いよいよ暖かくなってきて、もう少ししたら近場でも海釣りが出来そうです。Jackです。
Twitter等で他のアングラーの皆さんの情報を拝見していると、既に伊勢湾内でもシーバス(スズキ)を中心に海釣りが楽しめる状況になりつつあるようなのですが…シーズンインに向けて、色々と準備しておきたいことも多いです。
ということで、今回は先日衝動買いした中古のスピニングリールを、僕の次期主力機に仕立て上げるまでのお話です。どうぞよろしくお願いいたします。
中古のリールでも全然OK 替えスプール追加購入で次期主力機へ
イントロダクション
先日、昔欲しかったけれども買う機会を失っていたスピニングリールの中古美品を見つけて、つい衝動買いしてしまった記事をご紹介しました。
このシマノの12アルテグラ、つい勢いに任せて買ってしまったものの、これまでに使用していたリール(シマノの12エアノスXT)とキャラが被っていた(2500番台の大きさのノーマルギア)ので、どのように使ったものかと色々悩んだのですが、結果としては新たに替えスプールを追加購入して、12エアノスXTからの代替機にすることとしました。
実際にライン(PE0.8号)を巻いて使ってみたところ、今までの12エアノスXTと比べると、かなり使い心地が良かったのも事実です。
当初はハイギアのリールが欲しかったので、とりあえずコレクションの一つとして手元に置いておくことも考えたのですが、やっぱり道具は使ってナンボ。
ここからの行動は、我ながらなかなか早かったと思います。(笑)
という訳で、替えスプールを購入!!
思い立ったら吉日ということで、早速釣具屋さんで替えスプール(2500&2500Sを各1つずつ)を発注しました。
店員さんのお話では「一週間後ぐらいには入荷しているはず」とのことだったのですが、実際にはもう少し早く商品がお店に届きました。
替えスプールについては、以下の記事もぜひご覧いただければ幸いです。
はい、こちらがお店に届いた替えスプール2個です。
メーカーからは、こんな感じでお店に送られてくるんですね。
ちなみに、今回の替えスプールは1個2,350円(税別)でした。
現行機種の17アルテグラの替えスプールが、同じサイズで1個4,300円(税別)であることを考えると、結構お買い得だったかも?
また、現在のシマノの入門機の一つである17セドナの替えスプールは同じサイズで1個2,450円(税別)するので、最近のスピニングリール用の替えスプールは、ちょっと値段がお高い傾向にある(それだけ品質が良くなっている)のかも知れませんね。
一番外側の緩衝材から出した状態が、こちらです。
どんどん剥き剥きしていきましょう。
ようやく中身が見えてきましたが…相変わらずというか、結構厳重にパッケージングされていますね。(笑)
ようやく中身が出てきました。写真の左側が2500、右側が2500Sの替えスプールです。同じ大きさのスプールでも、溝の深さが結構違うことが見て取れます。
見る角度を変えてみると、こんな感じです。
替えスプールにラインを巻く
それでは、新しい替えスプールそれぞれに新しい糸を巻きます。
今回使用するラインは、こちらの2種類です。
左側は2500Sに巻くフロロカーボンライン2ポンド(0.5号、0.907kg)の太さで、最大強力(ラインの強さ)は3ポンド(0.8号、1.451kg)のものに相当します。主にメバリングやアジングに使用しています。
同じく右側は2500に巻くナイロンラインで、太さは2号(3.629kg)ですが、ラインとしての強さは2.75号(4.990kg)近くあるものです。こちらはエサ釣り全般で使用しています。
この二つのラインは、今までにもエアノスXTで使用していたので、買い置きのストックが残っていました。
実際にスプールにラインを巻いたものが、こちらです。
左側がナイロンライン2号(約170メートル)、真ん中がフロロカーボンライン2ポンド(100メートル)、右側がPEライン0.8号150メートル+フロロカーボンラインのリーダーを巻いています。
フロロカーボンラインについては、2500Sのスプールに巻くには少し長さが短い(よって、本来であれば使い古しのナイロンラインなどを下巻きして、少し下駄を履かせてから巻く)のですが、下巻きが面倒くさかったのでそのまま巻いてしまいました。(苦笑)
なお、フロロカーボンラインはラインの巻き癖が強く出るので、あまり欲張ってスプールに巻きすぎるとライントラブルの元(ルアーを投げた時、スプール周りでラインがこんがらがる)にもなるため、「まあこれぐらいの巻き具合でも良いぐらいかな」とも思います。
3つのスプールを上側から見ると、こんな感じです。
一番左側の2500のスプールだけ、ドラグの座金(スプール上部の穴の奥底に見える、金属製の円盤型のパーツ)の形状が少し違います。
ちなみに、このドラグの座金ですが、2500Sの替えスプールをリールにセットしようとしたところ、座金が少しずれていたせいかメインシャフト(リール本体側から出ている金属製の細長い棒)が座金中央の穴にうまくはまらず、ちょっと焦りました。
とりあえず、これでエサ釣り、ルアー釣り共に、一台のリールを使用してスプールを交換することで対応が可能となりました。
今後は12エアノスXTに代わって、12アルテグラが僕の次期主力機として頑張ってくれる予定です。
まとめ
今回は僕が衝動買いしてしまった中古リールの替えスプールのお話でしたが、これからリールを買う皆さんにとって参考にしていただきたい点は「リールを買う時には、替えスプールの価格も考慮すると、一台のリールでの釣りの幅が大きく広がる可能性がある」というところです。
実のところ、当初は同じシマノの16ストラディックCi4+の2500HGSというモデルが欲しかったのですが、このリールの替えスプールは1個6,150円(税別)となっています…12アルテグラの替えスプールを2個買っても、まだおつりが来ますね。(苦笑)
通常、一番分かりやすいのは「最新モデルのリールを買うこと」なのですが、少し型落ちのリールで美品のものを探してみたり、そのリールの替えスプールの価格も考慮したりすることで、結構なお手頃価格で必要十分の品物が買えることもあります。
誰にとってもベストな方法であるとは到底言えませんが、こんなリールの選び方もあるということが皆さんの参考になれば幸いです。
…とか言っておきながら、これとは別で新しいリールを買ってしまいそうな自分が怖いです。(苦笑)