家族でたのしくフィッシング

主に家族で海釣りを楽しむためのお話をつづるブログです。海釣りに関する様々な情報や、道具のご紹介などを綴っていきます。

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ライトショアジギングには必要十分 シマノ・17サハラ4000XGについて


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 今週末こそは、何とか釣りに行きたいです。Jackです。

 今週末も天気予報は微妙な雰囲気なのですが…秋になって行ってみたい釣りとしては、お手軽なところではまずハゼ釣りですが、頑張って狙ってみたいのは青物(ブリやサワラなど)ですかねぇ。

 

 という訳で、今回はライトショアジギング用のスピニングリールとして、シマノの17サハラ4000XGをご紹介いたします。

 

 

シマノ・17サハラ4000XGについて

イントロダクション

 僕が普段使用しているリール(スピニングリール)は、シマノの2500番という大きさのもので、ハゼに始まりカサゴメバル、木っ端グレ、チヌ(クロダイ)、小型のシーバス(スズキ)など、小型~中型手前ぐらいのサイズの魚を釣るのに非常に適しています。

 

 しかし、シオ(カンパチの子供)やハマチ(ブリの子供)、サワラなどといった小型の青物(小型といっても、40~60センチメートルぐらいはあります。)をターゲットにするとなると、2500番のスピニングリールでも釣ることが不可能ではないのですが、やはりパワー不足となることもしばしばです。

 リールが糸を巻き上げる力もさることながら、ドラグ(魚が強く糸を引っ張った時に糸が切れないよう、一定以上の力が糸にかかるとスプールを逆回転させて糸を出していく機能)のキャパシティ的にもかなり厳しいです。いくら「小型」とはいえ青物系の魚の引きは、それぐらい強烈です。

 

 ということで、尾鷲~熊野方面にも釣りに行く機会が増えてきたため、昨年の2月に発売されたばかりの時に購入したのが、17サハラ4000XGです。

 ちなみに「17」はそのモデルが登場した西暦の下2桁、「4000」はリールのサイズ、「XG」はエクストラハイギア(非常にギア比が高い)を意味しています。

 

リール本体のご紹介

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 購入した商品ケースの中身は、このようになっています。

 最近のリールは、説明書の数も多いのでしょうか…ちなみに、真ん中のビニール袋の中身は、スプールの高さを調整するためのワッシャー(小さな金属製の輪っか)です。スプールに糸が均等に巻かれない場合などは、このワッシャーでスプールの高さ(位置)を調整します。間違って捨てたりしないように注意して下さい。

 

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 リール本体の写真は、こんな感じです。

 リールハンドルの取っ手部分は、力強い魚の引きに負けずに糸を巻けるよう、力を込めやすいT字型になっています。ハンドルを回した時の操作感は、シマノのリール独特の「シルキーな滑らかさ」といった感じです。

 

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 僕は現在このリールに、PE1.5号200メートル+フロロカーボンリーダー4号の組み合わせでラインを巻いています。

 

 本来であればこのリール、PE1.5号を320メートル巻くことが出来るのですが、地元の釣具屋さんではそこまで長いPE1.5号のラインが販売されておらず、店長からも「この辺りの海で300メートルもの長さのラインが必要になる場所はないでしょう」と言われ、とりあえずこの長さで妥協?しています。

 なお、参考までに同じPEラインでは、1号だと500メートル、2号だと210メートルの長さのラインを巻くことが出来ます。もちろんナイロンライン(3.5号~5号)やフロロカーボンライン(3号~5号)を巻くことも出来ますが、このサイズのリールで使用目的がルアー釣りとなると、ほぼPEライン一択になるのではないでしょうか?

 

実際に使用した時の感触

 実際にこのリールで、昨年の夏に熊野・七里御浜海岸でライトショアジギングをしたのですが、スムーズに動きがっちりとした作りの、頼もしい操作感でした。

 

 その時には実際にシオ(と思わしき魚)がルアーにヒットしましたが、リールとしてのパワー不足感は全く感じませんでした。

 ただし、その時にセットで使用していたロッドがミディアムライトの硬さのシーバスロッドだったため、リールのパワーは十分なもののロッドのパワーが足りず、なかなか魚を寄せてくることが出来ませんでした。

 何とかかんとかリールの力で波打ち際までは魚を寄せたものの、ロッドのパワー不足で魚を抜き上げることが出来ず、結局は波打ち際でバラしてしまいましたが…あの時は、非常に悔しい思いをしました。

 

 なお、XG(エクストラハイギア)のリールなので、投げたルアーを回収するスピードはかなり速いです…とはいえ、かなりの距離(100メートル程度)を遠投するので、やはりルアーの回収まではそれなりに時間が掛かりますが。

 また、XGのギア比は海中にあるルアーを巻き上げる時に手元に大きな負荷が掛かる(ルアーが潮の流れに逆らって泳ぐ際の抵抗が、より大きく重く感じられる)ため、潮の流れを読みながら「巻きの釣り」をするルアー釣りには最適だと思われます。

 

参考URL:YouTube「巻きの釣りはハイギアをつかえ!村田基・フィッシングショー大阪2018」

 

最後に

 シマノのスピニングリールのラインナップのうち、コストパフォーマンスの高い価格帯のリールとしてはこの「サハラ」シリーズがなかなかオススメです。

 と言いますのも、シマノのスピニングリールでコストパフォーマンスが高い主なモデルとしてはセドナ」「サハラ」「ナスキー」「アルテグラの4機種があるのですが、

 

セドナ:HAGANEギア(鍛造ギア)+Gフリーボディ(リールの重量バランスの最適化)

サハラ:「セドナ」の機能にX-SHIP(リールを巻く力を効率的に伝達する機構)をプラス

ナスキー:「サハラ」の機能にコアプロテクト(防水機構)をプラス

アルテグラ:「ナスキー」の機能に更なる防水機構プラスアルファをプラス

 

 といったブランド構成になっています。つまりこの4機種は、いくつかの機能(と価格帯)において差別化が図られているものの、リール本体の作りは全く同じ(リールを構成する各パーツの共用化が図られている)なのです。

 僕の場合、自分の釣りのスタイルにおいて防水機構がそれほどまでに重要ではなかったので、価格帯も少しずつ異なるこれら4機種のうち「サハラ」シリーズを選びました。

 

 なお、「アルテグラ」よりも上のクラスのスピニングリール(「ストラディック」シリーズ以上)となると、操作感はそれほど大きく変わらない一方で、替えスプールの価格が高くなる(ヘタをすると替えスプール1個が、「セドナ」がリール丸ごと買えるぐらいの金額になります。)などといった課題も生じてきます。

 僕は「リールの性能はそこそこでもOK、リール本体の予算を落とした分で替えスプールを複数用意して、様々なスタイルの釣りに対応していく」といった考え方をするタイプなので、シマノのスピニングリールの中では「サハラ」または「ナスキー」ぐらいのグレードのモデルがちょうど良いです。

 

 いやまあ、本当を言えばそりゃ「ステラ」(シマノのスピニングリールの最高峰)とかも触ってみたい気持ちはありますが…釣具の値段で釣れる魚に違いが出てくる訳でもないですし、ねぇ。(苦笑)

 

 あと、最近新発売されたダイワの「18レガリスLT」を店頭で触った時、まず最初に感じたのは「あ、これシマノのサハラとだいたい同じ操作感だ」でした。

 実売価格もほぼ似た感じだったので、ダイワのリールが好きな方であれば「18レガリスLT」を選ぶというのも良いかと思いますよ。

 

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