家族でたのしくフィッシング

主に家族で海釣りを楽しむためのお話をつづるブログです。海釣りに関する様々な情報や、道具のご紹介などを綴っていきます。

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ワームは「エサ」の代わりに成り得るのか? 南伊勢でアジ釣り


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 我慢しきれず、つい先日釣りに行ってきてしまいました。Jackです。

 今回は南伊勢でのアジ釣りと、その時に試した「ワームを用いたエサ釣り」に関するお話です…おそらく「なんのこっちゃ」って感じる方がほとんどでしょうが、詳細はどうぞ記事の本編をご覧ください。(笑)

 

 

ワームは「エサ」に成り得るのか?

暖かかったので、南伊勢まで釣りに行く

 今年の天候は春頃から色々と変な感じでしたが、最近は急に寒くなったり逆に真夏日のような気温になったり、相も変わらずおかしな天候が続いています。

 

 そこで、先日の長男との釣行が今年最後の釣りになると思っていたのですが、どうにも辛抱たまらず、色々と頑張って南伊勢まで足を運んでみました。

 

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 初春のような陽気の、12月の南伊勢です。(笑)

 

 今回はアオイソメを少なめに買ってボウズ上等、適当にちょい投げ釣りでカサゴなどを狙って、とりあえず竿を出して気分転換をするつもりで足を延ばしてみたのですが…

 

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 昼過ぎ頃に到着したのに、まだ結構な数の先客がおられました。皆さんサビキでアジを釣っている模様です。

 

 海中を覗いてみると、豆アジがサビキに反応しているのかキラキラと輝いていて、その周辺には何やら細長い魚の影が…おそらくカマスですね。

 という訳で、「いつぞやの夢再び」ということで、まずはメタルジグを投げてみることにしました。

 

www.familly-fishing.net

 

 …が、魚影は見えているのに、魚達は一向にメタルジグに反応してくれません。(泣)

 メタルバイブやスピンテールジグなど、色々なルアーを試してみても、一部の魚が少し追いかけてくるだけで、ヒットにまでは至らず。

 

 一方、後から来られたお兄さんはホワイトグローのワームを付けたジグヘッドと思しきタックルで、カマスを数匹キープしつつもちょくちょく釣れているクロムツと思しき魚は全部リリースして、一瞬で帰って行ってしまいました。

 

 きーっ、くやしいっ!!(´Д⊂ヽ

 

 それからもしばらくの間、ルアーを投げ続けてみましたが、

 

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 釣れたのはアイゴの子供だけ…一瞬目を疑いましたが、ちゃんとフックが口に掛かっていました。何故!?(苦笑)

 

 致し方なく、ちょっと離れた別の場所に移動すると、漁港の隅っこにメバルと思しき魚影が…今度はウキ釣り仕掛けに替えて、アオイソメでアタック。

 

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 しかし、釣れるのはササノハベラの子供ばかり。(´・ω・`)

 

 仕方がないので、この場所は諦めて別の漁港へと向かいました。

 

アジが爆釣…そして、ワームで「エサ釣り」

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 次に向かったのは、これまたいつもの志摩市の漁港でした。

 こちらでも、またもや「いつぞやの夢再び」を狙います。

 

www.familly-fishing.net

 

 しかしながら、電気ウキ釣り仕掛けで狙って釣れるのは…

 

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 明るいうちに釣れたのは、いつものグーフー先輩。(*´з`)

 消波ブロックの側に魚影はちょくちょく見えるものの、おそらくはこのグーフー先輩ばかり…これは暗くなるまで無理かな?

 

 隣では、地元のおじさんがサビキ釣りで魚を狙っています。おじさんに「何を釣りに来たの?」と聞かれて、「メバルが釣りたいです」と言ったら「んー、メバルは釣れないんとちゃうか?」って言われてしまいました。

 

 そういわれると「この辺りはどこも似たような環境の海なんだから、さっきの漁港では確かにいたメバルが、ここでは釣れないってことはないんじゃないの?」などと天邪鬼なことを考えてしまい、そのまま夜まで電気ウキ釣り仕掛けで粘ってみたところ、

 

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 ようやく普通に食べられる魚が釣れました、アジでした。(^^;

 

 ウキ下の長さを色々と調節しながら様子を見ていたところ、アジの遊泳層に当たった模様です。

 そして、隣でサビキ釣りをしていたおじさんのおかげか、おそらくアミエビに寄ってきていたであろうアジ達は、そのまま日没となったためそれ以上の回遊を止め、僕の釣り座の目の前辺りで群れごと留まったようでした。

 

 そこからは針にアオイソメを付けて一投一釣、ガンガンアジが釣れまくります。さっきまで一生懸命狙っていたメバルのことも、もはやすっかり忘れていました。(笑)

 

 ただ、寒い時期ということもあってか、アオイソメの長さは長めにつけないと喰ってくれませんが、アオイソメの太さ、長さに応じて、釣れるアジのサイズが変わっていました。尺アジ(30センチメートル以上のアジ)狙い用にやや太くて長いサイズのワームが市販されていたりする理由が、少し分かった気がしました。

 

 そして、防波堤からせっせとアオイソメを付けては投げ、釣ってアオイソメを付けては投げ、としていた時、ふと足元を見ると誰かが捨てて行ったか落としていったかしたであろうクリアカラーのワームが…。

 

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 ええい、いちいちエサを付けるのも面倒くさくなってきた、これでどうだ!!

 

 本来であればジグヘッド(小さなウェイトがついたルアー用の針のこと)にセットして、チョンチョンとロッドでアクションを付けながら魚を釣るためのルアーである「ワーム」なのですが、アオイソメの代わりに電気ウキ釣りの針に付けたらどうなるんだろう…?

 

 結果、何もアクションなどを入れなくても、アオイソメと変わらず普通にアジが釣れました。(笑)

 

 マルキューの「パワーイソメ」など、匂いや味のついた人工虫エサが市販されていること(そして、それらの人工虫エサで魚が釣れること)などからも、なんとなーく予想はしていましたが…もうこれ、ワームにアクションを付ける意味ってないんじゃないでしょうか?(苦笑)

 あるいは、ただウキ釣りの針に付けて流していても、潮の流れで絶妙なアクションが発生していたのか…いずれにせよ、アジに活性があって、かつアジの遊泳層にきちんと届いていれば、ウキ釣りの代用エサとしてもワームが使用可能だったというお話です。

 

 むしろアジがいる遊泳層と同じタナでのウキ釣りの延長線上だったので、仕掛けを投げ入れてただゆっくりとリールを巻くだけで、ワームをアジの遊泳層で泳がせることが出来て楽だったような…?(ジグヘッドでの釣りではアジの遊泳層をキープした状態でワームを泳がせるのが、なかなかに大変のです。)

 ただし、ワームのサイズが小さめだったので、釣れるアジのサイズはやや小さめのものばかりでした。

 

 今後エサ釣りをしていて「魚はバンバン釣れているけれど、エサが無くなった」時などには、ワームでもビニール袋の切れ端でも針に付けて仕掛けを投げてみると、案外何とかなるかも知れませんよ。

 しかしこの釣り方、エサ釣りとルアー釣りのどちらに分類されるべきなんでしょうね?(汗)

 

結果発表

 結果的には、アジが釣れ始めたのが夕方の18時過ぎ頃、エサが無くなって納竿したのが19時45分頃でした。拾ったワームをアオイソメ代わりに使っていれば、もうしばらくはアジが釣れたと思うのですが、帰宅時間を考えるとそろそろ潮時と判断しました。

 

 そして今回の釣果は、と言いますと…

 

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 合計26匹、Maxサイズは22センチメートルでした。

 狙っていた釣果とはずいぶん違う結果になりましたが、結果オーライです。(苦笑)

 

 さて、これだけの数のアジを持って帰って、一体どうなるのかと言いますと…

 

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 こんな感じに料理して、家族(主に長女)のお腹の中に入りました。

 

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 ここ最近、刺身の味を覚えてきた子供達ですが、以前試しに作ってみたサバの竜田揚げが意外に好評だったので、今回のアジも竜田揚げにしてみました。

 さすがに釣ってきて間もない魚達だったので、どれもおいしく食べることが出来ましたよ。

 

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 防波堤に落ちていたワームは、どうやらこれのようです。ブラックライトを当てても蓄光しなかったので、クリアカラーで間違いないでしょう。

 

 また、今回使用したロッドはいつもの「シマノ・ルアーマチックS86ML」です。

 電気ウキ釣り、ちょい投げ釣り、ルアー釣りを考えていたので、このロッドにナイロンライン2号を巻いたスピニングリールを付けていました。