皆さんこんばんは、Jackです。
今回は昨日に引き続き、フィッシングショー大阪2020のネタをお送りします。
お話の内容はズバリ、僕が会場内を歩き回って気になったアイテムのあれこれです。皆さんが気になさっている商品がこの中に含まれていると良いのですが…それでは、どうぞよろしくお願いいたします。
Jack流 フィッシングショー大阪2020で気になったアイテムあれこれ
イントロダクション
これまでは、釣りのターゲットが限られてくるこの時期になると新しいロッドやリール、その他釣具類が気になって仕方が無かったのですが、ここ最近になってようやく物欲に刺激されることが少なくなってきました。
とはいえ、当ブログの記事のネタとしてニューアイテムに関する情報収集は大事かなと思い、今年のフィッシングショー大阪にも足を運んだ次第です。
昨年はヤマガブランクスの新作ロッドを見たくて足を運んだフィッシングショー大阪でしたが、今年は一体どうだったのか? 会場をあちこち歩いて見かけた、僕が気になったアイテムについて、これからご紹介いたしますね。
今回気になったアイテムあれこれ
シマノ編
実のところ、今回一番見てみたかったのは新しいスコーピオン(ロッド)でした。
ロッドの全体像を撮影することが難しかったのですが、こちらのモデル「2832RS-2」の実物を見ることが、今回の一番の目的でした。
僕が何故このロッドに注目したかと言いますと、使用可能なルアーウェイトやラインの号数などのカタログスペックが、当ブログにおける「何でもロッド」の代名詞であるルアーマチックS86MLと非常に似通っていたためです。
つまるところ、ルアーマチックS86MLの上位互換(それもかなりハイレベルなクラス)というわけですね。
昨年は「ワールドシャウラ」で2832RS-2モデルが発表され、その姉妹品のような位置づけにあるのがスコーピオン2832RS-2だと言えます。
ブランクスは「カラーがブルーだった頃のワールドシャウラと同じ」と言われていて、そこに現在のワールドシャウラのリールシートが採用されているのが、現行スコーピオンシリーズの特徴の一つです。また、使用されているロッドガイドの位置や大きさなども、現行ワールドシャウラと似た作りになっています。
現行ワールドシャウラの約半額の値段で、昔のワールドシャウラのブランクス+現行ワールドシャウラと同じリールシートが採用されたロッドが買えるというのは、お買い得と言えばお買い得です。
ただし…姉妹品ということで仕方がない部分でもあるのですが、同じスペックモデルの現行ワールドシャウラと並べられてしまうと、どうしても価格差の分だけの「明らかな違い」を感じてしまいます。それはもう、アマチュアの僕が両者をそれぞれ手に取っただけで「あ、やっぱり違うわ」って感じたぐらいですし。
現行ワールドシャウラもスコーピオンもまだ手にしたことがない人が「実はワールドシャウラが欲しいんだけれど、やっぱり値段が高いから、お買い得なスコーピオンの方にしてみようかな?」って思った時には、絶対に現行ワールドシャウラは手に取らないようにしてください。(苦笑)
現行ワールドシャウラとスコーピオンを並べるのも禁物です。釣りをしている時に、自分と同じスペックのワールドシャウラを使っている人が隣に立ったら、できるだけその人の方は見ないようにしましょう。それぐらい、両者のロッドは「似ているようで全く次元が違う」と感じました。
とは言えどもスコーピオン、ワールドシャウラを見ないで買いさえすれば、コストパフォーマンスに優れたとても素晴らしいロッドでしたよ。
それにしても、現行ワールドシャウラで用いられているリールシート(とグリップ周り)の作りは非常に素晴らしくて、文字通り「手に吸い付くような感覚」でロッドを握ることが出来ました。
これは同じリールシートを使用しているスコーピオンシリーズにも言えることで、フィッシングショーという場所柄、他社のロッドのグリップを握りまくる機会には事欠かなかったのですが、今回様々なメーカーの様々なモデルのロッドグリップを握ってみたものの、結局のところ現行ワールドシャウラ以上のものに出会うことはありませんでした。
このリールシートとグリップ周りだけにでも、お金を払う価値は十分にあります。
これは最近のシマノの新しいルアーロッド全般に言えることなのですが、ロッドのグリップ部分の作りが非常に良くなっている傾向がうかがえます。現行ワールドシャウラで初採用された「カーボンモノコックグリップ」や「Xシート」といった各パーツ類も、年を追うごとに他のモデルにも展開されており、今後の商品展開にも大きな期待が持てますね。
しかしながら…ちょい投げ釣りだの電気ウキ釣りだの、主に小物の五目釣り用として購入するには、ワールドシャウラはもちろんのこと、スコーピオンでも明らかなオーバースペック(特に価格面)だと思いました。(笑)
たまたま近くにおられた村田基さんにその辺りの話を聞いてみたところ、「いや、アリだと思うよ?」とのことでしたが、はてさて…。
というわけで、僕がシマノさんのブースでもう一つ気になったのが、こちらのアイテム「フリーゲーム S86ML-4」です。
ロッドの全体像の写真が無いのは、スコーピオンと同じで会場における撮影の都合上の問題です。どうぞご勘弁ください。(苦笑)
こちらもルアーマチックS86MLに似たスペックで、4本継振り出しのいわゆる「パックロッド」と言われるタイプのロッドです。
こいつの実物を見るのは初めてでしたが、一般的な2本継タイプのルアーロッドと同じ感覚で握ることが出来ました。
各部の仕上げなどについても、値段相応の無骨さのようなものは少し感じましたが、総じて丁寧な作りになっていました。収納した状態でも、釣り場への持ち運びに便利そうです。
また、上記の写真をご覧になられてもお分かりかと思いますが、使用可能なおもりの号数が8~25号(30~93.75グラム)となっていて、ルアーロッドの割には結構重めのおもりが使用できる点にびっくりしました。
まあ、ルアーのキャストウェイトは5~35グラムとなっているので、25号のおもりをルアーと同じ感覚で投げるとロッドが折れてしまいそうですが、ボート釣りなどでやや重めのおもりを使用しても大丈夫な作りになっているのだろうと思います。
ちなみに、この「フリーゲーム」シリーズ、おおよそ倍の値段を払えば、もう一つ上のグレードで「フリーゲームXT」という姉妹品が買えます。こちらは並継ぎのルアーロッドで、専用の収納ケースもついてきます。
あと、最後に実はもう一つ、2020年の新商品として気になっていたのが「ルアーマチックMB(モバイル)」というパックロッドだったのですが…こちらは会場における展示がありませんでした。残念!!
ダイワ編
ダイワにおける2020年の新商品群の中で、一番見てみたかったのはやはり「20ルビアス」でした。
個人的には一番使用頻度が高い2500番台のモデルを中心に見せてもらいましたが、これがもうめちゃくちゃ軽い!!
最近のダイワのLTコンセプトに共通して言えることですが、本体重量が軽くて巻き心地がスムーズなのにびっくりです。
この20ルビアスに至っては、「これさえあれば、セルテートやイグジストなどの上位機種はいらないんじゃないか?」って思えるぐらいの衝撃度でした…実際、20ルビアスの隣には最新のセルテートやイグジストが並べられていて、同じ番手のリールを持ち比べてみましたが、それぞれの感触の差は非常に微妙なもの(素人が目隠しされた状態で3種類のリールを渡されたら、どれがどの機種か当てるのが非常に難しいレベル)だと思いました。
ダイワ党の皆さん、このリールは絶対にお買い得ですよ。(笑)
あと、ちょっと意外だったのは、ダイワさんでも「穴釣り専用モデル」の新商品がラインナップされていたことでしょうか。
気温・海水温共に低下している冬の時期には、穴釣りは数少ない釣り物の一つなのですが、消波ブロックの隙間に竿を突っ込んで魚を釣るので、どうしてもロッドやリールに傷が付きやすいんですよね。
でも、後述するジャッカルさんと同じく、ダイワさんでも穴釣り専用のニューモデルをラインナップ展開されていて、よりオシャレな道具で穴釣りを楽しむことが出来そうです。
サビキ釣り、ちょい投げ釣りと並んで、穴釣りも「ファミリーで手軽に楽しむ釣り」としては非常にポイントが高いですしね。
Hapyson編
さてお次は、横浜で開催されたフィッシングショーに関する記事で気になっていた、Hapysonさんの新商品についてです。
個人的に一番気になっていたのは、34(サーティーフォー)さんとのコラボモデルのネックライトでした。
僕は良く夜釣り(電気ウキ釣り)をするのですが、その時には確か800円ぐらいで購入したLEDヘッドライトを使用しています。
まあ、現在のところはそれほど困ってはいないのですが…写真で見て一番右下のモデルのように、オレンジ色の光で照らすことができるライトがあれば結構重宝しそうです。通常の白色光と比べると、海に光が向いた際の魚に対する刺激の度合いが下がりますので。
あと、これはもう好みの問題なのですが、首からぶら下げるタイプのライトだと、ヘッドライトタイプのような頭の締め付け感なども無くていいかなって思ったり。
更に贅沢を言えば、エサ釣りでどうしても手が汚れることが多いので、非接触式のスイッチが採用されているモデルだったら更にありがたいのですが、贅沢を言えば言った分だけお値段にも反映されてきますね。(苦笑)
お次は集魚灯です。僕自身、集魚灯を使った釣りはまだしたことがないのですが…
海中に沈める必要もなく、堤防のへりなどから海中を照らすタイプの集魚灯は、新商品として結構興味を惹きました。
僕のホームグラウンド(津市・日本鋼管)は消波ブロック帯の釣り場なので、この商品を使用するのはちょっと難しそう(足場が不安定なため)ですが、足場が安定した漁港での夜釣りなどで試してみたい一品です。
日本鋼管での釣りといえば「釣り場にクルマを横付けできること」が特徴の一つと言えるのですが、そのような時にはこちらの新商品などが便利そうだと思いました。
うちのお師匠様辺りは、だいたいいつもマグネットのついたLED作業灯をクルマのボディやバックパネルにくっつけて明かりを取っていますが、こちらの商品であれば据え置き型で、あまり海面を照らすこともなく明かりを確保することが出来そうです。
ジャッカル編
ここ最近の流れで、特に「ファミリーでの釣りに重点を置いているんじゃないかな?」って思ったのが、ジャッカルさんのブースの商品群でした。
ジャッカルさんのロッド「エッグアーム」などは、先にご紹介したダイワさんの穴釣り専用モデルに先駆けて、穴釣り専用のロッドをリリースされていた実績があります。
また、「エッグキャストソフティー」のように、短いキャスト用ロッドの商品展開などもなされていますが、いずれにも共通しているイメージが「カラフルでオシャレ、気軽に釣りを楽しむのにちょうどいいスペックと価格帯」だと僕は考えます。
そして、今年の新商品の中では、短く収納して持ち運びが可能な、オシャレなパックロッド達が注目されます。
向かって左側の三本は振出式、それ以外のものは2ピースの継竿となっています。
ロッドメーカー各社共に、徐々にパックロッドの商品展開が進んでいるように見受けられるのですが、ジャッカルさんほどカラフルでカジュアルな商品展開をされているところは無いでしょう。
こんなにオシャレなロッドだったら、ファミリーフィッシングはもちろんのこと、フィッシングデートなどでも重宝すること間違いなし!!(笑)
また、僕がジャッカルさんについて「凄いな」と思ったところは、こちらの商品のように「リールを使わない振出竿にまで、同じコンセプトで商品展開を始めている」ところです。
こちらの商品も、長さがそれほどあるロッドではなくて、海面までの高さがあまりない堤防や川の岸辺などから、小物狙いで釣りを楽しむモデルだろうと思うのですが、そういった「気軽に釣りを楽しむスタイル」をアピールしていくことで、これまで以上に顧客層を広めていこうという意思がはっきりと見て取れます。
会場に来た子供さん達を対象に、キャップをプレゼントして自由にイラストを描くことができるブースの設置なども、ジャッカルさんがファミリー層を重視したマーケティング展開をされている理由の一つとして挙げて良いのではないでしょうか?
こういった新たな取り組みをなされていたのは、他のメーカーではおそらくダイワさんの「D.Y.F.C(ダイワ・ヤング・フィッシング・クラブ)」の活動ぐらいですかね?
会場内では「D.Y.F.C」のロゴが入ったオレンジ色のキャップを被った子供さんを、数多く見かけました。
大手釣具メーカーも含めて、釣具メーカーの多くが「既存の顧客層に対する新商品のアピール」を続けている中で、このような新規顧客層の開拓を前面に押し出した企業活動をされているというのは、後々に大きなアドバンテージとなってくるのではないかと感じます。
特にシマノさん、子供向けにキャップを配ってくれているのは嬉しいのですが、それだけだとジャッカルさんやダイワさんに置いていかれるかも知れませんよ?(笑)
高階救命器具株式会社編
「ブルーストーム」のブランド名で有名な高階救命器具さん、2020年当初における新商品の展開は無いとのことだったのですが、
商品の安全性においては定評のある同社の商品群の中で、膨張式ライフジャケットの小型化の勢いには凄いものを感じました。
こちらは「BSJ-8320RS」というモデルですが、これまでのサスペンダーモデルの膨張式ライフジャケットに比べると、浮力体が収められている部分が非常にコンパクトにまとめられていて、着用していても圧迫感を感じにくくなっているように見受けられます。
従来のモデルに比べると、浮力体を収めているカバー部分の長さが半分ぐらいなんですよね。だから、ライフジャケット自体が非常に小さく感じられました。
こちらは「BSJ-9320RS」というモデルで、ベルトタイプのものですが、やはり浮力体が収められている部分の作りが非常にコンパクトになっていて、腰回りに巻いていても邪魔に感じることは少ないように工夫されています。特に夏場などでは、暑苦しさをより感じにくい造りになっています。
自分の命を守るためのアイテムなので、使い勝手や着心地が良い商品というのは、とてもありがたいです。
少しお値段は張るかも知れませんが、「自分は泳げるから大丈夫」などと思わず、ロッドやリール以上にこういうところにもお金を使っていくようにされると良いですよ?
がまかつ編
「おいおい、こんなところで釣具大手のがまかつが登場かよ?」などといった声も聞こえてきそうですが、気にしないことにします。(笑)
僕にとってがまかつさんは「針のメーカー」といったイメージが強いです…いや、もちろん針以外にも数々の商品を販売されていて、ロッド方面でも有名なメーカーだと知ってはいるのですが。(苦笑)
今回がまかつさんのブースで僕が気になったのは、収納関係のアイテムでした。
特にこちらのアイテムなどは、普段使いのショルダーバッグとしても使いやすそうでいいなって思いました。
ダイワさんのバッグはでかでかと「D」のイニシャルが入っていてちょっと恥ずかしいし、シマノさんのバッグはデザインは落ち着いていますが微妙に使い勝手と大きさが僕の用途と合わなかったり…で、結局のところ現在はDRESSさんのメッセンジャーバッグを普段使いしているのですが、がまかつさんのこのバッグも、落ち着いたデザインと使い心地の良さが魅力的に感じました。
ヒロミ産業編
今回のフィッシングショーで僕が初めて知った企業の一つに「ヒロミ産業」さんがありました。
夜釣りをメインにしている身としては、ついついこういったアイテムに目が行ってしまいまして…。(笑)
LED付きのリチウム電池というのは、今回初めて知りました。
防水機能も有しているようで、これまで使用されることが多かったケミカルライトの次世代版といったところですかね。
また、スイッチのオン・オフが出来るというのは、このサイズにしては結構凄いことなのではないでしょうか?
取り付ける場所もウキの先や竿先、ルアーなど、様々なところに取り付けて使用することが出来そうです。
今のところ「自分ならこうして使う」といったプランは数が限られていますが、アイデア次第でどのようにでも使用可能な雰囲気がプンプンしています。これはなかなか、面白そうなアイテムです。
ヤマガブランクス編
これまた「おいコラ、天下のヤマガブランクスを最後に持ってくるってのは一体どういう了見だ!?」などの声が聞こえてきそうですが、これも気にしない気にしない。(笑)
あと、最後の方でちょろっとだけブースに立ち寄らせてもらったので、写真が無いのも勘弁してください。
昨年のフィッシングショー大阪では、当時の新商品「ブルーカレント 93TZ/NANO」が見たくて会場に足を運んだぐらい、ヤマガブランクスさんのロッド作りには興味があるのですが…「曲げて獲るコンセプト」って、何だか格好良いじゃないですか。
あと、ヤマガブランクスさんはカタログスペックに「これでもかっ!!」ってぐらいに、色々な情報を掲載してくれているのも特徴的です。ロッドの仕舞寸法や重さなどは言うに及ばず、グリップ部分の詳細な長さや、果ては適合リールサイズなどまで、非常にマニアックなカタログ作り(褒め言葉)をしてくれています。
で、そのヤマガブランクスさんの2020年の新商品の一つに「ブルーカレントⅢ」シリーズがあります。ブランクスの色がこれまでの黒ベースから青ベースに代わって、良い感じにイメージチェンジも出来ていると感じますね。
異なる長さのモデルが数多くラインナップされていますが、シリーズすべてに共通して言えたのは「相変わらず異常なぐらいにロッドが軽いこと」でしょうか?
魚を掛けた時のロッドパワーは十分にあると思うのですが、それでいて「この細さと軽さで、本当に大きな魚が掛かっても大丈夫なの?」って思うぐらいにロッドが繊細で軽いのです。それはもう、異常なぐらいに。
「ブルーカレント 85TZ/NANO」なんか、シマノのワールドシャウラの「フリースタイル」同様の「何でもロッド」ですが、ロッドの太さはワールドシャウラと比べるとかなりスリムですよ?
メーカー公式のYoutubeチャンネルに掲載されている動画でも、磯から大きなヒラスズキなんかも釣り上げていましたし…「繊細なのに強い」という言葉が、これほど似合うメーカーさんはあんまりないかも?
ただ…個人的にはワールドシャウラを握った後だと、グリップ部分の感触に不満感が出てしまいます。なまじブランクスの性能がもの凄いだけに、「これでグリップの感触がもっと良かったら、更に良いのになぁ」って思ってしまいますね。
ヤマガブランクスさんの今後の更なる進化に期待します。
まとめ
ここまで記事を読んでくださった皆さん、本当にありがとうございます。
だらだら長々と個人的な感想を書かせていただきましたが、皆さんの参考になるような部分はあったでしょうか?
フィッシングショー全体を見ていて感じたのは、やはりロッドの分野における「パックロッド化」の傾向ですかね。
特にルアーロッドの分野において、これまでの1~2ピースから4~5ピース化へと、ロッドの作り方が変わってきているように感じます。
こちらの過去記事でも書かせていただいたとおり、ロッドのマルチピース化の一番の理由は「運送コストの問題」だと思われるのですが、マルチピース化に伴ってロッドを手軽に持ち運べるようになって、その結果としてこれからのファミリーフィッシングの様子が変わってくるのではないかとも個人的には思います。特にジャッカルさんのブースで、このことはひしひしと感じました。
また、ちょっと違った視点からは、こちらのブースのように「釣り場を守ろう」といった活動がなされていた点を大きく評価したいと思います。
釣り人のマナーの問題や、無差別な乱獲や環境破壊などによる魚の数の減少など、釣りに関する社会問題は近年になってその数が増えてきています。
そのような中で、釣りの分野における啓発活動を行っていくことは非常に重要であると僕は思います…これまでにもそういった活動が全くなかったわけではありませんが、僕達釣り人一人ひとりの心がけは言うまでもなく、各釣具メーカーさんなどにも、これまで以上に釣りの世界での各種啓発活動を進めていってもらえたらいいですね。
いずれにせよ、これからも末永く釣りを楽しめれば良いなと思います。そのためにも、お互いに色々と頑張りましょう!!