皆さんこんばんは、Jackです。
ここ最近、釣りのネタが無くて記事に困っていました。(苦笑)
で、ちょっとした思い付きで今回は「『次』のロッドやリールの選び方」についてお話をしたいと思います。どうぞよろしくお付き合いください。
いろんな角度から見てみよう 初心者の「次」のロッドやリールの選び方
イントロダクション
最初は半ばおっかなびっくりで釣りを始めた、そこのアナタ。そろそろ釣りの楽しさにハマってきたクチですか?
まあ、ハマっていなければ僕のこの記事を読んでおられることはないのかなって気がしますが(笑)、釣りの楽しさにどんどんハマってくると、おそらく新しい「次」のロッドやリールが欲しくなってくるのではないでしょうか?
少なくとも、僕自身はそうでした。
以前に僕が述べた、一番最初に買う時にオススメするロッドやリールの選び方は、次のような感じでしたね。
はじめてのリールの選び方については、こちらの記事の最後の方で触れていました。
あるいは、ロッドについては一本で何でも釣れる「何でもロッド」のオススメもしました。
おかげさまで、当サイトのリンクからご購入いただいたルアーマチックS86MLの本数はかなりの数になりましたが…でも、僕自身にもそういう時期があったのですが、だんだん釣りにハマってくると、今度は色々と道具を揃えたくなってきませんか?
今回は、そんなアナタに向けた「次」のロッドやリールの選び方についてのお話を、僕なりの意見として述べさせていただきます。
「次」のロッドやリールの選び方について
初めて釣具屋さんに行くと、膨大な量のロッドやリールが陳列されていて、どれを選んで良いのかさっぱり分からないことが多いと思います。
でも、自分なりに釣りというものに親しんできて、魚を釣る行為にも慣れてくると、釣具屋さんに並んでいる数々のロッドやリールの中から「これ欲しいなぁ」って思うものがいくつも出てくるのではないでしょうか?
そこで最初の一本(ロッドの場合。リールだったら一つ)の「次」が欲しくなったとき、アナタならどのような選び方をされますか?
魚種専用のブランド品を選ぶ
誰もが一番最初に思いつくのは、こちらの方法だと思います。
例えばメバルやアジをルアーで釣るための専用ロッドとか、ライトショアジギングをするための専用ロッドとか、投げ釣り専用のロッドとか。
僕自身も、数種類の専用ロッドを使っていたりします。
これらの専用ロッドに共通していることは、「専用ロッドだからこそ、できる釣り方がある」という点ですね。
例えば、メバルやアジをルアー(特にワームでの釣り)で釣ろうと思っても、軽いルアーの繊細な動きが感じ取れる専用ロッドでなければ、自分が今どうやってルアーを動かしているのかすら良く分からないといった状態になります。
あるいは、ショアジギング専用ロッドや投げ釣り専用ロッドだからこそ出せる飛距離や、魚を寄せるためのパワーであるとか。この辺りについては「その釣りをするために、どうしても必要な一品」といった選び方になるのではないでしょうか。
このような場合、ご自身が次の興味の先として、どのような釣りに興味を持たれたかによるのですが、釣り方別に一本ぐらいは専用ロッドを購入されても良いのではないかと思います。
うちのお師匠様などは「一本のロッドを使いまわしてナンボ」といったクチなのですが、その辺りは僕とお師匠様との間で意見の相違が分かれてきそうなところです。
一方、リールの分野に目を向けると、メバリング・アジング専用のリールなどは細いラインを使用した繊細なものになってきますし、ぶっこみ釣りなどで使用する投げ用のリールであれば頑丈でごつくて重いものになってくるといった、それぞれの釣りの特性に合わせた特徴がはっきりと出てきます。
メバリング・アジング用のリールを投げ釣りに使うことは出来ませんし、その逆もほぼ不可能と言って良いでしょう…無理矢理使えば使えないことはないのでしょうが、ロッドの時と同じく、やっぱり「自分が何をしているのか分からない釣り」になってしまいます。
だから、ロッドにしてもリールにしても、ある程度予算に余裕のある方であれば専用モデルを購入することもお勧めできますが、限られた予算の中で釣りをしなければならないような環境にある人には、次の「汎用ブランド品の上位機種を選ぶ」ことをお勧めします。
汎用ブランド品の上位機種を選ぶ
さて、汎用ブランド品の中から次のタックルを選ぶということであれば、ロッドであれば「何でもロッド」の延長線上として、ルアーロッドの上位機種を選ぶという方法も考えられます。
例えばシマノさんなんかであれば、最近ではロッドの分野で「フリースタイル」というジャンルを新たに作り出していたりしますが、 エサ釣りルアー釣り何でもござれといったスタンスは、なかなか貴重なカテゴリーづくりではないかと思います。
具体的に言えば、ルアーマチックS86MLの上位機種として「フリーゲームXT」や「ボーダレス」「スコーピオン」、フラグシップモデルとしては「ワールドシャウラ」シリーズなどがこれに当たると思うのですが、それなりに釣りにハマってきた方であれば、予算に応じて相応のクラスのロッドを購入されるのもよろしいかと、僕は思います。
やっぱり良い道具を使っていたら、それ相応の愛着が湧いてきますしね…それにしても、シマノ以外で「フリースタイル」的なロッドを販売されているメーカーって、今のところ僕が知る限りではヤマガブランクスさんぐらいなんですよね。
ダイワさんをはじめ、他のメーカーが追従してもおかしくない感じがするのですが、何故なんでしょうか?
ただし、ご注意いただきたいのは「上位機種のロッドを購入すると、取り扱いに注意が必要となって、万が一にも破損した時などには結構な修理費がかかること」でしょうか。
高価なロッドであれば、その分だけ耐久性が数段上がると言ったことがあるわけでもなく、むしろ取り扱いに繊細さを求められることも多々あります。また、専用ロッドを選ぶ場合には、入門用ロッドを選ぶよりは高価になってくるものの、汎用性のあるロッドの上位機種を選ぶ時の方が、ロッドの価格はより上昇する傾向にあるようにも見受けられます。
リールの分野であれば、シマノなら「ツインパワー」や「ヴァンキッシュ」、「ステラ」などがあり、ダイワであれば「セルテート」や「イグジスト」などが汎用リールの上位機種の代表選手達であると思います。
この辺りのリールとなると、使い心地や耐久性など、様々な部分における性能について「ほとんど不満らしい不満が見つからない」クラスになってきますが、その分だけ購入価格もメンテナンス価格も尋常な値段ではなくなってしまいます。
「ステラ」や「イグジスト」の替えスプール一個の値段が、中級クラスのリール本体一個分の値段ぐらいはしてしまいますし…そんな中で、万が一にも不注意でリールを壊したりした時には、泣くに泣けません。
必要に迫られて、現在使用しているものと似たような道具を選ぶ
これは僕自身のパターンとしてのご紹介になりますが、何らかの理由に迫られて「今持っているのと同じようなロッド(あるいはリール)を、複数本(個)買う」といったものです。
我が家の場合であれば、家族で釣りに行った時に、子供達三人にそれぞれのロッドやリールが必要となるため、似たようなスペックの入門用のロッドやリールを複数個購入することがありました。
このパターンは、必要に迫られての行動であるが故に「それを購入した意味は十分にある」のですが、道具選びをするうえで面白みにかけるのは「似たようなスペックの道具ばかりが並ぶ」ってことでしょうか。(苦笑)
今まで持っていないかったような類いのロッドやリールを購入するわけではないので、ワクワク感が今ひとつ足りないんですよねぇ。
それでも、万が一にも破損した時の修理コスト面などから考えても、あまり無理をせずとも良い道具選びと言えるでしょう。何だったら、壊れたロッドやリールについては、わざわざ修理に出さなくても、新しいものをもう一度買い直す方が早い場合だって考えられます。
まとめ:いずれの方法を採るにしても共通していること
さて、ここまでは三つのパターンでの「『次』のロッドやリール選び」について述べてきましたが、いずれのパターンにおいても共通して言えることは「よほどお金に余裕があるという訳でもない限りは、そこそこの上位機種で満足した方がコストパフォーマンスは良い」といったことでしょうか。
これまでの記事でもたびたび申し上げてきたことではありますが、「魚は釣り人のタックルの値段を見て、釣れてくれるものではない」ということですね。
高価なタックルで釣りをすることは「自己の優越感を満たす」といった意味では非常に効果がありますが、魚にとっては釣り人が使っているタックルの値段なんて関係がなくて、釣り人の経験や技術に騙されて?釣られるものだと僕は思います。
だから、魚種専用のモデルを選ぶにしても、汎用ブランド品の上位機種を選ぶにしても、初心者を脱して初級者~中級者クラスの方が「次」のロッドやリールを選ぶ際には、価格帯はそこそこのものを選ぶといった辺りが無難なのではないでしょうか?
もちろん、お金のある人はフラグシップモデルを購入して、その道具を使うという釣りの楽しみ方を満喫されるのも、良いことだと思います。経済を回すといった意味でも、社会に対する貢献度は高いでしょうしね。(笑)
最後に、僕が今気になっているロッドは「ワールドシャウラ」シリーズで、それに合わせるとなるとやっぱりリールは「ステラ」になるのかな…滅茶苦茶お金がかかって仕方がないです。実現はまず無理でしょう。
それでは、次回もまたどうぞよろしくお願いいたします。