皆さん、ご無沙汰しています。Jackです。
天候やらスケジュールやらの都合で、未だになかなか釣りに行けていません…そのため、なかなかブログ記事のネタがなかったのですが、今回は「潮目(しおめ)」について少しお話をしたいと思います。
流れるプールの中で考えた 「潮目(しおめ)」の中は、一体どうなっているの?
イントロダクション
先日、家族で鈴鹿サーキットへ遊びに行きました…我が家では毎年、夏の時期になると鈴鹿サーキットへ行っているような気がします。(笑)
鈴鹿サーキットは、今年で開園40周年になるそうですね。
…釣りの話と全く関係がないじゃないかって?
いやいや、今回のお話のネタはここからなんですよ。
夏の鈴鹿サーキット、最近は毎年ここのプールへ遊びに行っています。
かなり大きくなった長男辺りは、そろそろ飽きが来ているかも知れませんが、次男と長女はまだまだ楽しんでくれています。スライダーとかもありますし。
で、僕も運動がてらにと一緒にプールに入った訳ですが…いくつかあるプールの一つに「アドベンチャーリバー」という名前の、ちょっとした流れるプールがあります。
このプールの中で、子供の浮き輪にしがみつきながらぷかぷか浮かんで流されていたのですが…そんな中で、ふと気が付いたことがありました。
出典:株式会社モビリティランド
参考URL:鈴鹿サーキット「アクアアドベンチャー」
上の画像は鈴鹿サーキットさんの公式ホームページからお借りしていますが、赤い丸印の「ここ!!」の部分って、正反対に異なる流れの接点だったりするのです。
そう、この部分…いわゆる海の「潮目」と条件が同じじゃないですか!!
あ、「潮目とは何ぞや?」につきましては、ぜひ下記のブログ記事もご覧いただければ幸いです。
潮目について簡単に言えば「異なる潮の流れの接点部分にできる、周囲の海の色とは異なる色の筋の部分」のことでして、ここには小魚や甲殻類などの魚のエサとなる生物たちが集まりやすく、それゆえに魚達もこの周囲に集まりやすいと言われています。
海で釣りをしていると、海の遠くに近くにこの潮目が見えるのですが、では「潮目の部分って、実際にはどんな環境なんだろうか?」と、常々思っていました。
という訳で、自分が魚になってみたつもりで、この潮目に似た部分のプールを泳いでみました。
潮目の中の状態は…?
潮目に似た部分のプールの中に入ってみると…まあ想像通りではありましたが、正反対に異なる方向に流れる水の境目部分ということで、水の流れの影響は非常に小さかったです。
海の中を泳ぐ小魚や甲殻類達も、強い潮の流れを避けるようにこの潮目部分に集まってくるのでしょうね…そして、そこに集まった生物達をエサにしている魚が、同じように集まってくるという理屈です。
ただ、非常に限られたスペースではあったものの感じられたことは、水の流れの影響を受けないエリアはかなり狭くて、エリアの真ん中から少しどちらかの流れの方へと寄っていくと、自分から近い方の水の流れへと吸い寄せられていくような感覚がありました。
ということは、小魚や甲殻類なども同様に、ちょっとしたタイミングでどちらかの潮の流れに引き寄せられ、そのまま流されてしまうこともあるのでしょう…そして、そのタイミングを狙って遊泳力の強い大きな魚が、潮の流れの中でエサを待ち構えている可能性が高いと考えました。
魚がエサを捕食する時にも、安定した状態で泳いでいる時(=エサが追われても逃げやすい時)よりは、潮の流れに引っ張られて不安定な状態で泳いでいる時の方が、よりエサを捕まえやすいことでしょう。
あと、潮目部分の水温については、水が流れている部分に比べると若干暖かかったように感じました。おそらくは水の流れが停滞している部分なので、太陽の光の影響などもあって、水の流れの中よりも若干水温が高くなっていたのではないかと考えられます。
海の潮目でも、同じような現象が発生している可能性は十分に考えられると思います。
まとめ
今回はプールを泳ぎながら、潮目の中の様子を想像してみたのですが、いかがなものでしょうか?
話の内容が手短になってしまった点については、ちょっとお恥ずかしいのですが…。(苦笑)
でもまあ、今回の検証結果から、エサ釣りにしてもルアー釣りにしても、潮目を狙う時には「潮目の中」も大事ですが、「潮目を超える時の境目部分」でのエサやルアーの動きに注意を払う必要があるだろうと思った次第です。
プールで泳いでいる時にも釣りのネタを考えている自分に、我ながら少しあきれた感じもしましたが…とか言っているそばから、今度はナガシマスパーランドのジャンボ海水プールに、何だか面白そうなプールを見つけてしまいました。
なんでも「超激流プール」とかいう名前のプールだそうでして…利用の際には身長制限があって、利用者の身長によってはライフジャケットの着用が必須になるそうですが、これって磯の「サラシ」の中が体験できそうな気がしませんか?(笑)
なお、着用するライフジャケットはレンタル(3,000円/一日、ライフジャケット返却後に返金される保証料2,000円を含む)も出来るそうですが、持ち込みをする場合にはいわゆる「桜マーク」付きの非膨張式チョッキタイプでないとダメであると、公式ホームページの案内に書かれていました…うーん、これはかなり本格的な磯落水体験ができそうな気がします。
ナガシマスパーランドのジャンボ海水プールに行く機会があれば、ぜひ体験してみたいですね。