家族でたのしくフィッシング

主に家族で海釣りを楽しむためのお話をつづるブログです。海釣りに関する様々な情報や、道具のご紹介などを綴っていきます。

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真夏のショアジギング 3つの約束


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 こんにちは、Jackです。

 

 先日、久々に釣りに行ってきました…夏の真っただ中、七里御浜でのショアジギングです。

 今回はその時のお話をネタにしてみようかと思いますが…奇しくも1年前の今日、同じような内容のブログ記事を書いていました。(笑)

 

www.familly-fishing.net

 

 まあ、今回はこの記事の補足のような感じになりますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

真夏のショアジギング 3つの約束

イントロダクション

母「朝マズメの短時間が勝負だよ、早起き出来る?」

 

子「出来る!」

 

母「時合いの間は、ひたすらメタルジグを投げまくるんだよ。すぐにへこたれない?」

 

子「へこたれない!」

 

母「さんざんメタルジグを投げまくってへとへとになっても、結局ボウズってこともいっぱいあるんだよ? もしもそうなっても泣かない?」

 

子「泣かない!」

 

母「よし、ショアジギング行っといで!」

 

子「うん!」

 

 …いきなり某有名アニメ映画のパロディ?ですが(笑)、ショアジギングの実態はまぁだいたいこんな感じです。それぞれの項目について、少しずつお話をしていきますね。

 

ショアジギングにおける3つの約束

1.早起きすること

 ショアジギングで特に青物系の魚を狙う場合、時合い(魚が良く釣れる時間帯)はおおむねマズメ時、特に朝マズメの短時間であると言われることが多いです。

 

www.familly-fishing.net

 

 僕が先日七里御浜に行った時にも、インターネット上の他の方々の釣果情報等を参考にさせていただき、天文薄明(空の明るさが星明りよりも明るい目安とされ、日の出前・日の入り後1時間30分程度)から朝の6時頃までが勝負時であると見受けられました。

 

f:id:Jackpot_fishing:20190803162258j:plain

 釣りを始めて30分後ぐらいの周囲の様子は、こんな感じでした。

 

 実際、地元の釣り人と見受けられる皆さんは太陽が昇り始める少し前ぐらいから海に向かってジグを投げ初め、朝の6時頃には納竿して現場を後にしていました。

 逆に、朝の6時頃から現場入りしている人達もいましたが…たまたまだったのかも知れませんが、僕が見ていた限りでは誰も釣果を得られていませんでした。

 

 いずれにせよ、ショアジギングにおける時合いの時間帯は非常に短いということです。その時間帯に魚を釣り上げるためには、早起きが欠かせないというお話です。

 

2.ジグを投げまくること

 ショア「ジギング」というように、この釣りではメタルジグと呼ばれるルアーを使用することが多いです。

 

f:id:Jackpot_fishing:20190523211009j:plain

 だいたいこんな感じのルアーです。

 

 ショアジギングでは、メタルジグを出来るだけ遠投して、広い範囲内で、回遊してくるであろう青物を狙います。

 回遊魚である青物は、いつどこに回遊してくるかがなかなか分かりません…厳密に言えば、釣り場によって回遊してくることが多い場所(潮の流れ方にある程度のパターンが見られる、海底に岩や海藻類などの「根(ね)」が多くある、など)はありますし、「ナブラ(主に青物などの魚のエサとなる小魚達が、フィッシュイーターに襲われていて海面が波立つ状態のことを言います。)」が立っている場所などは、青物が回遊してきているために起こる現象と言えます。

 

 その他、「鳥山」が見えた時などにも、青物が回遊してきている可能性は高くなります。

 

www.familly-fishing.net

 

 とはいえ、釣りをしている範囲内に魚が回遊してきてくれるまでの間も含めて、「ルアーを投げまくって、ようやく魚が釣れる釣り」がショアジギングです。

 

 1個数十グラムの重さのメタルジグを、短時間のうちに百回、二百回と投げ続けていると、身体の疲労感も半端なく、腕や肩はパンパンに張ってくること間違いなしです。

 その苦痛に耐えながら、ただひたすらルアーを投げまくったその先に釣果が待っています。ショアジギングは体力勝負、日頃から身体を鍛えておきましょう。

 

3.ボウズでも泣かないこと

 この最後のお約束が、正直一番こたえるのですが…先にも申し上げました通り、ショアジギングは魚が回遊してきて初めて成立する釣りです。そして、時合いの時間帯を狙っても、結局魚が回遊してこないことも多々あります。

 

 早起きして夜が明ける前から散々メタルジグを投げまくって、日が昇った頃にはショアジギングの時合いが終わったけれども、結局魚は一匹も釣れなかった…そんな状況がままある(というか、ひょっとしたらそっちの状況になる方が多い?)のですが、そんな時にも泣かないガッツを持つことが、ショアジギングを続けていく秘訣なのかも知れません。(笑)

 

 実際、うちのお師匠様をもってしても七里御浜での釣りは大物が狙える一方で、釣果が読めない部分も多く、距離も遠いのでなかなか気軽には釣りに行けない。何か他の釣りとセットで行く場所」などと言っています。

 

 ショアジギングの釣り場に近い場所にお住いの方であれば、毎朝でも楽しめる釣りだと思うのですが…そのような方々の日々の釣果ブログが、実はショアジギングに行く時に、結構参考になったりします。

 

4.水分補給をマメにすること

 「3つの約束」と言っておきながら、四つ目のお約束を書いていますが(笑)、真面目な話、水分補給はマメに行って下さい。

 

 空がまだ薄暗い間は大丈夫ですが、夏の時期は日が昇り始めると同時に強い日差しが照り付けることになります。どんどん汗をかきますし、それでも体温はどんどん上昇して、ちょっと油断すると熱中症になってしまいます。

 

 という訳で、ショアジギングに限らず夏場の釣りでは、出来るだけ冷たいスポーツドリンクなどを準備することをお勧めします。

 あと、飲酒は水分補給とは言いませんからね。(苦笑)

 

最後に

 今回の僕の釣りの場合でも、深夜からクルマを走らせて七里御浜へ向かい、水平線が明るくなり始めた頃からショアジギングを始めて、朝の6時頃まで約2時間ほど頑張ってみましたが、

 

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 結局のところ釣れたのは、小さなカマスのダブルヒット一回だけでした。(泣)

 

 でもまあ、周りの人達は全く釣果が無かったようなので、とりあえず魚が釣れただけまだマシだったと思うしかないでしょう。

 また、僕の場合は帰路の途中にも色々と釣り場があるので…

 

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 いつもの尾鷲漁港で寄り道をして、

 

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 いつものように違う魚をゲットして帰宅しました。(笑)

 

 これがうちのお師匠様が言うところの「違う釣りとのセット」ってやつですね。ちなみに、今回の釣果で一番大きなシロギスは19センチメートルありました。

 三重県南部の沿岸は魚影・魚種ともに豊富なので、こういう釣りのスケジュールが組めるのは助かります。

 

 今回のお話はここまでです、次回もどうぞよろしくお願いいたします。