週末に向けて天気もやや崩れ気味、気温も下がってきていますね。Jackです。
いよいよ今年のおかっぱり釣りシーズンも終わりですかねぇ…ここ最近、同じことばかり言っているような気がしますが。釣りをする機会が減ると、釣り人は「魔界(釣具屋さんのこと)」へ向かう回数が増えるものですが、今回はホームセンターで買ってきたスニーカーのお話です。
日進ゴム・ハイパーVソールについて
イントロダクション
僕のホームグラウンドである津市・日本鋼管は、延々と続く消波ブロック帯の釣り場で(三重県の釣り場の中では)有名な場所です。
こんな感じの釣り場です。
そして、ご覧のとおり足場はなかなかに大変な場所なのですが…写真のお師匠様は、クロックス一丁ですね。よくこれで怪我とか滑ったりとかしないものだと、つくづく感心します。(苦笑)
僕自身は何度か、濡れた消波ブロックで足を滑らせて痛い目を見たことがあります…幸いなことに落水したことはまだ一度もありませんが、滑って転びかけて消波ブロックに必死にしがみついた結果、上半身を打撲したり肘を大きく擦りむいたり(その傷は、結局今も残ったままだったりします。)、洒落になりませんでした。
これからの冬のシーズンで何とか海釣りがしたいとなると、消波ブロックの隙間を狙った穴釣りなどがメインになってきます…という中で、常日頃から消波ブロックの上でもグリップが効く靴が欲しくて、過去にはこのような靴を買ったこともありました。
このフェルトスパイクシューズ、確かにグリップは普通のスニーカーよりも良いのですが、いかんせん靴底のフェルト生地の擦り減りが半端ないです。 また、誤って海藻やらコマセ(撒きエサ)やらを踏んづけてしまうとフェルト生地の中にまで入り込んでしまうため、家に帰ってからの清掃が大変だったりもします。
その結果、このフェルトスパイクシューズの出番は「本当にこの靴でないと危ない場所(地磯など)」だけになり、今も納戸のすみっこで眠っています。次に地磯に行くのは、一体いつのことやら…。(苦笑)
その他、先日購入して試しに履いてみたワークマンの「ケベック」も、思っていたよりも消波ブロックの上でグリップしてくれるため良かったのですが、やはり「普段から普通に履いていられる靴」でハイグリップなものが欲しくなり、日清ゴムの「ハイパーVソール」を試してみることにしました。
実際のスニーカーの感じは、というと…
今回買ったスニーカーは、こんな感じです。普通に地味。
品番は…「HyperV#003」ですね。カラーは「チョコ」となっていますが、実物はちょっと紫がかっていて、そんなにチョコチョコしていません。
ちなみに、くだんの「ハイパーVソール」はこんな感じの靴底です。
この「ハイパーVソール」は耐油底になっていて、水や油、石鹸水などの上でもかなりのグリップを発揮してくれるそうです。詳しくは下記参考URLから、メーカーさんの説明も併せてご覧いただければ幸いです。
参考URL:日進ゴム株式会社ホームページ「ハイパーVソールとは?」
また、そのグリップ力の良さから、ダイワのフィッシングシューズの靴底としても採用されています。
ただ、ダイワさんのこのフィッシングシューズ、やっぱり高いんですよねぇ。(苦笑)
あと、普段履きと兼用にするには、それほど大きくはないものの、ダイワのロゴが妙に気になってみたり…ということで、今回の日清ゴムさんのスニーカー(ざっくり税込4,000円ぐらい)に行きついたわけです。
値段が値段だけに、スニーカーとしての作りは正直「値段相応」です。有名ブランドのスニーカーなどに比べると縫製も粗めですし、馴染むまでは履き心地も微妙(今のところ、つま先辺りに何かが入っているような違和感があります。)です。
それでもまあ、有名ブランドのスニーカーでも履き慣れるまでは、モノそれぞれで微妙にしっくりこないところがありますし、今まで履いていたモノは常時履いているのでボロボロのクタクタです。今回のこのスニーカーもいずれはそうなる運命ですし、消波ブロックの上でのグリップが良ければ当初の目的は果たせます。
では、肝心のグリップ力はどうか?
現在のところ、まだ消波ブロックの上で試していないのですが、よく似た手触りの我が家のガレージ入口付近のコンクリート部分(場所によっては、ぼちぼちの斜面になっています。)では、かなりいい感じでグリップしてくれています。
また、ガレージの前のグレーチング部分(鉄製)でも、なかなか素晴らしいグリップ力を示してくれています。
問題の「消波ブロックの上でのグリップ力」については、履き心地に関するレビューと併せて後日追記をする予定ですので、それまでお待ちください。
とは言っても、ネット上での皆さんのレビューを拝見する限りでは、かなり期待して良さそうだと思っています。
まとめ
まだ履き始めて間がないので何とも言えませんが、現時点では正直なところ「仮にダメだったとしても、値段を考えればまあ問題はないかな」といった感じです。
特に左足のつま先部分の異物混入感が気になりますが、履き続けていく中でくたびれてきたら馴染んでくれることを願います。
それにしても、ここ最近は「イージス」だったり「ケベック」だったり、だんだんと日常生活のウェアが作業着に染まってきています…というか、それぐらい今の作業着って、普段使いで着用してもそれほど違和感を感じなくなってきていると言いますか。これってなかなか凄いんじゃないですかね?
また、最後になりましたが日進ゴム製のシューズの場合、ハイパーVソール入りで「普通の靴タイプ」のものは、種類やカラーがかなり限られているのでご注意ください。
ちなみに「普通の靴タイプでないものは何か?」と言いますと、安全靴(つま先にプラスチック製や鉄製のガードが入っているもの)だったり、とび職さん用の足首から上までカバーする靴だったり、厨房用の長靴だったりといった感じです。
これらの靴を色々と見て見るのもなかなか面白いので、もし興味を持たれた方は、まずは日清ゴムさんのホームページをチェックしてみて下さいね。
【2019.1.4追記】
ハイパーVソールを使用した消波ブロックの上での釣りの様子について、次の記事もご覧いただければ幸いです。いい感じでグリップしてくれましたよ。
【2019.4.26追記】
当初気になっていたつま先の縫い目部分の異物混入感は、長期間履き続けることで、ほぼ無くなりました。
急激にソールが減っていくなどということも今のところは皆無で、いたって普通のスニーカーとして常用できています。あと、これは個人差があると思いますが、クッション性の問題でかかとや腰が痛くなるといったことも、現在のところはありません。
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普通のスニーカータイプのものは、ブラック、グレー、ベージュ、チョコの4色のラインナップがあります。
つま先を保護するための樹脂製の先芯入りタイプのものは、グリーンとレッドの2色です。
先芯入りのものは、斜面で長時間立っているとつま先が痛くなる可能性がありますが、カラーやデザインが気に入ったり、足場が険しくてつま先の保護があった方が良いという方には、こちらのシリーズも良いと思います。
オシャレな方、お金に余裕がある方、ダイワが好きな方には、こちらなどもオススメです。靴底にハイパーVソールが使用されています。
シマノをはじめ、他の釣り具メーカーさんではまだハイパーVソールは採用されていないんですよね…。