約書・保護者承諾書となっています。保護者の承諾があれば、未成年でも参加可能となっています。

 

 なお、大会参加規約の中には競技規定についていろいろと書かれているのですが、昨年の投げ部門の規約の中では「他の出場選手に対する釣座のマナーの悪い選手がいるとの報告が大会事務局へ寄せられているので、各自マナーやモラルのある距離を取って競技に臨むように」との注意書きがなされていました。

 過去の大会に参加された方のブログ等からも、これらの情報は目にしていましたが、主催者からの競技規定に明記されるレベルって…よく言えば「激しい競争が行われている」のかも知れませんが、普通に読めば「タチの悪い選手が少なからずいる」ってことなんでしょうね。困ったものです。

 

 また、参考までにシマノさんのホームページに掲載されているガイドブックを見ていると、これがセミファイナル大会、全国大会とグレードが上がるにつれて、大会参加規約は非常に細かいものとなっていました。

 選手間の釣座の決め方に始まって、故意の斜め投げの禁止や他の選手の仕掛けをまたいで投げてしまった時の処置(仕掛けは即時回収、その際に釣れた魚はカウント除外)、クーラーボックスの置き場所からの移動可能距離などに至るまで、厳密な運営ルールが提示されていました。

 

現場の雰囲気は?

前日に大会会場へ移動

 昨年の大会は土曜日に開催されていたので、仕事が終わった金曜日の夜からクルマを飛ばして数時間かけて、投げ釣り大会の会場へ移動しました。

 大会参加者用の駐車場には、朝の3時頃に到着しましたが、すでにかなりの数の参加者らしき人のクルマが停まっていたので、その一角にクルマを駐車して、大会受付の時間まで仮眠することにしました。

 ちなみに、大会参加者用の駐車場は過去に存在したテーマパークか何かの駐車場跡地だったのですが、飲み物の自動販売機や仮設のトイレも設置されていたので、居心地はなかなか悪くなかったです。

 

大会受付開始

 それから数時間後、午前5時頃には駐車場に大勢の人達が集まっていました。車の出入りも多く、あちらこちらでおっちゃん達が集まって大声でヤイヤイ喋っています。

 駐車場に停まっているクルマのナンバープレートを見ると、関東方面をはじめとしてかなり遠方のナンバーが結構見受けられました。また、クーラーボックス等に貼られていた、2017年大会の参加記念品の一つであるステッカーの枚数を見ても、既にあちらこちらの地区大会に参加されている方が多数おられました。

 

 何もかもが初めてだった僕はどうしたものか良くわからないまま、とりあえず投げ釣りに必要な最低限の仕掛け類やエサをクーラーボックスのトレイに入れて、竿とリールとクーラーボックスを持って海岸へ向かう釣り人達の列に加わりました。

 

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 それ程遠くない距離に砂浜があって、その一角に大会受付用の大型テントが貼られていました。そこで釣り大会への参加受付を行って、ゼッケンやら記念品やらを受け取ります。

 

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 当日受付でいただいたものは、ゼッケンを除くとこんな感じでした。ちなみに、参加記念品のうちキャップとステッカーは毎年デザインが異なります。

 下世話な話ではありますが、記念品の内容から考えても「既に参加費用の元は取れているなぁ」と思ってしまいました。主催者側の支出(大会スタッフの人件費等)を考えると、釣具メーカー主催の釣り大会ってものは「ほとんど釣具メーカーさんのボランティア&PR活動」なのでしょうね。

 

 ちなみに、ゼッケンの番号は完全に先着順のくじ引きで、番号の若い順から釣り場に入ることが出来るのですが、僕が引き当てた番号はほぼ最後尾に近い番号…もちろん、魚が良く釣れる場所から順番に釣り場は埋まっていくので、この時点でだいたいの結果が見えてしまっていました。

 

釣り大会開催の前に

 釣り大会の開催前には、主催者からの挨拶がありました。その後、ゼッケン順に列を作って並び、その場で全員がクーラーボックスの空虚確認(すでに魚が入っていないかの確認)を受けます。

 

 ファミリー釣り大会のレベルでは、さすがにここまでのチェックはされないことがほとんどです。しかし、釣具メーカー主催の釣り大会ともなると、この辺りも非常にチェックが厳しいです。

 また、釣り大会の会場は全長数キロメートルにわたる砂浜でしたが、一定の間隔をおいて大会スタッフが、不正行為(たとえば、事前に会場のどこかに隠しておいた、あらかじめ釣っておいた魚をクーラーボックスに忍び込ませないかとか、大会参加中に携帯電話で何らかの連絡を取っていないかなど)を監視するために配置されている念の入りよう…その監視体制は非常に厳しいので、ぱっと見た限り不正のしようがありません。

 

 ちなみに、これがセミファイナル大会、全国大会となっていくとさらにチェックが厳しくなるそうで、クーラーボックス以外にもタックルボックス内のチェックやボディチェック、参加者全員の時計合わせまで行われるそうです。凄いですねぇ。

 参加する選手の数が少なくなっていくにつれて、より厳密なチェックがなされているのでしょう…地区大会で数百名の参加者全員のボディチェックなど、手間がかかりすぎてやってられないです。(笑)

 

実釣スタート

 クーラーボックスの空虚確認が完了したら、いよいよ大会スタートです。一定の間隔(確か10秒間隔)をおいてゼッケンの若い番号の順番に、釣り場へのエントリーが許可されます。

 誰もがいち早く魚が良く釣れるポイントを確保したいため、スタートの合図が切られるたびに参加者は猛ダッシュで砂浜を駆けていきます…その雰囲気はまるで、自動車ラリーでのスタートの風景にそっくりでした。

 

 ちなみに、僕のスタート順はほとんど最後の方だったので、魚が良く釣れると事前に聞いていたポイントに入るのは、まず不可能でした。なにせ数キロメートルにもわたる砂浜のうちの限られた数百メートルぐらいの場所(魚が良く釣れるポイント)だけで、約2メートルおきぐらいの間隔で大勢の参加者が密集しているのです。

 「自分自身がきちんと真っすぐに仕掛けを投げられないと釣りにならない」ということもありますが、「両隣にいる参加者がきちんと真っすぐに仕掛けを投げてくれるかどうか」という問題もあります…お互いに仕掛けを真っすぐに投げられないと、すぐにお互いの仕掛けが絡まって「おまつり」状態になってしまいます。

 

 どれだけ密集した間隔で釣りをしているのか、ぜひ写真を撮りたいと思っていたのですが、大会参加中はスマートフォン等の使用が一切禁止されていたため、カメラを持っていなかった身としては大会参加中の写真を取ることが出来ませんでした。

 

 で、大会規約の注意書き等も思い出した僕がこの時に取った行動は「釣果については運を天に任せて、ゆっくりと自分の釣りができる場所で釣座を構える」だったのですが、何せ釣り場に入ったのが200名程度の参加者のほとんど最後の方で、スタート地点から近い距離には既に大勢の釣り人達が場所を取っていたので、大会開始後10分ぐらいをかけて2キロメートルほどの距離を歩いて、何とか自分の釣座を確保するといった具合でした。一匹でも多くのキスを釣る必要があった中で、この時間と距離のハンデは大きかったです。

 

一次予選の結果集計

 釣り大会の構成は二段階に分けられていて、まずは一次予選が実施され、その中から上位25名が二次予選へ進出、さらにその中の上位7名が後日開催のセミファイナル大会へ進出するという流れになっています。

 一次予選の終了の合図に合わせて、砂浜のあちらこちらに散らばっていた参加者達が大会本部テントへと集まってきます。

 

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 一次予選を終えた直後は、こんな感じでした。昨年の大会開催時にはキスが釣れるにはまだ少し早い時期だったのですが、良いポイントを確保することができた人達は、結構な数のキスを手に計量へ参加されていました。

 

 この時の僕の結果は、かろうじてボウズ(全く魚が釣れない状態)は逃れられたものの、一次予選通過の条件には程遠い釣果だったので、諦めて釣り道具を片づけつつ二次予選の様子をうかがうことにしました。

 

二次予選開始

 その後は上位25名の参加者が二次予選へと移ったのですが…200名近くの大会参加者が数キロメートルにわたって散らばって、あちらこちらで投げ釣りの仕掛けをバンバン投げまくった後だけに、海中のキス達も驚いて散り散りになってしまい、なかなか釣果が伸びません。

 

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 一次予選の時とは打って変わって、長い砂浜にポツリポツリと釣り人達が釣座を構えるのですが、なかなか竿が曲がる様子が見られません。

 灼熱の砂浜の上で、ゆっくりとリールを巻きながらキスのアタリを待ち続ける参加者の皆さんは、まるで修行僧か何かのような雰囲気を醸し出していました。

 

 そして、人によっては一次予選敗退の段階で早々に家路へ就く方もおられましたが、初めて参加したジャパンカップだったので、せっかくだからとりあえず最後まで様子を見ておこうと思っていたのですが…

 

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 空腹に耐えかねて腹ごしらえをしたり、

 

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 ちょっと離れた展望台に登って、大会会場を見渡してみたり。二次予選終了までの間は、ほぼフリーの状態でした。

 

 その後、二次予選が終了し検量が実施され、結果発表&セミファイナル大会への参加者発表が行われました。そこからはクリーンナッププロジェクトとして砂浜のゴミ拾いに参加して、その場に残っていた参加者が集まって記念撮影を行って、大会は終了です。

 ちなみに、大会上位入賞者への賞品は折り畳み式自転車や松阪牛1kgなどでした。これがセミファイナル大会、全国大会となるにつれて、賞品(副賞)のグレードは上がっていくようなのですが、個人的にはちょっと意外なことに賞金が貰えるという訳ではないそうです。

 

 シマノさんのホームページのガイドブックや大会結果情報を見ても、地域の特産品などが主な副賞で、全国大会の優勝者の副賞は刻印入りの高級腕時計や温泉ペア宿泊券、地元名産の地酒などとなっていました。

 開催地協賛なども多数含まれているようですし、参加記念品のレベルでオリジナルポロシャツや出場選手のネーム入り半袖シャツ、オリジナルキャップ、オリジナルネームタグなどかなり豪華なものをいただけるそうなのですが…てっきり賞金○○万円とかってなっているのかと、勝手に思い込んでいました。(笑)

 

まとめ

 かなりざっくりとした内容になってしまいましたが、昨年参加した釣具メーカー主催のガチの釣り大会はこんな感じでした。一応今年(2018年)も、同じ開催地でのエントリーを予定しています。

 

 実際に参加した感想としては「朝の受付時のクジ運(どれだけ若い番号のゼッケンを引き当てられるか)で、その日の一次予選通過の可能性がほぼ決まってしまう」でした。

 どれだけ腕が良くても、どれだけ良い道具を揃えていても、魚が良く釣れるポイントのエリアは限られていたので、若いゼッケン番号を引き当ててそのポイントを確保できない限り、ほとんど釣果が見込めなかったというのが実情でした。

 運も実力のうちとはよく言いますが、セミファイナル進出までの道は厳しいですね…あるいは、最後の方のゼッケンを引き当てても密集した釣り人達の間に割って入るガッツと、その中で正確に仕掛けを投げることが出来るテクニックがあれば、一次予選通過だって可能なのかも知れませんが。

 

 なお、今年のエントリーにお師匠様も誘ってみたのですが、「釣り道具自慢の現場みたいな場所で、ギスギスした釣座争いに参加するのは嫌だ」と断られてしまいました…酔っぱらっていた時のこととはいえ、以前一番最初にジャパンカップに出場しようと言い出したのはお師匠様だったはずなんですけれどねぇ。(笑)

 でも、今年はお師匠様のスケジュールの都合がつけば、現地まで同行して実釣開始までのアドバイスなどをしていただける、とのことでした。大変ありがたいお話です。

 

 自分が昨年参加した時の感覚からすると、お師匠様ほどの腕があれば、若いゼッケン番号さえ引き当てられれば一次予選通過は余裕だと思うのですが…今回のお話は、これでおしまいです。次回もまた、どうぞよろしくお願いいたします。