家族でたのしくフィッシング

主に家族で海釣りを楽しむためのお話をつづるブログです。海釣りに関する様々な情報や、道具のご紹介などを綴っていきます。

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脱・初心者向け ヒロ内藤さんから聞いた深イイ話あれこれ(その2)


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 皆さんこん○○は、Jackです。

 

 「前回『次はリールの話をする』と言ったな…あれは嘘だ!!」(CV:玄田哲章

 

 …色々とすみません、つい筆が滑りまくっています。あと「コマンドー」大好きなんですよ。(苦笑)

 

 ブログ記事のネタが、ここ最近になってちょっと増えてきまして…実は先日、フィッシング遊鈴鹿店さんが主宰されていた「ヒロ内藤流ルアー塾」というセミナーに参加してきました。

 

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 ヒロ内藤さんのディープなお話が3時間(実際には4時間ちょっと)聞けて、参加景品のルアーまでいただけて、参加費用が2,000円…フィッシング遊さん、絶対に開催費用ペイ出来てないでしょ?(苦笑)

 

 主催者さんが参加費用を徴収して行われているセミナーなので、皆さんには大変申し訳ありませんが内藤さんのお話すべてをそのままご紹介する訳にはいかないと考えるのですが…今回は内藤さんから教わった数多くのお話のうち、比較的差しさわりがなさそうなごく一部分だけ、でもとても大切なお話(特に脱初心者を目指す方向け)をご紹介いたします。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

脱・初心者向け ヒロ内藤さんから聞いた深イイ話あれこれ(その2)

内藤さんが語る「バス釣り上達のための"かきくけこ"」

 今回参加させていただいた内藤さんのセミナー…実は参加前から「これ絶対にタイムスケジュール内(14時から17時の3時間)では終わらないだろうなー」と思っていました。(笑)

 

 だって内藤さん、誰も止める人がいなかったら、いつまででも魚や釣りの話を続けてくれる人ですから…よっぽど釣りが好きな方なんですね。(褒め言葉ですよ。)

 

www.familly-fishing.net

 

 さて、予想通り(笑)内藤さんのセミナーは、開催予定時間を結構オーバーしたのですが、その一番最後にご紹介いただいたのがバス釣りの上達は"かきくけこ"」という内容でした。

 

 内藤さんは「このお話はバス釣りだけでなく、仕事でも何でも、人生すべてにおいていえることです」とおっしゃられていましたが…その内容は、次のとおりです。

 

か=感動を覚えること

き=興味を持つこと

く=工夫をすること

け=経験を無駄にしないこと

こ=好奇心を持つこと

 

 …あー、何だか結構耳に痛いお話です。

 仕事にも…仕事にも…うーん、これは難しいです。(苦笑)

 

 この"かきくけこ"のうち、内藤さんが一番時間を割かれていたのは"け"のお話でした。

 内藤さんも約50年に渡る釣り人生の中で、経験を無駄にしないための一環として非常にたくさんの「釣り日記」を書いてこられたそうなのですが…お話を聞いていて面白かったのは、とある日の釣りについての話がずらずらと書かれているそのすぐ下に「おいしい餃子の焼き方」のメモが書いてあったりするのだそうです。(笑)

 

 まあ、僕も(笑)とは言ってみたものの、実のところはかの有名な「ダヴィンチ・ノート」のように、その時々に気付いたり思いついたりしたことを、日記の端々に記録していくことは結構重要なのだそうですよ。

 何でも、特定のはしがき一つだけを取ってみると「なんじゃこりゃ?」といったような内容であっても、他の複数のはしがきと組み合わせると、大変重要な事柄に気が付くこともあったりするそうです。奥が深いですね。

 

 また、釣り日記を書く時に重要なポイント(ただし、バス釣りについてのお話だと思いますが)について、内藤さんはこんな感じのことを言っていました。

 

内藤さん「釣りに行った日の天候や気温、水温なんかの情報は、実のところそれほど重要ではありません…というのも、同じ場所に何度も通い続けているのであれば、各シーズンごとの状況はもうだいたい分かっていて、毎年それほど大きな差は生じてこないからです。」

 

内藤さん「それよりも皆さんに記録していただきたいことで一番重要なのは、"その日釣りを始める前に、自分がどのような考えを持って釣り方やルアーを選んだのか。そして、その結果がどうなったのか"です…ただし、結果についての"なぜ?"は、魚か神様に聞いてみないと分からないことなので、別段考えなくても良いです。」

 

内藤さん「その他、釣り日記に記録しておいて欲しいことは"その日の水の透明度"と"水位"です。」

 

 海釣りがメインの僕としては、"水位"の部分は"潮汐(潮の満ち引き)の経過"に置き換えたら良いかなって思いましたが…いかがなものでしょうか。

 

「練習」の大切さ

 あともう一つ、内藤さんは「練習の大切さ」についてもお話をされていました。

 

内藤さん「他の趣味であれば、例えばゴルフをする人なんかはゴルフコースに出るまでに何度も練習場でクラブの振り方やボールの打ち方なんかを練習して、ある程度形になってきてからようやくコースを回らせてもらえます。他にも、テニスが趣味の人とかは、まずはラケットの素振りやボールの壁打ちなんかから始めるでしょう? あるいは、野球だったらバットの素振りから始めるとか。」

 

内藤さん「スポーツにおける各分野のプロ選手だって、日頃からずっと練習したり、オフシーズンの時にはトレーニングに励んだりしています…釣り人ぐらいのものですよ、スポーツの分野で一切何の練習も無しに、いきなり本番から始める人達ばかりなのは。」

 

内藤さん「だから、人よりも釣果を伸ばしたいと真剣に思う人はキャスティングの練習など、ぜひ日頃から釣りに関するトレーニングをしてみてください…といっても、本当にこれらのトレーニングをしている人はごくわずか。僕もアメリカのバスプロなど一部の人達を除けば、ほとんどお会いしたことがありません。」

 

 …あー、うちのお師匠様は、数少ない例外なんですねぇ。

 

 お師匠様にとっては恒例のことですが、シロギスのシーズンが近づくと毎年サーフで投げ釣りの練習をしていますし、去年などは「SUP(スタンドアップパドルボート)で釣りをするんや」とか言って、ジャパンカップ開催直前の僕に投げ釣りの練習のコーチをしながら、一生懸命SUPに乗っていましたし。

 

 さすがはモータースポーツの世界(四輪のダートトライアル)で、全日本選手権まで行った人です。常日頃から何事に対しても、目的意識が全然違います…勝手に弟子を自称する僕には、全然真似が出来ません。(苦笑)

 道具だけは、色々と揃えてあるんですけれども…。

 

www.familly-fishing.net

 

www.familly-fishing.net

 

www.familly-fishing.net

 

 でも、実は内藤さんと全く同じことを、Leonこと加来匠さんも著書やトークショーなどで述べられていました…それぐらい、スポーツとしての釣りは「練習をしない人が大変多い」といった点において特殊なんでしょうね。

 

 もしも「本気で釣りが上達したい」と思う方は、ぜひ色々な練習にチャレンジしてみてください…とはいっても、個人的には一番の練習は「一回でも多くの実戦経験を積むこと」だと思っているのですが。(笑)

 

最後に

 今回は、内藤さんから伺ったセミナーの内容の中から、誰にでも参考になるであろう一般的なお話を紹介させていただきました。

 

 セミナーの中では、各種ルアーの具体的な活用方法など非常にディープかつコアな話が盛りだくさんだったのですが…さすがにこちらは内藤さんやセミナー主催者さんへの手前、この場でそのままご紹介するのは控えさせていただきました。

 

 フィッシング遊さんが開催されているこの「ヒロ内藤流ルアー塾」、年3回ペースで今年が確か4年目になるのだそうですが、参加費2,000円でお土産付きなのはとってもお得ですので、興味がある方はぜひ参加してみてください。

 

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 最後に、今回僕が貰ったお土産ルアーです。

 

 コットンコーデル社の「ペンシルポッパー」というルアーなのだそうでして…三種類あったお土産ルアーの中で「これならシーバス(スズキ)釣りに使えそう」と思って選んでみたのですが、後で調べたら本来はソルト用のルアーだったものがバス釣りにも転用されるようになったそうです。

 エサ釣りが多い僕ですが、ぜひ海のルアー釣りで使ってみたいですね。